先日、ふらっと立ち寄った図書館で目に付いて、確かこんな映画あったよなぁ、、とか思いつつ借りてみました。
~ある人殺しの物語~というストレートなサブタイトル、すごく興味をそそりました。香水という言葉にもなにやら怪しげな雰囲気たっぷりですし。興味も×2です。
読んでみて、、
今までなんで知らなかったの!!!
と、後悔とも悔しいともつかない、あ~もうっ!という感じで興奮してしまいました。
メインはもちろん“におい”。
内容のほとんどが臭いを描写しているのですが、例えがうまくて私は関心しっぱなし。臭いの帯という表現があるのですが、なんだかすごく分かるんだけど思いつかないというか、読んでいる人にリアルに想像させる書き方が、すごい。うまい。
視覚からの描写は多々ありますが、臭いという具体的に人から人への伝達の難しい感覚的な要素の多いものをこれほど多彩に書き分けることができるなんて。翻訳の方もすごい!あんたはえらいよ、とか思いつつ一気に読んでしまいました。
人殺しの話ですし、強烈さもあるんですがそれよりも淡々とした彼の生活と文に、人殺しから見た世間のどうでもよさといいますか、臭いをメインに生きている彼にとって他のことなんてどうでもいいピュアさがいっそ清潔?
文体が短く、テンポのいいところもサクサク感があってとても好きです。うー!うまい、と何度口にしたことか。
これは買いなおして。「一生本棚に置いておくべき本」に認定です。
こんな話かけるようになれたらなぁ。。。
~ある人殺しの物語~というストレートなサブタイトル、すごく興味をそそりました。香水という言葉にもなにやら怪しげな雰囲気たっぷりですし。興味も×2です。
読んでみて、、
今までなんで知らなかったの!!!
と、後悔とも悔しいともつかない、あ~もうっ!という感じで興奮してしまいました。
メインはもちろん“におい”。
内容のほとんどが臭いを描写しているのですが、例えがうまくて私は関心しっぱなし。臭いの帯という表現があるのですが、なんだかすごく分かるんだけど思いつかないというか、読んでいる人にリアルに想像させる書き方が、すごい。うまい。
視覚からの描写は多々ありますが、臭いという具体的に人から人への伝達の難しい感覚的な要素の多いものをこれほど多彩に書き分けることができるなんて。翻訳の方もすごい!あんたはえらいよ、とか思いつつ一気に読んでしまいました。
人殺しの話ですし、強烈さもあるんですがそれよりも淡々とした彼の生活と文に、人殺しから見た世間のどうでもよさといいますか、臭いをメインに生きている彼にとって他のことなんてどうでもいいピュアさがいっそ清潔?
文体が短く、テンポのいいところもサクサク感があってとても好きです。うー!うまい、と何度口にしたことか。
これは買いなおして。「一生本棚に置いておくべき本」に認定です。
こんな話かけるようになれたらなぁ。。。