6月24日
大阪府立西野田工業高校にて
大阪生物化学サークル6月例会にて
竹手裏剣投げの推進力についての考察
前年度広島大会では慣性の法則で手裏剣が飛ぶとしていたが、ではその推進力は何か? 今回はこれについて考察してみた。
前回2月18日の例会ではスローモーションで手裏剣の手離れを見たが、やはり手離れの瞬間は判別しがたく、コマ送りにしたらというアドバイスをいただいての結論を受けてしてみたところ、以下の2つの場合があったことがわかった。
1 指摘があった手裏剣が進行方向に向く少し前に手離れを行っている。
2 手裏剣が進行方向に向いたとき手離れを行っている。
どう結論づけたらよいか。
以上をもとに推進力を考察してみた。仮説であるのでいろいろご意見を出していただければ幸いである。
まず、考えやすい条件の例として
①前に重心のある手裏剣
②肘を曲げず上から下に下ろしていく投げ方でスナップ使わない
③回転手裏剣と同じ投げ方で手離れする
その場合の動きをシミュレーションしてみると
図1
① 上から45度あたりの角度で手離れをする
② 上から60度あたり
図2
③ 上から75度あたり
④ 上から90度あたり
このとき力はスナップをかけないので、重力、遠心力が主な力と考える。重力と遠心力の合力で力の方向と刺さるときの
手裏剣の方向を図示した。図省略
例会で出た意見より
・遠心力は肩と腕につながっているときには起こっているが手から離れるとゼロになる。離した時、遠心力から初速に変化する。
・コマ送りは1000分の1秒を写すカメラでないと無理。
・自分の体で実験してもアバウトでしかできないので固定装置をこしらえて、角度の変化や初速を一定にしないといけないのでは。
・とりあえずお楽しみ広場でやってみて、物理の先生が来たら考えてもらったらどうか。
別件
羽のついた投げ矢について
伊賀の忍術博物館での忍者ショーでの笠から投げ矢・・・遠くに投げることができる
打根術・・矢を投げる術手裏剣投げの元祖
ダーツ・・羽があるので安定感がある
から考えてみた
羽の形状はダーツから模倣した
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