第4楽章
スクロバチェフスキの演奏は全体に推進力を感じるが、この第0番では226小節あたりからブレーキをかけて、229小節になだれこんでいる。
他の指揮者でもここをそのようにテンポを落とす演奏がある。私が聴いた中で一番、ブレーキをかけているのはPaul Schmitz盤。
スクロバチェフスキはそこまで過度ではないが、結構なブレーキ。譜面を調べたら。
と、確かに228小節にrit.がある(しかし上述したようにその少し前からrit.する演奏が多い)。
また全くrit.しない演奏もある。スラーもクレシェンドもない。
rit.の表記なし。最初のはJosef Venantius Wöss 編集。rit.がないのはノヴァーク版、。
またスクロヴァチェフスキは、252小節からのTrbを結構、暴力的に?吹かせている。
なかなかの快演