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中国時代劇「傾城の雪」第9話 あらすじ

2014年09月30日 23時04分17秒 | 傾城の雪(中)

"陛下"と縫われた刺繍を見ながら「江嘉沅はやはり賢い娘だ」と満足げに白常喜に話す正徳帝。題目の"しきたり"を簡潔かつ見事に表現していると。しかし白常喜は納得できないという顔をする。それに気付いた正徳帝が理由を聞くと、江嘉沅はたしかに聡明で善良な娘だが、刺繍の腕前はいまひとつ、私が知る限り候補者の中では杭景珍の腕前が抜きん出ていると答える白常喜。正徳帝も景珍の題目の解釈や刺繍の腕前も見事だと感じていた。「明日の出来を見てから誰を繍女にするか決めるとしよう」と正徳帝は言う。


御膳房で単殿は「私もあと2年で隠居だ」と江福や徐恨に話す。そして私は白殿と違って質素な生活を送ることになる、白殿はどうやら皇宮の外に身代を築き妻を何人も娶っているらしいという単殿。「太監なのに?」と徐恨は驚く。そんな話をしている中、外から小声で徐恨を呼ぶ嘉沅の声が。気付いた徐恨は2人に気付かれないよう外に出る。

皇宮内で夜の外出は禁止されていると嘉沅を叱る徐恨。夜食も御膳房から届いているはずだと。嘉沅が眠れないと言うと、なら明日提出する作品を刺繍しろと徐恨は言う。しかし嘉沅はその案が浮かばなくて眠れないでいた。「宮仕えを望んでいないなら、落選は願ったりだろ」徐恨は返すが、嘉沅は自尊心もあるし私だって褒められたい、期待に応えられず刺繍が下手なことが知れたら面目丸潰れだと言う。

次の題目は"国の安泰と民の平穏"だった。徐恨と嘉沅は座りながら図案を考えることに。
その頃、題目の刺繍をしていた景珍は、白常喜から"陛下にはそなたを推薦してあるから刺繍に集中するのだぞ"と言われた言葉を思い出し、必ず自分が勝ってみせると思っていた。

何も思い付かず、嘉沅は辞退すると言い出す。誇りや期待に応えると言っていた嘉沅が辞退すると言い、徐恨はあきれてしまう。そんな徐恨に負けを認めることも勇気がいる、勇気がある者は臆病者に見えると嘉沅は話す。その時、嘉沅の足元に鼠が通って行く。悲鳴をあげる嘉沅。「勇気のある奴が鼠ごときで驚くのか」と言った徐恨だったが、その出来事で題目の答えがひらめく。


嘉沅が部屋に戻ってくると景珍がいた。景珍は明日までに自力では縫えないため、叔母の学敏に手伝ってもらったのではないかと疑う。嘉沅は幼なじみなのになぜ私を嫌うのかと聞く。刺繍の腕もあなたにはかなわないと。「なら、なぜ陛下に褒められたがるの?」と景珍は言う。そして私があなたを憎らしく思うのは、誰からも好かれるからだと言う景珍。嘉沅はだったら白布のまま提出し刺繍ができないとみんなに思わせると言うが、もともと下手なのに合格を譲ってやるとでも言うつもりかとさらに景珍は怒り部屋を出て行く。

左手を開き、頬笑む嘉沅。徐恨は思い付いた題目の図案を手に描いてくれていた。一生懸命描いてくれた徐恨に心が揺れた嘉沅だったが"徐恨。あなたを好きにはなれない"と自分に言い聞かせるように思う。


翌日。陝西省に古くから伝わる伝統的な刺繍の技法を用い、唐の楽舞を縫った景珍の題目作品を見る正徳帝。「我が国は周から明のうち、唐の時代が最も繁栄していました。唐の楽舞はまさに"国の安泰と民の平穏"だと考えたのです」と正徳帝に景珍は話す。

