最近、ノンフィクションものの本をかなり読むようになったんだけど、その中で新潮文庫の東電OL殺人事件を読んでいた。
この事件は約25年前、東電に勤めていたエリートのOLが、夜はなぜか売春婦をしていたことで、殺人事件そのものよりも、被害者の危行に注目が集まった。
そして読み進めていたら、自分は被害者と同じような通勤経路で働いていたことが判明。
渋谷にはぶらつきたくなる魔力があるので、さっそく被害者が頻繁に訪れていたコンビニや、殺人事件現場を見て帰ることにした。
すると、驚くべきことに25年たってもコンビニは営業しているし、当時すでにオンボロだった現場アパートも、倒壊寸前になりつつも現存している。しかも誰か住んでるし。
また、殺人事件現場の部屋の真下には当時から居酒屋があったんだけど、今も元気に営業中らしい。
さらにその居酒屋について調べていたら良店らしくて、行きたくてムズムズしてきた。
居酒屋にとっては、なんて良い営業効果なんだろう。