月27日の 日記 無料 小説 (オカルト ホラー 小説) 題名 【 御霊会 ごりょうえ 】
両親が三年前に亡くなり、妹も好きな人と暮らしている。
清美だけが、この家に残され、
ミー子も姿を現さなくなった。
この家に居る意味が無い……。
そう清美は考える様になっていた。
その時、携帯電話のベルが鳴った。
清美の予想通り、それは和也からの電話だった。
清美は和也に、何故か一方的に、絶縁を申し出たのだ。
「私、もうあなたの顔も、見たく無いし、電話も掛けて欲しく無いの。」
そう清美は、和也に言い放ち、
和也の言い分も聞かず、その電話を切っていた。
しかし、心の中は何故か爽快だった。
清美にも、その己の気持ちが、不思議だった。
これで和也と、会わずに済むと思うと、
別の楽しい未来が、ある様な気がしていたのだ。
『そうだ……。
私の事など、知らない人達の所へ、引っ越しすればいいのだ……。
此処に居れば、和也が復縁を、言い出すかもしれない……。』
清美は早速、荷物を纏め様と、クローゼットを開け、整理を始めていた。
三年前両親が亡くなった時、かなり処分した筈が、
荷物はまた元の様に増えている。
その荷物の中に、昔懐かしいアルバムが目に入った。
思わず清美はアルバムを開いた。
其処には、幼い時の清美と、恵美が笑顔で写っている。
母も二人の後ろで微笑んでいた。
家族で遊園地行った時、父が写したのだろう。
この時の、清美は何もかも、満たされて居たと感じる。
しかし……。
『両親が交通事故に遭い、この世を去ったのも、全部私が悪いのよ。
私が、殺したのも同じ事だわ……。』
清美は、そう思っていた。
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