himikotococoaの日記

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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p74

2014-02-14 19:23:38 | アフィリエイト

 しかし、この場合は、それだけでは無い様な気がする。

 

清美に関係する何かが、憑依している様に感じたからだ。

 

「恵美さん、一度、あなたの実家へ、行きたいのだけど……。」
 

 

そう、銀子が言うと、恵美は直ぐに頷いた。

 

「銀子さん、宜しくお願いします。」

 

 そう言うと、恵美は頭を下げていた。

 

 恵美が帰った後、久美は銀子に聞いてきた。

 

「私、解らない事が有るのだけど……。

 

清美さんは、どうして和也さんに、突然別れを、

 

言い出したのかしら……。」
 

 

そう尋ねた久美に、銀子が答えた。

 

「久美は、知らなかったのね……。

 

優介が友禅を依頼しに来て、和也君の事を、

 

話した事があって、

 

あの肝試しの時、野良猫を誤って焼き殺したらしいのよ。

 

その事が影響して、いるのかもしれないわ……。」
 

 

そう言うと、銀子は、考え込んでしまった。

 

暫くして、銀子は久美に言った。

 

「和也君の事も視に行くわ。

 

清美さんとは、無関係では無い気がするから……。

 

幸いに先ほどの霊視で、和也君の顔は確認できたから。」
 

 

そう久美に言い残すと、また合掌し、

 

銀子の魂は体から離れ、今度は、和也の元へ移動した。

 








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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p73

2014-02-14 19:22:34 | アフィリエイト

清美は、三日間掛けて、荷物の整理をした。

 

そのクマの縫いぐるみは、このまま部屋へ置いて行く事にした。

 

 そして、東京へ、上京する事を考えていた。

 

今の清美は、何処でも良かったのだ。

 

何もかも忘れて新しい人生を、スタートさせる為には

 

東京の様な大都市が、良いのだと考えていたのだ。

 

         ( 4 )

 

 銀子は、此処まで清美の事を霊視し、銀子の魂は、

 

恵美と久美の元へ帰って来た。

 

そして、今視た事を、恵美に語り始めた。

 

 すると恵美が、銀子に尋ねた。

 

「姉は、東京へ行ったのでしょうか? 」
 

 

そう尋ねた恵美に、銀子が答えた。

 

「恐らく、今視た感じでは、東京だと思うわ。

 

だけど……。そのクマの縫いぐるみが気になるわね……。

 

縫いぐるみの、お祓いから始めないと、ダメかもしれないね……。」
 

 

銀子がそう言うと、恵美は、縫いぐるみの事は、

 

知らなかったのか、驚いた様子で銀子に尋ねた。

 

「縫いぐるみなのに、そんな事、あるのでしょうか? 」

 

 行き成り恵美に、尋ねられた銀子だったが、

 

返答に迷っていた。

 

 

人形には、作る人の魂が宿るとは、聞いた事がある。

 

 


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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p72

2014-02-14 19:21:03 | アフィリエイト

縫いぐるみを、くれた叔母が、

 

交通事故に遭い意識が無い、との事だった。

 

清美の両親は、叔母の見舞いで、

 

病院へ駆けつけたとの知らせだった。


 

しかし叔母は、そのまま意識が戻る事無く、

 

その日に亡くなったのだった。

 

『私が、縫いぐるみを、燃やそうと、したからか……。』
 

 

清美は、一瞬そうも考えたが、偶然なのだと考え直していた。

 
 

 

叔母の葬儀も、慌ただしく終わった頃だった。

 

清美は、忙しさに紛れ、

 

縫いぐるみの事を、すっかり忘れていたが、

 

やはり部屋に居ると、目の前の縫いぐるみが、気になり始めた。

 

 今度はハサミを取り出し、縫いぐるみを切り刻もうと考えた。

 

しかし、今度はそのハサミが、全く切れなくなったのだ。

 

その時だった……。
 

 

