越谷オケのブル9、フライング拍手&ブラヴォー無し。指揮者が手を下ろして数秒後に拍手。
ただ、これは「越谷初演」というか、大半の方が曲を知らなかったからという可能性があったかも。
演奏だが、私は正直、厳しいだろうと思っていたが、時折、ブルックナーが見え隠れした。
これは指揮者の強い想いが団員を上げさせたからかもしれない。
さすがに市民オケゆえ、音程とか、ここは決めてくれ!というところで外す場面とかいろいろあったが(ワーグナーテューバは厳しかった。難しい楽器だ)、
第1楽章の後半(最後のTimpの強打はかなり斬新だった)とか、第3楽章の「生からの別れ」以降、そして最後、過去の作品の回想(ミサ曲、交響曲第5番・第7番・第8番)の主題が
出てくるところは素晴らしかった。