嘉沅の項目作品は鶏や犬、猫と鼠を刺繍したものだった。不愉快に思った正徳帝は「これはどういう意味だ」と作品を投げてしまう。


杭邸。敬亭は広州の糸では触れればすぐに糸の質が分かってしまうと徐雷に話す。徐雷は混ぜて使い、糸の違いが出ないよう杭州で染色を続けると言う。

半月も経ち、そろそろお嬢様の繍女決定の知らせが届く頃では?と敬亭に聞く徐雷。「息子が恋しいか?」と返した杭敬亭は、徐恨は真面目で口数も少なく立派な息子、なぜか他人とは思えないと言う。


「何匹も動物を描くとは何事だ」と嘉沅に怒る白常喜。嘉沅は正徳帝の許しを得て、動物の絵こそ題目を表現しています、富や栄誉が何だというのです?それに唐の治世は昔のこと、本当の太平とは動物も安心して生きられる世のことで、天敵とも仲良くなることだと考えました、猫が鼠を捕まえない世こそが太平でしょう、と説明する嘉沅。動物も平和でこそ国が安泰というものだと。感心した正徳帝は「知恵が働くこの者を繍女とする」と告げる。

嘉沅はひざまずき正徳帝に感謝をするが、繍女は結婚するため辞退すると言う。10年も宮仕えをすれば私もおばさん、誰も娶ってくれない、でも今なら両親の決めた許婚がいる、彼なら10年待ってくれると思うが、私が早く結婚したいと。恥ずかしげもなく話す嘉沅の願いを正徳帝は聞き入れ、自分の身につけていた玉佩を授ける。


陛下からの玉佩の価値が分からない嘉沅。后妃たちでさえ陛下に拝謁する前には身支度を整えるのが礼儀、なのにこの玉佩は見せるだけで陛下に会える特別なものだと学敏が言い聞かせても嘉沅には興味がない。
学敏は結婚のために入宮を断わったことも外に漏れでもしたら笑いものになる、そんなに景風が心変わりをするのが怖いのかと言うが、嘉沅は心の中で"私の心変わりが怖いの"と思っていた。


今年は繍女は該当者なしということになる。
白常喜に告げられ涙を流す景珍。そんな景珍を、3年後にまた機会はある、江嘉沅が嫁げば繍女に相応しいのはそなただけだと白常喜は慰める。決して諦めてはいけないと。


落ち込みながら景珍が御膳房に向かうと、嘉沅が徐恨や佩芸、叔母や単殿と楽しそうに食事をしていた。徐恨から"繍女に選ばれるのは大したことない、辞退する方がすごい"と言いたいのだろ?と言われたり、お嬢様には才能があると話す佩芸の言葉を聞き、ますます悔しくなる景珍。景珍は"このままじゃ済まさないわよ"と思う。


杭邸へ行った江学文は、今朝、私のところへ木涜から桑農家が訪ねて来たと敬亭に話す。今年は絹糸の仕入れが少ないと言われたと。毎年決まった量を仕入れていたのに、なぜ今年は減らしたのかと学文が聞くと、敬亭は染色した糸は長く放置できない、お前は龍袍にかかりきりで、質の劣る糸を龍袍に使えばただでは済まない、だから一時的に量を減らしたと答える。
敬亭は桑農家がお前に不満をぶつけに来たのか学文に聞く。学文はそうではなく長年の付き合いで不審に思って尋ねて来ただけだと話す。

学文は嘉沅と景風の結婚をすすめようとするが、敬亭はまた先延ばしにしようとする。不審に感じる学文。そこに敬亭の妻が知県の王殿を連れて来る。
吉報があると聞き、杭敬亭も妻も景珍が繍女に選ばれたという知らせだと思い上機嫌になる。学文も「おめでとう。さすが景珍だ」と喜ぶが、王殿が持ってきた吉報は嘉沅が繍女に選ばれたというものだった。みんなの顔色が一変する。
娘が選ばれたと知り、学文は喜びを隠せない。敬亭「はならば景風と嘉沅の結婚は延期だな」と平静を装いながら言うが、王殿は嘉沅が辞退したことも告げる。おそらく嘉沅に代わり、景珍が宮仕えをするのではないかと。


