今も短波放送受信を趣味としている私にとって凄いのがYouTubeに上がってきた。2年前からあがっていた
こちら
私はその存在すら知らなかった。1991年に数回、日本向けに放送された台湾.国民党政府に反対する非合法の放送局「台湾の声」、しかも日本語放送である。
今も毎日放送されている台湾国際放送(旧自由中国の声)とは全くの別物。
講談師.呉楽天という人が個人的に始めたものらしい。確かに講談師が話しているような伝え方。とはいっても個人で何から何まで独力では無理だろう(裏に支援があったわけで)。
1991年といえば、BCLブームも去った時代、その時期に非合法局が出てきた理由としては李登輝が総統となって民主化を進め始めたころゆえ、やや時代遅れな短波でも構わないと
非合法局が乱立したかららしい。
受信報告書を送ると、呉楽天氏が日本語で手紙で返信してきたというのも凄い。