『寝具のゆたかや』 店主のきまぐれ日記

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高級手引き真綿布団

2011年05月28日 | 商品紹介
一昨日、超軽量敷布団とご一緒に氷結『ロイヤルコールドパッド』をお買い上げ頂いた豊川市と新城市との境にお住いのお客様に高級真綿布団をお買い上げ頂きました。

  

お買い上げ頂いたのはシングルサイズの手引き真綿特級1.0㎏タイプです。
(真綿には特級品・1級品・2級品・等外品のランクがあります。)

  

熟練の技を持つ職人さんが二人一組で角真綿を一枚一枚広げ、何百枚と重ねていく手間のかかる作業を経て完成するのが手引き真綿です。
当然一日に仕上がる枚数もごくわずかで、お値段も高級羽毛布団に匹敵する価格になります。
こちらの商品は中綿の量によって0.5・1.0・1.5・2.0㎏と4タイプあるんですが、一番人気があるのが今回お買い上げ頂いた、オールシーズン使える1.0㎏タイプになります。
春先から秋口までは一枚で、寒い冬場は羽毛布団の下に真綿布団を使用すれば、体にフィットし肩口からの冷気をシャットアウトできます。
さらに、シルクは保温性・吸湿性・フィット性に優れるだけではなく、様々な効能が実証されています。

  

そして、側生地は上質な綿100%を使用、もちろん側生地もシルク100%という商品もあるんですが、丈夫さ、カバーとの相性など使い勝手の面では断然綿の側生地のものをお勧めします。
ただ、こんなに素晴らしい真綿布団なんですが、残念なことに偽物も多数出回っているのも事実です。
当店にも訪問販売(高価)や、通信販売(安価)で買った真綿布団の修理を依頼されるお客様がたまに見えます。
すべてが偽物とは言いませんが、かなりの率で合成シルクや偽物(化学繊維)の綿が使われています。
そして、ここで問題なのが技術が進化した現在、シルクを見た目だけで本物か偽物かを判断するのは正直非常に困難だということです。
では、どうやって見分けるかというと・・ライターです。
偽物シルクを一番簡単に見分ける方法は、繊維をライター等で燃やしてみることです。    
シルクは火を付けた部分のみが燃え、ライターを離すと火は消えます。
偽物のシルク(化学繊維)は火を近づけた瞬間に一気に燃え上がり、中にはじりじりと黒煙を出ながら燃える物もあります。
ただ、実際に商品を買う時にこんな判別法を試すことはできませんから、高価な真綿布団をお求めになる時には信頼のおけるお店でお求めになってくださいね。
今晩からは羽毛布団とはまた違う、天然の高級感をお楽しみください。

この度は置物用座布団がきっかけで当店にご来店頂き、たくさんのお買い上げを誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
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