18日の地元のお祭で、夫婦ともども、MIKUの姿を写真に収めてます。
この日はこの後、子供神輿と大人神輿を担いで、1日拘束されました。
正確には19日の朝2時まで近所の人と飲んでいて、家についたときには
今で浴衣姿で寝ていました。
(こんなことをしているので19日のキャンプでは、
楽しい時間を少ししか過ごせなかった。反省)
ところでお題のジャイブって??
ジャイブの意味は帆船(ウィンドサーフィンも帆船の仲間)が風下側に
向きを変え、方向転換(Uターン)することです。
この動作が簡単にできないと、ウィンドサーフィンが楽しめない。
ウィンドサーフィンの楽しさの一つにプレーニング(水面を滑走状態)して
時速30km以上のスピードで進むことですが、それを楽しむには
向きを変えて戻って来ることができないと、海でも湖でも命に係わります。
ところが、車の方向転換みたいに、ハンドルを切れば曲がるようにとは
簡単にいかない。 理由は以下の点
1.初心者のときは、風下ターンはカーブ中に加速する。
ほとんどのスポーツや乗り物はカーブ中に減速する。
車はカーブ中にアクセルを踏まないと同じ速度を保てない。
(あるとしたら、スキーやスノボーのコブ斜面やハーフパイプ位?)
2.カーブ中のスピード調整は風任せ
ほとんどの乗り物は、ブレーキやアクセルがついていて
カーブ中に速度を調整できるが、ウィンドは風に依存することが多い
(一輪車ですら、カーブ中にある程度、速度調節が可能)
つまり、カーブ中の遠心力を制御できない
3.ウィンドサーフィンの一番の難敵のセイルを返すことが待っている
お題のセイルを返す作業は、ウィンドサーフィンで一番厄介。
セイルを返す瞬間は、風を逃がして、また入れる(風を捕まえる)
大仕事が、カーブ中に発生する。
と、まあ、僕の悪い頭でも、失敗する理由は、色々思いつく。
でも、最大の失敗理由は別にあるかもしれないと思う。
ジャイブは陸上競技のトラックのように
Uターンできると考えている人も多いのでは?
ぼくも最初はそんな考えを持っていたから、できるだけ
きれいなカーブをイメージしていた。
でも、違うと今の僕は思う。
例えば車のプロドライバーのカーブもUの字ターンではなく、
遠心力のかかる時間はできるだけ少なく、回転半径はできるだけ
大きくとるために、きれいなカーブはブレーキをかけないで回れる
大きなカーブだけで、小さいカーブはとがったカーブをしている。
そして、僕のジャイブイメージも同じ。
理想のカーブが下手な線に見えるけど、僕のジャイブはこんなラインを
理想としてます。
絵の説明をしますと下から上に向かって風が吹いていて、左下から左上に
カーブているイメージです。(見難い場合はクリックして拡大してください)
(ちなみに、上から下への絵が上手に書けませんでした。
ってことは僕は右回りは下手?)
つまり僕のジャイブはカクカクしているってことです。
(以前、ノリオJ25のジャイブもウィンド雑誌にカーブがカクカクしている
と書いてあったので、Uターンイメージでは無い人が他にもいるってこと)
ついでに目線も細い線で、ポイントを5箇所つけました。
僕の気持ちの中でジャイブは目線1のポイントでジャイブする場所を決めます。
次に目線2のポイントで実際のカーブのイメージをつけ、気持ちと実際の
スピードが一番のっていて、ノリノリ状態になってます。
目線3の位置でレールをグイっと入れて(失敗と成功の分かれ目)
目線4の位置でセイルを返しています。
目線4はカーブの外に目線が行くのは、セイルを返す瞬間は
若干ボードが内側に向きやすいので、僕は意図的にマストを見て
板をまっすぐ走らせるようにして、減速を抑えます。
目線5は加速する方向と最後のラフ(風上にボードをスライドさせる)させて
ジャイブ完成。
僕のジャイブはある意味、一瞬。目線3のところのカーブだけが
ジャイブで注意するところで、ここでのイメージ180度ターンでは無く、
90度ターンのイメージでカーブします。
(残りはベアで45度、ラフで45度、合わせて残り90度)
この感覚でカーブすると失敗は減ります。
ところでジャイブではセイルを返す(セイルの向きを変える)ことと
足の向きを変える操作はどちらが先かと言う考えですが、僕は
どちらも有りが答えだと思います。
僕の場合は遊びのジャイブ(楽しくジャイブしたい)が目的ですので
