さすらう女の祖母は33才で亡くなっている。
父がまだ小学生低学年の頃だったとか…
祖母の故郷は小郡市松崎。
その昔、
九州の諸大名が通る幹線道路を引き入れ、
本陣も構えた本格的な宿場町だった松崎。
昨日初めて行ってみた。
初めてというのは正確に言えば間違いで
小さい頃、さすらう女の記憶がやっと残る位の歳に
何度か行っているからだ。
土手・大きな川・うっそうとした林の中にある家・やさしい感じのおばあちゃん・広い座敷・仏壇に強烈な線香の匂い・そして仏壇にかけられた軍服姿の若い男性の遺影。
今にして思えば、それは若くして亡くなった祖母の実家へ
父が私達を連れて帰った時の光景なのだ。
それからずっと気になっていたのに
そこがどこか分からずに
松崎という地名だけを覚えていたさすらう女。
やっと実現した松崎の町へのさすらい。
華やかな宿場町の面影はなく
静かな街並みがたたずむ街道筋。
何軒か残された伝統的な町屋のみが
往時を思わせる証人です。
でも、ありました…
土手・川・点在する林のかたまり…
祖母の実家がどこかなんて
さすらう女には分かりませんが
40年近く前に見て脳裏に残っていた景色は
鮮明に蘇りました。
若くして亡くなった祖母も
この景色を見ながら成長して
大牟田にお嫁に行ったんだなと思うと感慨無量です。
松崎の祖母の家とは今は付き合いは何もありませんが
自分の血がここにも繋がっている事を思うと
さすらう女にとって松崎は特別な場所です。
また今度さすらってみよう。
出来れば祖母の実家を探してみよう。
絶対に
父がまだ小学生低学年の頃だったとか…
祖母の故郷は小郡市松崎。
その昔、
九州の諸大名が通る幹線道路を引き入れ、
本陣も構えた本格的な宿場町だった松崎。
昨日初めて行ってみた。
初めてというのは正確に言えば間違いで
小さい頃、さすらう女の記憶がやっと残る位の歳に
何度か行っているからだ。
土手・大きな川・うっそうとした林の中にある家・やさしい感じのおばあちゃん・広い座敷・仏壇に強烈な線香の匂い・そして仏壇にかけられた軍服姿の若い男性の遺影。
今にして思えば、それは若くして亡くなった祖母の実家へ
父が私達を連れて帰った時の光景なのだ。
それからずっと気になっていたのに
そこがどこか分からずに
松崎という地名だけを覚えていたさすらう女。
やっと実現した松崎の町へのさすらい。
華やかな宿場町の面影はなく
静かな街並みがたたずむ街道筋。
何軒か残された伝統的な町屋のみが
往時を思わせる証人です。
でも、ありました…
土手・川・点在する林のかたまり…
祖母の実家がどこかなんて
さすらう女には分かりませんが
40年近く前に見て脳裏に残っていた景色は
鮮明に蘇りました。
若くして亡くなった祖母も
この景色を見ながら成長して
大牟田にお嫁に行ったんだなと思うと感慨無量です。
松崎の祖母の家とは今は付き合いは何もありませんが
自分の血がここにも繋がっている事を思うと
さすらう女にとって松崎は特別な場所です。
また今度さすらってみよう。
出来れば祖母の実家を探してみよう。
絶対に