高橋のブログ

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【2020.12.6(日)、「こりゃ、多摩ラン12月大会.20km」競歩で挑戦記】

2020-12-08 05:13:15 | 日記
競歩で初めてマラソン大会に挑んだ。制限時間は3時間。ギリギリゴールの可能性もあり、何かの事態で時計が止まることも考え、初めて両腕に時計を装着しての参加となった。
予想では平均8分少しのペースで2時間45分~50分を考えていたが、「火事場の馬鹿力」じゃないが、大会という緊張感がいい方向に進んだのか、2時間29分50秒でゴールすることが出来た
(私の時計計測では2時間29分57秒。ゴール後、数秒間STOPを押さなかったと思う)。

今まで何度も20km練習をしてきたが2時間半切りは初!自己ベストであった。また1km区間では7分06秒というベストも出せた。更に最大心拍数も180を超えた瞬間があった。競歩で180超えも初めてであった。
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コースだが、私のEPSON計測では19.934mと20kmに66mほど足りない。しかしKさんやNさんの時計計測では20.3km。まぁ20kmということにしておく(笑)



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20km部門には男子105名が参加。私は104位。最終男子はランで参加するも途中で足が攣ってゴールした方だった(この方のタイムは2時間34分33秒)。
トップは51歳の方で1時間16分。66歳で1時間26分!77歳で1時間44分!と見事な走りをされたシニアもいた。
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受付では列に並んで(少し距離をとって)アルコールスプレーで手の消毒、検温。20km部門は僅か100人程度だが、スタートは一斉ではなく1人ずつスタート(ネット計測)。
スタート地点集合及びスタート早々、また競技中にランナー同士が集まった場合はマスク着用という注意もあった(私は競技中、ずっとランナーマスク着用)。
こういうローカルな大会だが、スタート地点に立てたことに深い感慨を覚えた。
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2月末から競歩を始めたが、個人での技能取得は極めて困難。競歩は単なる早歩きとは全く違う。
シドニー五輪競歩.日本代表の柳澤氏の個人レッスン、あるいは氏の集団レッスンを何度か受け、また秋からは船橋で月2回行われている競歩練習クラブへの入会。コーチ等の指導を受けた。
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競歩のルールはたった2つ)。
・どちらかの足がついている。
・着地足が地面に垂直になるまで曲がらない。
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これだけ守ればいいわけだ。しかし審判からの目視で違反通達が続けば失格となる。何となく競歩のルールは知っていたが、いざやってみるとかなり難しい。
特に「着地足が地面に垂直になるまで曲がらない」というものには今も悩んでいる。
競歩のコーチ、あるいは競歩をしている人の助言を聞き、約10カ月練習してきた。まだまだ課題は多いが、まずはマラソン大会に出てみようと考え、この大会に出場した。一般にハーフマラソンの制限は2時間半。
しかし。この「多摩ラン」は3時間。コースは極めて単調だが、何とか制限時間内にゴールできるかも?とそれを達成すべく、それなりに?頑張ってきた。
11月25日のニッポンランナーズ柏練習会では独自メニューで20kmの総仕上げ。この時は2時間36分と、予想以上のタイムで終えられた。何とか「多摩ラン」制限時間内でゴールできるかも?と思うも不安もかなりあった。
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スタート前は緊張でトイレ3回(^^;。今回はニッポンランナーズ柏のTシャツにアームウォーマー、短パンというスタイル。
この10数年、大会といえば極寒でも「ランシャツ・ランパン・必勝ハチマキ」が基本だった私にとっては、あまりにも弱いスタイルだが、寒い時期の約3時間は「正装」は危険と回避。
そしてスタート。私はかなり後方からのスタートだったが、それでもまだ後続スタートの選手がいたようで次々と抜かれる。次には10kmの部がスタートとなり、またどんどん抜かれた。
出来るだけ端に寄って足を進めたが、思わず笑ってしまうほど、抜かれた。スポーツ自転車も多く、数回、危ない場面もあった。
最初の1kmを7分26秒で通過。驚いた。いきなり7分半切りだ。私は競歩練習ではスタートからしばらくは8分台、良くても7分50秒位、また脛痛等も起きるが、
今回は数日前にマッサージを受けたこと及び5日間競歩練習を中止し、足を休ませたのが良かったのかもしれない。
だが、7分26秒はいくらなんでも速い。落ち着こうと言い聞かせる。1km毎のLAPはその後もずっと7分台を維持。
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とにかく「競歩」の歩型を維持!「跳ねない(走らない)!腕振りしっかり!膝を曲げずに着地、姿勢、骨盤回転」を常に意識して進んだ。
前半はNさんが前方に見えて、そのフォームをずっと見ていた。この前の競歩練習会での速い会員もそうだったが、骨盤が前後と共に上下に移動するのがよくわかった。
私は骨盤は前後には動くが、上下移動はまだうまく出来ていなく、これが今後の課題だと悟った。足に重心がしっかり乗ると骨盤の上下移動ももっと明確になるようだ。
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10kmを折り返し、15km地点に来た。
時計を見ると、1時間52分ほどであった。残り5kmを7分半でいけば、ギリギリ2時間30分を切れるかもしれないと思った。しかし、さすがにお尻付近の足の裏の筋肉が結構張ってきて(競歩特有)、
微妙な感じになってきた。こうなったら気持ちを強く持つしかない。もう時計は見ずに、諦めずに進むことにした。
この15km地点の是政橋から17.5km地点にある稲城大橋までの2.5kmがやたら長く感じた。橋同士の距離でいえば、12km地点の関戸橋~14.7km地点の南武線鉄橋の方がわずかに長いのだが、
気持ちが焦ってきたのか、あるいは疲労も加わってきたためか、長く感じだ。
もう出走したランナーは誰も見えない。完全な個人練習。散歩している方、ジョギングしている方とよく目が合った。ただ、私はナンバーをつけているので、ちょっと目立ったかもしれない。
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「橋が全然近づいてこない!どうなってんだ!」
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と何度かつい叫んでしまい、奇異な目で見られた。焦ってもフォームは崩さない!と徹底。(後でLAPを見ると、15-16:7分19秒、16-17:7分31秒、17-18:7分29秒、18-19:7分33秒とまさにギリギリのラインだった)。
19kmで一瞬時計を見た。2時間22分を少し回っていた。最後の1kmは7分06秒と1km区間の自己ベストを更新、2時間29分50秒.と、これまた20km自己ベストでのゴールとなった。ゴール後、ぐっと来た(笑)。
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達成感はかなりあったが、フォームの検証は必要だ。この20kmはあくまでマラソン大会であって、競歩審判はいない。
堤防沿いロードから橋の下をくぐる時(つまり下り坂)を膝を曲げずにスピードを落とさずに進むのは私にはかなり難しく、ここに仮に競歩の審判がいたら、即刻「違反」の旗が上がったと思う。
上り坂は何とか出来るが、競歩で下るというのはかなり難しい。

また15km手前の数kmは左足は真っすぐ伸びるも、右足が真っすぐ伸びない瞬間が何度かあった。痙攣ではないと思うが、何か筋疲労があったのだと思う。ここにも審判がいれば「失格」の旗が上がっただろう。
その後、スタッフ陣にお礼を言って、皆で仙川のスーパー銭湯→居酒屋(殆ど貸し切り)、冷酒→軽い寝過ごしとなった。
Nさんには本当に感謝。

次は再び、この「多摩ラン20km」に挑む。2月だ。
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