無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章
『きっと、ミー子では無いわ。
私の顔を見て、逃げる筈がないもの……。
それに、此処にいる筈がない……。』
清美は、そう思い、友人達が待つ車へ戻った。
しかし清美は、先ほどの猫の事が、気掛かりでしかたなかった。
次は和也の順番で、すでに和也の姿は、旅館の中に消えていた。
その時友人の一人がいった。
「皆、何か視たか? 」
そう、聞いてきたが・・・。
其処にいる全員が頭を横に振った。
特に成果が無かった、という事なのだろう。
しばらくすると、和也が小走りで帰ってきた。
和也はそのまま何も言わず、自分の車に乗り込み、エンジンをかけた。
清美は急いで和也の車に乗り込んだ。
「何か、あったの? 」
清美は、和也に尋ねた。
「いや、何も無いな……。清美は? 」
和也直ぐに聞き返してきた。
その和也に猫の事を話そうと思ったが、
猫嫌いな和也に言う事でも無い……。
そう思い口を噤んでいだ。
その時だった……。
何故か清美は、急激な悪寒が襲ってきたのだ。
熱が出たのか、体が熱くなっている。
こらえきれず、清美は助手席のシートを倒した。
「清美、どうかしたのか? 」
和也が、心配そうな顔で、清美を覗き込んでいる。
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