himikotococoaの日記

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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p69

2014-02-13 14:54:55 | アフィリエイト

あれは、四年前だった。

 

清美は、以前から、クマの、縫いぐるみの収集をしていた。

 

かわいい物から、高価な物まで、

 

様々な形のクマの縫いぐるみだった。
 

 

ある日、叔母が海外旅行の土産に、

 

クマの縫いぐるみを、買って来てくれたのだ。

 

五十センチ程の、大きいクマの縫いぐるみだった。

 

      
清美は、その縫いぐるみを思わず抱え、抱きしめていた。

 

しかしその時清美は、その縫いぐるみに対して、

 

えたいのしれない違和感があった・・・。
 

 

抱き上げた時、想像よりも遥かに重く感じたのだ。

 

よく見ると心なしか、目力も生きているように、光っている・・・。

 

清美は そう思いながら、他の縫いぐるみを置いている棚へ、

 

その縫いぐるみを座らせた。

 

 

清美は、翌朝いつもの様に、仕事へ行こうと準備を始めた。

 

ふっと、昨日の縫いぐるみに目を遣ると、

 

昨夜と明らかに、様子が変わっていたのだ。

 

それは、昨日叔母がくれた縫いぐるみが、

 

他の縫いぐるみの上に乗っていたからだ。

 

下敷きにされている縫いぐるみが、可哀そうに思え、

 

直ぐに元の様に並び替え、清美は仕事へ出かけた。

 

 

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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p68

2014-02-13 14:53:30 | アフィリエイト

無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章 p73

2014-02-13 14:39:33NEW !
テーマ:

月27日の 日記  無料 小説  (オカルト ホラー 小説) 題名 【 御霊会 ごりょうえ 】

両親が三年前に亡くなり、妹も好きな人と暮らしている。

 

清美だけが、この家に残され、

 

ミー子も姿を現さなくなった。

 

この家に居る意味が無い……。

 

そう清美は考える様になっていた。

 

その時、携帯電話のベルが鳴った。

 

清美の予想通り、それは和也からの電話だった。

 

清美は和也に、何故か一方的に、絶縁を申し出たのだ。

 

「私、もうあなたの顔も、見たく無いし、電話も掛けて欲しく無いの。」

 

 そう清美は、和也に言い放ち、

 

和也の言い分も聞かず、その電話を切っていた。

 

しかし、心の中は何故か爽快だった。

 

清美にも、その己の気持ちが、不思議だった。

 

これで和也と、会わずに済むと思うと、

 

別の楽しい未来が、ある様な気がしていたのだ。

 

『そうだ……。

 

私の事など、知らない人達の所へ、引っ越しすればいいのだ……。

 

此処に居れば、和也が復縁を、言い出すかもしれない……。』 
 

 

清美は早速、荷物を纏め様と、クローゼットを開け、整理を始めていた。

 

三年前両親が亡くなった時、かなり処分した筈が、

 

荷物はまた元の様に増えている。
 

 

その荷物の中に、昔懐かしいアルバムが目に入った。

 

思わず清美はアルバムを開いた。

 

 其処には、幼い時の清美と、恵美が笑顔で写っている。

 

母も二人の後ろで微笑んでいた。

 

家族で遊園地行った時、父が写したのだろう。

 

 この時の、清美は何もかも、満たされて居たと感じる。

 

しかし……。

 

『両親が交通事故に遭い、この世を去ったのも、全部私が悪いのよ。

 

私が、殺したのも同じ事だわ……。』

 

 清美は、そう思っていた。

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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章 p67

2014-02-13 14:51:46 | アフィリエイト

無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章 

2014-02-13 14:36:53NEW !
テーマ:

「牡蠣に、あたったのかな?

