北カリフォルニアのお父さん

家族5人 - 北カリフォルニアに暮らす。

オーケストラ - (長男最後の) 春のコンサート

2015年05月29日 | バイオリン
詰め込み投稿が続きます。

今回は、長男、次男が所属する青少年オーケストラ。またバイオリン
です。オーケストラの活動は学校の年度にあわせていますので、この
5月が一年の区切り。高校生のSeniorのメンバー は学校を卒業し、
オーケストラも去って行きます。長男は現在Junior。もう一年いることが
出来るのですが、バイオリンは個人レッスンと高校のオーケストラで
続けることが出来、また、大学の準備がぼちぼち忙しくなり、本人の
意思で、ここでピリオドを打つことにしました。通算5年。とうとう一番
上のグループには入れずじまいでしたが、まあ飽きっぽく根性に欠ける
長男からすれば頑張った方だと思います。

オーケストラの年度の締めくくりは、勿論コンサートです。今回もいつも
使用する高校のオーディトリアムで開かれました。特に前回と変わりは
ないのですが、やはり少し演奏レベルが向上したような気がします。
演奏が一通り終わりますと、指揮者でありオーケストラ全体の指導者、
代表でもあるMs.Sが、高校卒業に伴いオーケストラを去っていくSenior
のメンバーを一人ずつ起立させて観客に紹介しました。Senior Recognition
です。ほんの数名でしたが、皆、晴れやかな表情を見せていました。
会場にいた親御さんも嬉しかったと思います。

夏休みの後、学校同様9月からオーケストラの新年度が始まります。
長男がいなくなり、毎週月曜日の夜の練習には、次男のみを連れて行き
ます。次男は、また一年間同じグループ。昨年の今頃、長男、次男、共に
かなり気合を入れて一番上のグループに入るためのオーディションを受け
ましたが、パスすることは出来ませんでした。今年、次男はオーディション
を受けることすらしていません。彼も9月より高校のオーケストラに入り、
サッカーも忙しいので今のままでいいそうです。三男のオーケストラ加入は、
本人の実力からして、まだとうぶん先のようです。

会場を去る前に、親子で楽屋のMs.Sに花束を持って挨拶に行きました。
当然もう一年頑張るものと思っていたようで少しびっくりしていましたが
ここで終わりです。お世話になりました。


今回のプログラム


長男準備中。2列後ろには、次男が座っています。


演奏開始。


指揮は、Ms.Sです。





高校・中学校コンサート

2014年12月29日 | バイオリン
日本は既に御用納め。アメリカは特に関係なし。この時期、休暇を
とる人は多くはありますが、お正月はあっけないもの。私は、12月
31日の夕方まで仕事をし、1月2日も普通に出勤です。

ブログ投稿は、今まで月に二回程度でしょうか。まだ、今年のとり
残しがあり、これより、残り3日でカバーしようと思います。まずは、
息子達の学校のオーケストラのコンサートについて。

12月に長男の高校でオーケストラのコンサートがありました。会場
となったのは、2年前に出来たばかりのオーディトリアム。先月の
青少年オーケストラのコンサート会場同様、最高の設備でした。
長男は、第一バイオリン、2列めで演奏。神妙な面持ちで終始頑張っ
ていました。コンサート自体は、管弦楽団に加え、コーラス、バンド、
そしてジャズバンド。クリスマスナンバーを取り混ぜ、質、構成、共に
素晴らしい内容。ずい分練習したと思います。拍手です。

そして、1週間後の次男の中学校のコンサート。

こちら、低学年、高学年のそれぞれの管弦楽団、バンド、ジャズ
バンド、コーラスにロックバンドも加わり、中学生のレベルとして
考えるとかなり聴きごたえがありました。

中学校のコンサートは、長男が在籍していた頃は、例年、校内の
体育館が会場でした。そこで、2年前に着任した凄腕、カリスマ
音楽教師「Ms. M」の登場。たった一年でオーケストラのレベル
が格段に上がり、ローカルのコンテスト優勝。翌年は、登録生徒
数が倍に膨れ上がり、当然コンサートの観客(父兄、家族)の数
も倍となりました。秋より父兄有志が最寄の高校に交渉して同校
の最新のオーディトリアム使用となった次第です。大きくなった
オーケストラのコンサート、Fundraising用花束の準備と販売
担当の家内を含め、主だったボランティアの父兄は、夜を徹して
の準備となりました。

最上級生、8年生の次男は、今回、栄誉あるコンサートマスターを
仰せつかり、カルテットに加え、ソロ演奏の場までも設けていただ
きました。その中のひとつは、何と、Led Zeppelin の「Stairway
to Heaven」、70年代ロックの名曲です。中盤までをオーケストラ
で演奏し、後半の部分をエレキバイオリンで次男が終えるといった
アレンジ。私と同世代と思われる Ms. Mの選曲でした。そしてもう
一曲は、息の合ったJ君のピアノ伴奏でジブリの「ハウルの動く城」
のメインテーマ、説明の必要はないと思います。クラッシックの
定番、クリスマスメドレーに添えた「粋」なスパイスでした。



