Tomの子育て受験


脳出血で体験したリハビリ入院や子育て受験での苦労など
書いています。

回復期病院での 詳しいリハビリ内容編

2020-06-10 22:01:00 | 日記
脳卒中の場合最大180日まで入院が出来ます。


私は急性期での入院が約1ヶ月だったので回復期病院では最大5ヶ月間の入院が可能となります。


退院日に関しては毎月1回の担当のお医者さんや各リハビリの担当の先生がたの話し合いと本人の考えも考慮し日程が決められます。


私の場合身体の基本動作の回復が早く2ヶ月ほどで家に帰っての生活は十分可能ではとの事で退院の話が出たのですが、

私が家に帰るという事は当然仕事に復帰すると言うことになるのです。


病院では元気な方でもいきなり健常者の方と一緒に仕事をしないといけないと言うことを考えると、安易に退院するという判断は出来ませんでした。


生活が出来る=仕事が出来る

では無いのです。判断やタイミングを間違えると仕事や生活が出来なくなる可能性が有るからです、


手足や脳の働き等は入院前に比べるとやはり後遺症が多少なりとも残っており、以前の仕事がこなせるかは分かりません。


色々な話を聞くと後遺症などで会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれる事が多々あると聞きました。


早く退院したいなどと言って家族を路頭迷わす事は出来ません😠


年配の方々は、早くすぐにでも退院したいと皆さん言っておられます


帰りたいと言える事が私には凄く羨ましく思えました。


よく先生方から早く退院したく無いというのは仮名鈴木さんぐらいですよ、
そんなに病院が好きなんですか?
なんて!


なので仕事復帰を視野に入れたリハビリを中心にもう1ヶ月ほどリハビリさせて頂きました。


どのような内容かというとOT作業療法でのリハビリをを1コマ減らしてST言語聴覚士でのリハビリを1日2コマに増やし、より現実的な生活を考えたリハビリをして頂きました。

ちなみに私の仕事内容は設計です。


例えば自分のパソコンを持ち込み打ち込みの練習や、CADの練習など

スマホやパソコン取説を読んでの設定、


新聞などに書かれている記事を読み、
何が言いたいのか、ノートに話をまとめたりと


学生みたいな気分でした😅


でも実際文字を読んだり、その内容を考えると言う事が私には簡単ではなかったのです。


特に一般病棟に移って1週間ぐらいは文字どころかTVや音楽でさえ1分と聞く、見ることが出来ないほど脳の機能や集中力が落ちていたのです。
 

割と私みたいな例は年齢的にも仕事的にも珍しいこともあり、リハビリの先生方は色々な方法を独自で考え試して頂きました。


病室に戻っても毎日宿題が出てました。😭
先生も毎日宿題を出すなんて初めてだったと思います。


先生方もいい意味で自己の勉強になると言ってました。
皆さん仕事に対して真面目で貪欲です。


その頃私は院内は歩行は自由で院外も申請を出せばOKと言う中々の待遇でした。
院外OK🙆‍♂️なんて普通あり得ないそうです。


なので院内をパソコンを持ってウロウロしているとリハビリの先生より、"院内に一般の人が紛れ混んでまーす"  とか、


あと、院外の申請をナースステーションで出していると男性のリハビリの先生からは
あっパチンコですか?とか 

違う違う🙅‍♂️


リハビリのない時間は1Fに降りてコーヒーを飲んでたりと☕️ ある意味有意義な時間でした(笑)


私が紙袋を持ってエレベーターに乗ると担当でない先生からも、あっ1階ですねとニヤット笑うほど皆さんに知れ渡っていたようです。


40や50代で脳卒中で、入院された場合退院後が本当に大変ですよ


退院後の私はと言いますと
結果から申し上げるとあれから約2年程経ちましたが、何とか仕事を続けております。


身体は退院前後が大変調子が良くだんだんと痺れなどの後遺症がでてきて大変ですが
なんとかやってます。


退院後の詳しい内容についてはまた書きますね!


次回は私に信じがたい
大変な事が起きました。🤣
どこまで書いていいか分かりませんが😅