もう「ゴジラ」は休ませてあげたい
と思う。
今回のゴジラは今までのゴジラとは違い
初代ゴジラを今風に庵野監督が作った別物だと感じた。
いわばシトゴジラ。
初代ゴジラのデザインは原爆雲を想像させる顔も考えたそうだが
それじゃお客さんが嫌がると言う事で動物的にしたようだ。
シリーズの中で人気のあったゴジラはネコ顔だ。
子供たちに好かれたのも頷ける。
庵野さんはそんな甘さをとっぱらったのであろう。
シトを連想させる不気味な目つき。キモいキャラ。
原発問題、軍事化に向かいつつある政府、そんな時代背景の中での作品
大変怖かった。
「庵野さん、やってくれましたね」
素直な感想である。
まあ個人的には
こういう作品はシンドイので
「ゴジラファイナルウォーズ」くらいでちょうどいいのだが(笑)。
「とにかく頑張らなくては」
と感じさせられた作品である。