学文の妻は嘉沅が戻ったら盛大な式を挙げたいと考えていた。しかし顔を曇らせた学文は、結婚は急がなくてもいいと言う。そして杭家に嫁には出すが条件を話し合う必要があると言う学文。


夜。やるせない敬亭は酒を飲んでいた。「景珍は繍女になるのですから悲観せず喜んで…」と景風は声をかけるが、嘉沅が繍女の座を辞退し景珍に譲った、落選するより屈辱だ、嘉沅は私に恥をかかせた上恩を着せたのだぞ、と言う敬亭。景風が「誤解です。彼女に悪気はありません」と言うと、さらに敬亭は、景珍はふがいなさすぎる、お前はとんだ腰抜けだ、親を裏切り敵の味方をすると言い始める。

私がどうすれば満足してくれるのです、父上たちは嘉沅が恥をかくよう仕向け、弟子に取りながらも何も教えなかった、私はすべて耐えてきて父上の息子だと胸を張れるが、嘉沅にだけは顔向けできないと言う景風。敬亭はもし杭家と江家の立場が逆転する日がきたら、どちらを味方すると聞く。意味が分からないと言う景風に、お前は興家の屋敷に暮らし、体には杭家の血が流れている、これがお前の立場だと言い聞かせるように言う敬亭。「もちろん」と景風が答えると敬亭はうなずき「では、すぐに結婚を申し込む」と言う。


ーつづくー


嘉沅が繍女に選ばれて、これから宮中での生活が始るのかと思ったら…あっさり辞退( ̄▼ ̄|||)
でも考えてみたら、10年も宮中にいたら恋愛のお話の方が進まなくなっちゃうよね。
あの玉佩もこれから必要なる時がきそう…。

敬亭は学文への陥れも着々と進めているみたい…。
あれだけ結婚を伸ばそうとしていたのに、杭敬亭は何をしようと今度は企んでいるの!?
たしかに杭家の人間だけど、景風が本当に嘉沅を大切に思っているのなら守ってほしい…。


次は嘉沅たちが家に戻ってくるよね。
学文も結婚に条件を出すみたいだし、どうなるんだろう?


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2 コメント

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おはようございます(^-^)/ (Apple)
2014-10-01 03:32:58
あっさり辞退……うささんの言う通りですが(≧∇≦)
いやいや笑い事では無く、敬亭が怖い!落選するより屈辱(;_;)
その気持ち分かるような、あれだけ蹴落とそうとしていたのに!
景珍も凄く怖くなって行きそう~

嘉沅の動きと言うのか仕草が、凄く子供っぽい!そう表現してるんですね~
陛下の前でも( ^ω^ )なんだかその様子が可笑しかった~

嘉沅の手に徐恨が図案を書いてるシーン、嘉沅が意識していましたよね、
もう好きなんですよね~
でも、許嫁の景風に…大丈夫なのでしょうか?

学文も敬亭もこれから何が起こるんだろう?
続きが楽しみです。

うささんありがとうございます(^-^)/
朝晩冷えて来ました、風邪など気をつけて下さいね
自分がありますね~ (time)
2014-10-02 01:51:58
試験の結果は、合格なのに辞退。。。

陛下にとっては
その機転が可愛く、
イエス・マンに囲まれた中で新鮮に映ったのでしょうか。

玉佩も大切なアイテムのはずなのに
あの扱い。。。顔を洗わずに御前に出られる・・・
という子ども向けと思われる説明。

Appleさん仰るように演出なのかもしれません。

きっとこの回で一番幸せな時は
御前坊でのご飯の時にでしょうね(笑)

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