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陸軍第一六師団管下歩兵第九連隊碑、騎兵第二〇連隊碑

 

場所:伏見区深草鳥居崎町

最寄り駅:京阪電車藤森駅
 
写真は藤森神社にある歩兵第九連隊碑。現在の京都教育大学が歩兵第九連隊のあった場所である。この石碑
 
は1968(昭和43)年に「明治百年」を記念して建てられた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
写真は歩兵第九連隊碑の隣にある解説の碑。ここには、レイテ島、ビルマ、インパール、沖縄で祖国のために勇
 
敢に戦ったという説明がされている。またこの部隊は南京事件にもかかわっており、その部分は「昭和十二年支
 
那事変勃発するや北支・中支に転戦し南京城を陥れ」とある。しかし実際には「大体捕虜ハセヌ方針ナレバ片端
 
ヨリ之ヲ片付クルコトヽナシタル」(中島今朝吾「中島今朝吾日記」 財団法人偕行社『南京戦史資料集 Ⅰ』1989
 
年11月3日 220頁)という状態であった。南京事件での第一六師団については、財団法人偕行社『南京戦史資料
 
集 Ⅰ』(1989年11月3日)に「中島今朝吾日記」がおさめられており、また、井口和起他編『南京事件・京都師団
 
関係資料集』(青木出版 1989年12月15日)には兵士たちの日記や陣中日誌などがおさめられているので参照し
 
てもらいたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
場所:深草小学校そば

最寄り駅:京阪電車藤森駅
 
現在の深草中学と市営団地が騎兵第二〇連隊であった。1905(明治38)年姫路において編成され、1908(明治4
 
1)年にこの地に移転する。この連隊では「昭和十三年 騎兵第百二十大隊(中支方面)  昭和十六年 捜索第
 
五十三連隊(ビルマ方面)」などが編成されたが、最後は「昭和二十年八月 比島ニ於テ歴史ヲ閉ヅ」と石碑に書
 
かれている。
 
軍都伏見の戦争遺跡の特徴として、軍事施設跡地が戦後に学校などの教育機関になっていることである。
 
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