 

気分が悪いの……。少し横になるから……。」

 

 

 そう言うと清美は、そのまま眠ってしまった。

 

 

和也の声で、起こされた時は、既に清美の自宅の前だった。心配

 

している和也に別れを言うと、清美は、和也の車を降りた。
 

 

清美が自宅へ戻ると、先ほどの事が嘘の様に、清美の体調は、既に回復して

 

いた。


その後、何事も無く時は過ぎ、肝試しの日から既に、三日が過ぎていた。

 

『あの時どうして、あれ程不快な気分に、成ったのだろう。

 

いったい何だったのかしら……。』
 

 

そう思いながら、清美は庭に出て、ミー子の名前を呼んでいた。

 

しかし、あれ程、姿を見せていたミー子が、もう今日で一週間も

 

姿を現さないのだ。

 

清美はいつもの様に、ミー子の名前を呼び続けたが、

 

やはりミー子は姿を現さなかった。

 

『何処に、行ったのかしら……。』

 

 清美は、急に寂しくなった。

 

それと同時に、何故か和也の存在が億劫に、成ってきたのだ。
 

 

和也と、付き合ったばかりに、ミー子を家で飼う事が、

 

出来ないと思い始めていたのだ。
 

 

清美は、何もかも嫌になっていた。この家に居る事も、

 

何故か無意味に思える……。

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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章 p66

2014-02-13 14:49:15 | アフィリエイト

無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章 

2014-02-13 14:34:01NEW !
テーマ:

『きっと、ミー子では無いわ。

 

私の顔を見て、逃げる筈がないもの……。

 

それに、此処にいる筈がない……。』

 

 清美は、そう思い、友人達が待つ車へ戻った。

 

しかし清美は、先ほどの猫の事が、気掛かりでしかたなかった。
 

 

次は和也の順番で、すでに和也の姿は、旅館の中に消えていた。

 

その時友人の一人がいった。

 

「皆、何か視たか? 」
 

 

そう、聞いてきたが・・・。

 

其処にいる全員が頭を横に振った。

 

特に成果が無かった、という事なのだろう。
 

 

しばらくすると、和也が小走りで帰ってきた。

 

和也はそのまま何も言わず、自分の車に乗り込み、エンジンをかけた。

 

清美は急いで和也の車に乗り込んだ。

 

「何か、あったの? 」
 

 

清美は、和也に尋ねた。

 

「いや、何も無いな……。清美は? 」
 

 

和也直ぐに聞き返してきた。

 

その和也に猫の事を話そうと思ったが、

 

猫嫌いな和也に言う事でも無い……。

 

そう思い口を噤んでいだ。

 

その時だった……。

 

何故か清美は、急激な悪寒が襲ってきたのだ。

 

熱が出たのか、体が熱くなっている。

 

こらえきれず、清美は助手席のシートを倒した。

 

「清美、どうかしたのか? 」
 

 

和也が、心配そうな顔で、清美を覗き込んでいる。

 

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2014-02-13 14:46:39 | アフィリエイト

無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章 

2014-02-13 14:29:46NEW !
テーマ:

と、一人の友人が言った。

 

肝試しの順番を決めるつもりらしい……。

 

其々に殻つきの牡蠣を持ち、直接炭火に置いた。

 

その牡蠣の殻が開く順番を、肝試しの順番にした。

 

 

暫くすると、牡蠣の殻は、次々に口を開き始め、

 

清美の牡蠣が四番目に開き、和也の牡蠣が最後に開いた。

 

これで、五人は肝試しの順番が決定し、ドライブインを後にしたのだ。

 

その後、躊躇する事無く五人は、あの旅館へ向かった。

 

しかし、清美の予想では、旅館はもっと近くに、あるのだと思っていたが、

 

予想以上に旅館は遠かった。

 

しばらくして、二台の車は、目的地の旅館へ着いた。

 

クジで決めた通りに、他の友人から、順番に旅館に入るが、

 

特に何事も無い様子で、友人達は戻って来る。

 

次は清美の順番になった。

 

清美は、石段を上り旅館の中に入った。

 

そして、石畳の廊下を歩き始めたが、

 

特に変わった様子も無く、通り過ぎた。

 

清美は、其のまま旅館を出ると、裏山の石段を上り、

 

祠の場所まで来ていたが、何も目撃しなかった事に安堵した、

 

その時だった……。

 

一匹の猫が清美の前に現れた。

 

それは白い猫で、清美が可愛がっているミー子に似ている。

 

 思わず清美はその猫を呼んでいた。

 

「ミー子。こっちへおいで。」
 

 

そう呼ぶと、猫は暫く立ち止まり、清美を凝視したが、その後、呆気なく雑木

 

林へと逃げてしまった・・・。

 

清美は何度か繰り返し、その名前を呼ぶが、猫は二度と清美の前へ、現れる

 

事は無かった。

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