また、自宅の電話が鳴った。

 

清美は急いで電話に出た。

 

すると今度は、警察署からの電話だった・・・。


両親がたった今、交通事故に遭い、

 

すでに、即死だという事だった・・・。

 

その時清美は、間違いなくこの縫いぐるみが、

 

原因なのだと、確信したのだ。

 

そして、その事故の原因に成ったのは、己の行為だと……。


思わずには、いられなかった・・・ 。

 

その後、清美は処分する事を諦め、

 

その縫いぐるみは、そのまま部屋の片隅に放置していた。

 


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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p71

2014-02-14 19:19:28 | アフィリエイト

そして、縫いぐるみを処分して、三日が経っていた。

 

清美は仕事を終え、いつものように、

 

駅から家路へと歩いていた。


しかし、急に雨が降り出し、

 

傘を持っていない清美は、足早に家路に着いた。

 

 清美は、濡れた体を拭き部屋へ入った……。

 

そして、目の前の光景に愕然とした。

 

それは捨てた筈の、叔母から貰った縫いぐるみだけが、

 

部屋の棚に座っていたからだ。


 清美は恐る恐る、その縫いぐるみに近寄ると、

 

その縫いぐるみの四本の足は、

 

既に濡れ、泥塗れに成っていた。

 

「キャー……。」
 

 

思わず清美は叫んでいた。

 

『何故、捨てた筈のクマが、此処にいるの……。

 

まるで歩いて来たかの様に、足が泥で汚れている……。』 

 

清美は恐ろしくなり、コンビニのゴミ箱に捨てに行った。

 

しかしそれも二、三日すると、清美の部屋へ戻って来た。

 

清美は、意地になり、今度は公園のゴミ籠に捨てたが……。

 

やはり、結果は同じだった。

 

何度捨てても、部屋に戻るのだ。

清美は、縫いぐるみを、燃やそうと思い立った。

 

そしてライターで、火を付けようしたのだ。

 

しかし、火を縫いぐるみに近付けると、

 

ライターは、ガスが無くなった様に、消えてしまった……。

 

それは、ライターを何度新品に変えても、結果は同じだった。
 

 

その時……。家の電話が鳴った。

 

清美はその電話に出たが、

 

それは、母親からの電話だった。

 

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無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 オカルト・ホラー p70

2014-02-14 19:16:10 | アフィリエイト

無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』第1章 p75

2014-02-13 17:34:26
テーマ:

その日、清美は仕事を終え部屋へ戻った。

 

そして直ぐに、今朝のぬいぐるみに目をやると、

 

今度は、その縫いぐるみが、他の縫いぐるみの頭を

 

押さえる様に座っているのだ。

 

『母が、私の居ない時に、部屋に入ったのか……。』

 

 

 そう思い母に尋ねたが、母は昼間出掛かけていて、

 

今帰ったばかりだと言う。

 

 清美は、気味が悪くなっていた。


 

今度はその縫いぐるみを、他の縫いぐるみから遠ざけ、

 

ベッドに近い棚へ移動した。

 

しかし、今度は何度置いても、ベッドへと、転がり落ちてくるのだ。

 

仕方なく清美は、その縫いぐるみと共にベッドで寝る事にした。

 

 

それから半年程経った頃だった。

 

清美はその夜、寝苦しさを感じベッドから飛び起きた。

 

その大きい縫いぐるみが、清美のベッドを、

 

狭くしていると感じたのだ。

 

清美は急に、その縫いぐるみの存在が、邪魔になってきた。

 

それと同時に、他の縫いぐるみも、何故か嫌になってきたのだ。
 

 

翌日、清美は全ての縫いぐるみを、ゴミに出し処分したのだった。

 

縫いぐるみの無い部屋は、思ったより、すっきりと片付き、

 

其れ成りに、満足していた。

 

清美の気持ちは、縫いぐるみの処分に後悔など無かったのだ。

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