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うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

【哲学】卒業 斉藤由貴


私の家は、私が物心ついた頃から
ラジオが流れていた。

それから流れてくる歌を
聴くのが好きだった。

特に好きだったのは、卒業シーズンに
流れていた斉藤由貴の卒業。

あれから何年経っても、卒業シーズンには
リスナーからのリクエストなどで
必ず流れてくる。

卒業を聴くと、流行っていた当時の
ことがありありと思い出される。
穏やかな気持ちになれる。

当時は、歌詞の意味を深く考えることも
なく、ただいい曲だなと聴いていた。

卒業が流れるごとに自分も成長し、
歌詞に耳を傾けられるようになっていった。
また、傾けながらも疑問に感じていたり、
否定的だった箇所が、
あぁ、分かる分かる!なんだコレ、
もはや哲学じゃないか!などと
思えるようになっていった。

とても深い歌詞だと思う、卒業は。
菊池桃子の卒業も好きだけど、
愛だ恋ださようならとは、また違う。

さて、一緒に秀逸な箇所を見ていこう。


この行為に対し、



こう呟く。


“やめて、思い出を刻むのは心だけにして”

そうそう、そうなのよ。
思い出は、何かで残さなくとも、
心にあればいいんだよ。捨てようか、
捨てまいかという悩みも生まれなくていい。
あなたが、もし何か捨てたいけど捨てられない
ものを持っていたとする。それが
“心の中にあればいい”と思えたら、
割とすんなり捨てられるので試してほしい。


さて、次。
この行為に対し、


こう答える。


このブログでも、度々出てきたセリフ。
“守れそうもない約束はしない方がいい”
そうよそうよ、そうなよ。
社交辞令的に「はい、ほな今度お茶でも」
なんて言ってみなさい。果たせなかったら
嘘つきの烙印を押されかねない。
「あいつぁ、口ばっかり」の
代名詞になりかねない。
信頼を得るには、むやみに約束をしないことだ。


では次。
どちらのセリフとも取れるコレに対し、



こう悟っている。


なかなか大人びた高校生だ。
私なら、forever friendなんていう
オシリを掻きむしりたくなるほど
気恥ずかしい言葉を手帳に書いていそうだ。
(こういう、気分が高揚しているときに
書く文章は、得てして小っ恥ずかしいことが多い)

そうだ、そうなのだよ。
どんなに仲の良い友達でも、
離れてしまうと疎遠になってしまう。
それが異性なら、もっとそうかもしれない。
いや、知らんけど。
知らんのだ、ほんとに。私には
男友達っつーモンがいないからな。


そして、
やはりココが真骨頂!
“お涙頂戴シーンで泣かないと、
冷たい人と言われそう”



しかし、こう思い直す。

ぃよっ!社長!大将!若旦那!
そうだそうだ!よくぞ言ってくれた!
卒業なんて、泣くような瞬間ではないのだ!

卒業など、ほんのこの程度なのだ。

(おニャン子クラブ じゃあね 1986年)


生きていると、
“でももっと悲しい瞬間”の方が、
はるかに多いのだ。
その時に、ようやく涙を流してもいいではないか。

こういう、悲しい瞬間は、
あなたにもあるだろう。

『でも、もっと悲しい瞬間』ていつや?? - うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT Jackson LOVES Lapin”【公式】

さてさて、今日はFAXをいただいています。「KTさんこんばんは、僕です!今日は、KTさんに一生のお願いがあります。斉藤由貴の♪卒業♪という歌に、“あぁ卒業式で...

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ではでは、またね!
 


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