高橋のブログ

不定期に..

ザ・シンフォニカ 第52回定期演奏会を聴く

2012-07-15 18:27:29 | 日記
文京シビックホール

ブリテン/青少年のための管弦楽入門

R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」

ブラームス/交響曲第4番 ホ短調

指揮 大山 平一郎

ストバイ:18名、セコバイ:17名、ヴィオラ:11名、チェロ:11名・・・・、エキストラがいない充実した弦楽器群のシンフォニカ!


シビックホール、初めて行きました。

開演50分前に着いたのですが、既にかなり並んでいました。2列で並ぶように指示されてましたが、私たちは地下の階段途中へ。
銀行のATMみたいに並ぶのではないのです。整列係の団員さんによると文京区側(ホール側?)から、長蛇の列になった場合は、階段を通じ、
地下へ誘導するように言われているようです。

お役所もなんだかなぁ..と思いました。もし、足の不自由な方がいたら大変だったと思います。

整列係の方々(6人ほどいた)が、あちこちで申し訳なさそうにお詫びしながら走り回っていました。


開場が早まり、中へ。


そしていよいよ開演。

指揮は桐朋でVnを江藤俊哉、斉藤秀雄に学び、ロサンジェルスフィルの副指揮者等も務めた大山平一郎さん。



最初のブリテンはやや早めのテンポ。シンフォニカの各パートの技量の高さを強く感じた名演でした。どのパートも音程いいし、また力強かったです。

「ドン・ファン」も都民響同様に、よくここまで演奏出来るものだ!と感銘しました。
やや金管が強く、弦の細かいパッセージが埋もれてしまうところもありましたが、それでも凄かった。


ただ、「ドン・ファン」後の拍手が少し速かったなぁ。もう2秒我慢して欲しかった。



後半のブラームス4番も、冒頭から素晴らしい!本当にため息のような感じで主題がフワッと客席に届きました。大山さんも前半と違って、ややしっとりめな指揮。

それに見事に呼応するオケ。大山さんとオケが本当に終始、会話しているようなそんな印象でした。




マラソンで言えば、川内選手みたいな存在、それがシンフォニカであったり新響なのでしょう。



コンミスさんは気品ありますね。歩き方、お辞儀の仕方がしっかりしているし、勿論、演奏中の皆への指示もとてもわかりやすかったです。こっそりファンなのですけど(^^;。



シンフォニカのさらなる発展を期します。次回は三石さんの指揮でショスタコヴィチの交響曲第10番等。楽しみにしています。トリフォニーに戻りますね。



あ、そうそう、シンフォニカの今回のチラシ、何だろうと思っていたのですが、これってブラ4の冒頭なんですね!!3度の上昇、下降。

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