八代での打ち合わせを終えて水俣へ行こうと八代駅に戻ると、駅舎内が人で混乱中。
肥後オレンジ鉄道が運休。JRのダイヤも依然として大乱れ。
八代から水俣へはこのオレンジ鉄道で行こうと思っていただけに、参りました。
水俣での仕事はキャンセルしたくなかったものですから。
タクシーも長蛇の列。実際、タクシーで仮に行くとしたらかなりの料金になったと思います。
オレンジ鉄道の駅員に尋ねると、数分後に水俣へのバスがあると聞き、それはラッキー!とバス停留所へ。
バスは定刻に来て、出発。客は10人ほど。
雨は激しく、しかも雷も鳴り始め、かなり不安に(^^;。
道路の水かさも増し、つぶやきましたけど、もう川って感じ。船に乗っている??
途中で何人かバスに乗ってきましたが、もうビショビショの状態。
ノンステップバスだったら、水が入ってきたでしょうね
住宅への小道も当然、こんな感じに。
果たして水俣へ行けるのか?益々不安拡大。
途中で、携帯電話の着信音が車内に数回響くも、電話に出る気配なし。早く出ろよぉ!!と
不快に思ったら、なんと運転手さんの携帯電話でした。
安全なところで停車し、ようやく電話を受けると、どうやら本社からの連絡。
無線とかじゃないんだ(^^;。
熊本弁がきついも、どうやら、以下のようなお話しを
「え?そうなんですか?冠水?それじゃ、無理ですね。お客さんを適当に降ろすしかないですね、わかりました。」
おいおいおい!!
乗客は5人ほどになっていて、この受け答えを聞くや、皆、視線が運転手さんに。
いや、こんなところで適当に降ろされたら!と不安MAX。
でも、話を聞くと、途中の停留所が水没したので、迂回。その停留所で降りる予定の方がいたら、適当な(安全な)ところで降ろします!というもので安心(^^;。
バスは更に進むも、もはや対向車は殆どなく、時々消防車が通る程度。山あいを通る時もあり、崖崩れが起きたら...と、また不安拡大(^^;
私はバスでは横シートに座っていて、向かいに若い女性が座っていて、その方も不安そう。ちょっと目が合って、洋服に視線を向けると、
マタニティマークのバッジを付けていました。
私以上に不安だろうなぁと思い(運転手さんも相当不安だったと思いますけど)、
「凄い雨になりましたねぇ。(妊娠)何ヶ月なんですか?」
と話しかけると、気さくに返事をしてくれました。
私が水俣市は初めて行くこと、そして時間があったら水俣病資料館にも行きたいと話すと、「資料館にはぜひ行ってください!」と力強く言われました。
この方は水俣の実家に近況報告も兼ねて帰るところ、こんな日になってしまって..と苦笑い。
水俣病の話も聞きました。「結婚する時、相手のおばあさんが、水俣の女か!病気が移るぞ!」と反対された話も聞きました。
今の時代でも、こういう認識、偏見が強く残っているということ、資料館に行けば、水俣病を深く正確に知ることが出来るので、その意味もあって、
私に「ぜひ、行ってください!」と言ったのでしょう。
彼氏(今のご主人)、その兄弟、両親が、おばあさんにきちんと話し、結婚反対を言うことはなくなったそうですが、今でも距離感があるとのこと。
そんな話を車内で聞きました。ようやく水俣市へ。
「お体お大事に!元気な赤ちゃんを!」と挨拶して、
スボンの裾を膝以上に挙げて、ジャブジャブしながら、仕事先へ向かいました。転んだら最悪ですけど、もはや既に最悪のような感じで、建物へ到着しました。
肥後オレンジ鉄道が運休。JRのダイヤも依然として大乱れ。
八代から水俣へはこのオレンジ鉄道で行こうと思っていただけに、参りました。
水俣での仕事はキャンセルしたくなかったものですから。
タクシーも長蛇の列。実際、タクシーで仮に行くとしたらかなりの料金になったと思います。
オレンジ鉄道の駅員に尋ねると、数分後に水俣へのバスがあると聞き、それはラッキー!とバス停留所へ。
バスは定刻に来て、出発。客は10人ほど。
雨は激しく、しかも雷も鳴り始め、かなり不安に(^^;。
道路の水かさも増し、つぶやきましたけど、もう川って感じ。船に乗っている??
途中で何人かバスに乗ってきましたが、もうビショビショの状態。
ノンステップバスだったら、水が入ってきたでしょうね
住宅への小道も当然、こんな感じに。
果たして水俣へ行けるのか?益々不安拡大。
途中で、携帯電話の着信音が車内に数回響くも、電話に出る気配なし。早く出ろよぉ!!と
不快に思ったら、なんと運転手さんの携帯電話でした。
安全なところで停車し、ようやく電話を受けると、どうやら本社からの連絡。
無線とかじゃないんだ(^^;。
熊本弁がきついも、どうやら、以下のようなお話しを
「え?そうなんですか?冠水?それじゃ、無理ですね。お客さんを適当に降ろすしかないですね、わかりました。」
おいおいおい!!
乗客は5人ほどになっていて、この受け答えを聞くや、皆、視線が運転手さんに。
いや、こんなところで適当に降ろされたら!と不安MAX。
でも、話を聞くと、途中の停留所が水没したので、迂回。その停留所で降りる予定の方がいたら、適当な(安全な)ところで降ろします!というもので安心(^^;。
バスは更に進むも、もはや対向車は殆どなく、時々消防車が通る程度。山あいを通る時もあり、崖崩れが起きたら...と、また不安拡大(^^;
私はバスでは横シートに座っていて、向かいに若い女性が座っていて、その方も不安そう。ちょっと目が合って、洋服に視線を向けると、
マタニティマークのバッジを付けていました。
私以上に不安だろうなぁと思い(運転手さんも相当不安だったと思いますけど)、
「凄い雨になりましたねぇ。(妊娠)何ヶ月なんですか?」
と話しかけると、気さくに返事をしてくれました。
私が水俣市は初めて行くこと、そして時間があったら水俣病資料館にも行きたいと話すと、「資料館にはぜひ行ってください!」と力強く言われました。
この方は水俣の実家に近況報告も兼ねて帰るところ、こんな日になってしまって..と苦笑い。
水俣病の話も聞きました。「結婚する時、相手のおばあさんが、水俣の女か!病気が移るぞ!」と反対された話も聞きました。
今の時代でも、こういう認識、偏見が強く残っているということ、資料館に行けば、水俣病を深く正確に知ることが出来るので、その意味もあって、
私に「ぜひ、行ってください!」と言ったのでしょう。
彼氏(今のご主人)、その兄弟、両親が、おばあさんにきちんと話し、結婚反対を言うことはなくなったそうですが、今でも距離感があるとのこと。
そんな話を車内で聞きました。ようやく水俣市へ。
「お体お大事に!元気な赤ちゃんを!」と挨拶して、
スボンの裾を膝以上に挙げて、ジャブジャブしながら、仕事先へ向かいました。転んだら最悪ですけど、もはや既に最悪のような感じで、建物へ到着しました。