心と想い

私の心からの思いを、率直に書きます。

ビートたけしさんとアンダーグラウンド・3

2020年11月16日 09時06分33秒 | Weblog
このタイトルは、
小説家の村上春樹さんによる
地下鉄サリン事件をテーマにした
ノンフィクション本のタイトルを拝借しました。
初監督作品である「その男、凶暴につき」を初め、
「3-4x・10月」・「ソナチネ」・「座頭市」・
「キッズ・リターン」・「HANA-BI」・「BROTHER」・
「TAKESHI‘s」・「アウトレイジ3部作」等は勿論の事、
深作欣二監督作品の「バトル・ロワイヤル」で解る様に
バイオレンス場面の中で
「生命尊厳」と「人道主義」の存在意義を
問い直す機会に繋がるのではとそう考えます。

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ビートたけしさんとアンダーグラウンド・2

2020年11月16日 09時05分59秒 | Weblog
北野映画の共通テーマは、
「死」であります。
そしてもう一つ前に述べた
「生命尊厳」と「人道主義」です。
フライデー事件やバイク事故を初め、
両親と親友と師匠の死去を次々経験している
ビートたけしさんだからこそ
バイオレンスの場面を良く見れば判りますよね。
「悲劇」とは何か。
「生命尊厳」とは何か。
「人道主義」とは何か。
北野映画で教えてくれている筈です。
「キタノブルー」は「生と死」がテーマである事、
これが私の「ビートたけし観」です。

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ビートたけしさんとアンダーグラウンド・1

2020年11月16日 09時04分42秒 | Weblog
人気コメディアンで世界的有名映画監督でもある
ビートたけしこと北野武さんは、
世界的小説家である村上春樹先生が
1995年3月20日に発生した
オウム真理教(現在・アーレフ)の信者の犯行による
地下鉄サリン事件で生々しい証言を集めた
ノンフィクション書き下ろし作品
「アンダーグラウンド」(講談社)についてコメントしました。
「不謹慎な言葉になってしまうけど
 映像作家である私の目で確かめて見ると
 活字ながらも見事な出来の内容ではないか。
 特に現場での再現証言は映像以上の迫力があって
 被害者による証言も衝撃的である。」
「世界で例に見ない化学兵器テロだとか
 戦後最大の無差別テロ事件だとかは知らないけれど
 生命尊厳と人道主義の精神を考える事が必要だと思う。」
そして、
「地下鉄サリン事件前後で人生を変えた出来事を一つ挙げると」の質問に
「バイク事故」と思わず笑ってしまう様なコメントを披露しました。
私は「キタノブルー」の神髄がここにあるのではと思います。
(これは木村匡也HPのBBSで自ら書き込んだものです。
 因みに木村さんから返答は
 「たけちゃん、もうバウバウ」でした。)

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