簡単に言うと、失敗ジャイブのラインは足が先。
理想ラインに近い程、手が先(セイル先)に成ります。
足が先に成るときには理由が有ります。
ジャイブで失速すると、後ろに立っていられなくなるので
自然に前に足を出し(後ろ足をマストのソバに移動して)、ボードの
後ろが沈んで、ノーズが浮くような更に失速することを避けるには
足を早く前に出すしか無いです。
失敗の確率は比較的低く、ジャイブの練習は、こちらからだと思います。
(昔のレースでは世界レベルの人も全員、足からステップしてました)
逆にセイルが先の時も理由があります。
風が吹いていて、スピードがのっているときには
足を先に前に出すと、今度は前に自分の体が飛ばされます。
また、ワンハンドジャイブやダックジャイブはセイルから返さないと
できない技だと思います。
僕がイメージするのは風があるときも無いときも目線3から4の間に
足もセイルも入れ替えたいのですが、風が余りに無いときは目線5まで
セイルを返さないときがあります。
(あまりいいと思えないが、うまい人でもこんなときもあります)
てな、感じで僕のジャイブイメージとセイルを返す考え方を書いて見ました。
僕より上のレベルの方だと、もっと違った考えやイメージがあるかもしれませんが
今の僕ではここまでしか、説明できません。
もっと旨い人、教えてください
おいらは以前まではセール返しよりステップを先にしてましたがオヤジジャイブを見て真似るよーになりました。ただ、セールかステップ、どちらが先?はコンディションやボードによっても異なることではないでしょうか?
先週まで湘南は毎日南風が吹きわたしも平日苦倶楽部参加してましたがウェーブ時はほぼセール返しが先でしたがスラロームで同じようにやると思いっきりレールが食い込み一気に失速。基本レールの沈め方、角度、重心移動がウェーブと異なることを実感しました。ご指摘されてたようにレースやスラロームでのジャイブはフィンの抵抗やターン後半時に揚力発生させ急激にテールをホールドさせるためルーズにならないのもボードコントロールの難しさがあります。その点ウェーブは後半テールが流れるので気持ちよくターンを描いていきやすいのではないでしょうか?
ウェーブでもいよいよクワッドが到来しどんなターンをする、どんな動き方をするのかは興味ありますね!
おいらは今年の目標はレイダウンに決めました。来週本栖湖出動では徹底的に練習しようと思ってます。
主題から外れてすみませんm(__)m
静岡在住みたいですが、私も小、中学校と清水に住んでいましたのでブログを読んでいると懐かしい場所が出てきます。
ウインドのターンの記事、興味深く読ませて頂きました。
乗る場所、乗るコンディション、道具、個々の理想のパフォーマンスのスタイル等で千差万別なんだろうな~と思っています。自分の理想型のスタイルに向けて練習して習得し、早く楽しめる様になりたいです。(この永遠のテーマは巨匠の方々にお任せします)
清水でもウインドしてみたいです。
またよろしくす。
そうですね、コンディションや道具によっても
結果は変わるって言う説明は、分かりやすいですね。
僕も可能であれば、一度、クアッドって
乗ってみたいです。
道具で変わる世界ってのも、有っていいと思う。
想像するだけでも楽しいもんね~
清水に来ることがあったら教えて下さい。
お腹、痛く無いですか~♪
巨匠のみなさん、もっと色々な経験談を下さい
待ってま~す
まあ、たくみ師匠、ヒロシさんも雲の上の方々ですが!
記事を読んで、率直な感想は・・・・良くワカリマセン(笑)
また宜しくお願いしま~す♪
僕は人に遠慮しないタイプでよく皆に
嫌われるんですが、ドンドン話かけて下さい。
それから説明が下手だった部分は、
追加書きしますので、分からない部分を
教えて下さい。
作文能力の無さを実感します。
オイラのレベルが低すぎて理解するような段階に達してないダケっす。。。。
オイラのレベルでは、ジャイブのアプローチとセイル返しにのみ意識が集中してしまってます。
カーブしている時間が長くなるので、ベア、
90度カーブ、ラフって分けると
多くの人が失敗しないかもって思いました。
足は自然にステップしますよ。
セイルを返すのも、数をこなせば、
だんだん自然になると思います。
(説明になったかな~)