席に着く長男。



コーラスをステージ上段に加えた高校オーケストラ。全員白のシャツに
スクールカラーの赤のネクタイ着用。中央は、音楽の先生で指揮者の Mr.M。



ジャズバンド。ドラムのソロは聴かせてくれました。彼らは、黒シャツ、
白のタイで統一。



今回の中学校コンサート会場の高校オーディトリアム。長男の高校とは
スポーツでライバル校。モダンで凝ったインテリアでした。



初々しい6年生のオーケストラ。三ヶ月前に初めてバイオリンに触れた
生徒が殆どです。



8年生で構成されたカルテット。



カリスマ教師 Ms. M。



「Stairway to Heaven」を終えて。Led Zeppelin が何なのか知らな
かった次男。コンサートの前にYoutube で本物を聴かせておきました。

芸術の冬

2014年12月06日 | バイオリン
だんだんと投稿の間隔が延びていきます。良くない傾向です。
分かってはいますが。

芸術の秋の続きを予定していましたが、いつの間にか師走。
芸術の冬なるものがあるのかどうか。取りあえずバイオリンに
ついて少々。

11月のある週末、息子達3人がお世話になっているバイオリン
教室の年一回のリサイタルがありました。長男は11年、次男は
9年、三男は4年間、同じ先生について練習をしています。
怒ったことはないのではと思える穏やかな性格の先生であり、
お陰で息子達は、嫌がらずに続いています。知人のお子さんは、
ロシア系の厳しい先生についてバイオリンを習っていますが、
厳しい分だけ、実力もかなり高いものになっているようです。
我が家の気ままな息子達、他の先生はあわないかもしれません。

先日の長男、次男のオーケストラのコンサートは、高校のオー
ディトリアムを使用。音響、ステージ、観客席の収容人数、
どれをとっても申し分ありません。今回は、30名ほどのリサイ
タルであり、市の小さな多目的ホールが会場となりました。
リサイタルの中身は、幼稚園児から高校生までと、年齢、実力、
バラエティーに富み、和気あいあいとした雰囲気の中、子供
達は一年間の上達振りを披露しました。兄弟の中で最も練習
嫌いの三男は、後からバイオリンを始めた年下の男の子の一年
の上達振りに少しショックを受けていたようです。いい刺激です。

この後、12月は、長男の高校のオーケストラ、次男の中学の
オーケストラのコンサートが続きます。


プログラム


リサイタル開始5分前。息子達スタンバイ。


順番は年下から。三男。 "Concerto in A Minor I" - A. Vivaldi


次男。 "Romanze in F" - L.v. Beethoven


そして長男。 "Romanze in G" - L.v. Beethoven
ついこの間まで小さな小学生だったような気がしますが、彼の順番も今では、
後ろから3番め。





芸術の秋

2014年11月13日 | バイオリン
晩秋。今回は、芸術にスポットを当ててみます。

息子達は、3人ともバイオリンに携わっています。長男は、12年、
次男は、9年、三男は、4年間 同じ先生について週一回の練習。
長男と次男は、それに加え、青少年のオーケストラに所属し、
こちらも毎週一回の練習。そして、長男は、高校のオーケストラ、
次男は、中学のオーケストラでそれぞれ第一バイオリン。小学校
にオーケストラはなく、三男は、今のところフリーです。

家内は、小さい頃から中学生くらいまでピアノを習っていました。
長男がバイオリンを始めたきっかけも家内ですし、練習の監督も
家内。私はと言いますと、あらゆるジャンルの音楽を聴きはしますが、
楽器の経験ゼロ。自宅で黙々と練習する息子達、また、それに対して
いろいろ指示する家内が羨ましくもあります。

ここまで続きましたが、息子3人とも今の関心は、サッカー、サー
フィン、ビデオゲーム。学校は学年が上がるごとに宿題が増えて
忙しくなる一方。3人のバイオリン、この先は、どうなりますこと
やら。

さて、オーケストラ。先週、毎年恒例、秋のコンサートがありました。
オーケストラは、3つのグループがあり、長男、次男が所属する
のは、いわゆるBグループです。毎年春にオーディションがあり、
長男は、いつも今年こそはと思いますが、努力不足のせいで、まだ
Aグループに入ることは出来ません。今年は、次男が第二バイオリン
から第一に上がり、兄弟でBグループの第一バイオリンです。

コンサートでは、長男は前の方の列。一方、同じ第一バイオリン
でも次男は、後列の席で、観客席からは場所を選ばないと全く
見えないような位置でした。取りあえず夏からの練習のお陰で
メンバー全員、力強い演奏でコンサートは無事終了しました。
家内の横で座っていた三男は、コンサート終了時は、こともあろう
にグースカお休み。オーケストラのデビューはしばらく先です。

今月、もうひとつコンサートがあり、Part2の投稿とします。


コンサートのプログラム。曲目は、H.M.S. Pinafore Overture (Arthur Sullivan) と
Night on Bald Mountain (Modest Mussorgsky)


着席する次男。


演奏開始。


長男、次男を含む第一バイオリン奏者たち


息子達3人の先生が昔、使っていた由緒ある長男のバイオリン。