ゴキブリと対峙してしまった
あの緊張感は、筆舌に尽くしがたい。
こっちは、ノンプロテクションだ。
あっちはあっちで、どっち方向に
逃げようと考えているのだろう。
あなたは、ゴキブリを見たらどうする?
キンチョールなどの殺虫剤を探す?
新聞紙丸めて叩こうとする?
スリッパ掴んで構える?
ノンノン(人差し指でハイパー)、私は違う。
私は、真っ先にコヤツらを探す。
スコティッシュフォールドのマイ。
茶トラのココ。
そう、彼らこそが
『地獄の門番』なのだ。
彼らは、下手な殺虫剤より
確実に仕留める。
彼らに狙われたら、あの世への
片道切符を渡されたも同然。
ゴキブリが、少々素早く隠れて
しまっても大丈夫。
狙ったゴキブリは離さない。
一度目をつけられたら最後、
出てくるまでジ〜っと待っている。
マイの場合は、夜な夜な仕留めた
ゴキブリを見せに、私を起こしに来たりする。
(これは、猫の習性だそうだ)
彼らの凄いところは、
人間が見つけなくとも、自ら見つけた
ゴキブリも退治してくれるところだ。
人間がゴキブリ退治となると、
場合によっては退治したはずの
ゴキブリが、ホラー映画さながら
翌朝いなくなっていたりする。
その心配は、彼らにはないのだ。
しかしながら…。
猫4匹いる内、1匹は何もせず、
もう1匹はマイやココが仕留めた
ゴキブリを、あたかも自分の
手柄のように演じる。
猫にも色々あるようだ。
ヒゲが長い子は、獲物をよく獲ると
言うけど、本当にそうかもしれない。
マイもココも、ヒゲが長い。
これからゴキブリシーズンだねぇ。
私は、虫を含む生き物全般的に
好きだけど、ゴキブリだけは
どうにも苦手なんだよ。
ではでは、またね。