うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

そんなにいいかな、厠の神様。

(只今、ブログ引越し中)


ホンマ好っきゃな~!!(いやいや、私やないぞ)

何でこう、昔から『他界系』の歌って日本人好きなんだろう。

ロードにしても、会いたいにしても。

(私は、他界系では、木蓮の涙が好きだが。)


あ、私の記事はいつも長いので、活字アレルギーの人は

ここらで帰ってくださいね。



厠(かわや)て何か分かるかな?そそ、bathroom、便所のことだわよ。
 
彼女のこの歌が流行る前から、MBSで時々かかってたので

知っていた。当初、何ちゅう陳腐な歌詞や…と思ってたんだが、

私の目が節穴なのか大絶賛リスナーが節穴なのか、

あれよあれよという間に紅白まで出場してるがな…って感じになってましたわ。

(ま、今の紅白の出場枠は純粋ではないので何かと眉唾だが。)




世間に無関心なワケではないから、歌詞もチェックしてyoutubeでも聴いてみた。

うーん、うーん。

いやいや、分かるよ分かるよ、絶賛したい気持ちは。

決して悪い歌ではない。自分のバ様なりジ様を思い出して涙する人もいるだろう。

それはそれでいいのだ。



歌詞、私は世間とは別の意味でうならされた。

何というか、アーティストとしての歌詞産出力が乏しい。

だからこそ一般に受けたのかもしれないが。

歌詞に目を通して思った事は、

「これ、単なる“とある日の日記”やん」



中には、絶対に私みたいなアンチテーゼはいるだろう。

しかし、私は彼女の歌自体がどうのこうの言うてるのではない。

日本語には表現技法がたくさんあるんだから、

もっと駆使してほしかったなという、ちょっと違った観点からの評価である。

歌手って、表現者やもん。

歌詞を目で追いながら音楽を聴き、その情景を思い浮かべるのが好きな

私には、歌詞が直球過ぎていまひとつ心に響かないものでしたわ。

木蓮の涙やロードが幕の内弁当なら、トイレのガッデスはカレーライスなんだよな。

幕の内は色々と味が楽しめるが、カレーはスプーンですくって口へ運べども

運べどもカレー味でしかないですやんか。




んな私が、表現にホレボレして号泣してしまった曲は

ペドロ&カプリシャスの五番街のマリーへでしょうか。



♪マリーという娘と遠い昔に暮らし

悲しい思いをさせた それだけが気がかり

五番街は近いけれど とても遠いところ

悪いけれどそんな思い察してほしい♪


この、最後の二行がたまらん。

こういう、レトリック感覚分かるだろうか。


男性が、昔の恋人の様子を見てきてほしいと知人と思しき人物に依頼してる歌なのだが、

男心のワカラン女である私でさえも、何だかやけに納得させられる。



あと、再会~After five years~

♪表通りを君が渡ってやってくれば

行き過ぎる風さえも道をあける♪

いやいや、これには涙はしないが、「風」の見事な擬人化が素晴らしい。

主人公にとって、相手がどれだけ待ちわびていた人物なのかがわかる。

あなたにも、この凄いクローズアップ感が伝わるだろうか?



あまりメジャーどころじゃないけど、他界系で号泣してしまったのは

ジョンの純な恋物語。動物を亡くした経験のある人しかわからないかもね。



と、まぁ色々書きましたが、これだけは言える。

彼女は息の長い歌手にはなれないだろうな。

流行りものは廃りもの。

そして、長い歌はサライだけで十分。

歌は、3分間のドラマとはよく言ったものだ。





(おっと、セルライトは次回で!ごめん。)


 


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