おとたつライフ

伊香保温泉・榛名湖方面の旅行①

     今年は11月まで夏日が続くなど、異常気象の一年であったが、もうすぐ終わろうとしている。
  近くの山々は晩秋になり、少しは色づいてきたが、どうも今までの紅葉と違って、色づきが悪いように思う。紅葉する前に、急に冬が来て葉が落ちてしまうのではないか。これから先、日本の国は四季がなく夏と冬の二季になってしまうような気がする。
  先週末に伊香保温泉・榛名湖方面の旅行に出かけた。常磐道・北関東道・東北道・関越道を経由しての旅行であった。
自宅を6時に出て,途中壬生PAで休憩し、富岡ICまで約3時間。ICから10分で「こんにゃくパーク」に着いた。

 当日は、天気が悪く集中豪雨に出逢うなど、最悪の道路コンデションであった。こんにゃくパークは,時期によっては混雑して待ち時間が長いことがあるようだが、大雨のせいか人もまばらで、すぐに会場に入れた。
 こんにゃくのさまざまなアレンジ料理が無料で食べ放題と言うこともあり、それなりに楽しんで過ごすことが出来た。先の予定もあるので約40分ぐらいで退所した。
 子供連れで見学できれば 、また違った意味で楽しめると思う。
 パークから15分程度で世界遺産富岡製糸場の駐車場に着いた。製糸工場そのものには駐車場は併設されたいないので、歩いて10分程度の距離にある市営の駐車場を利用した。
 普段であれば、大勢の人で賑わい駐車場も心配されるところであったが、幸い天候が悪いせいか空いていた。今回の旅行で一番期待していた見学場所である。それでも製糸場に至る道路や正門は見学者でいっぱいであった。
 待つことなく入場券を購入して入ることができた。明治五年に明治政府が官営模範工場として設立して以来140年も経っている。世界遺産として登録され、当初の建物群がそのまま残り、現在に至っている姿を間近に見る事が出来た。

 順路に従って、先ずは東置繭場の総合案内で歴史パネル展示を見て、更に映像ガイダンスの上映を見ると、明治政府が官営模範工場を設立し、近代化を図った経緯がよく理解できた。
 次に社宅群を見学、中でも社宅群に展示している「生きている蚕の展示には興味を持った。」と言うのも、幼少の頃、約60年前に自分の家で蚕を飼っていた事を思い出したからである。それ以来の再会である。 
 それから動態展示施設(復元機、ブリュナエンジン)、西置繭場(繭置場)を見学した。その後、一度入り口に戻り、右側にある繰糸所、創業当時からある糸を取る機械、実演実施の映像を見た。

 実際に展示してある繰糸機は昭和62年まで使われていたものである。その後、診療所、首長館や寄宿舎を見て、約1時間40分の見学した。もう少し、時間があればもっとゆっくりと丁寧に見学できたと思うし、それだけの価値ある世界遺産であった。
 それから、一般道を約50分かけて伊香保温泉の途中にある地球屋パン工房に立ち寄り、水沢観音を目指した。

 水沢観音は130年の歴史を持つ、由緒ある名刹。本堂と六角堂をお参りした。境内の紅葉は既に終わっていたが、四季折々の景色が楽しめるので、一度は訪れてみたいところだと思う。
 
 そこから十数分で伊香保温泉の徳冨蘆花駐車場に着いた。数十年ぶりである。幸いに駐車場が空いていたので助かった。日本三大名段の石段(街)両脇のお店や旅館等を眺めながら登り、伊香保神社に着いた。神社にお参りし、境内から伊香保温泉街の素晴らしい景観を眺めることができた。
 
   その後、神社の裏道から河鹿橋と飲水所を目指した。ただ、紅葉の時期が過ぎていたので、左右の広葉樹の葉は枯れていて、所々に色づいたモミジやカエデが残っている程度であった。河鹿橋周辺の紅葉も終わり、残念ながら朱色の太鼓橋と紅葉のコントラストを見ることは出来なかった。
 それでも、残りの紅葉と橋を眺めることができたのは、ここまで足を運んだ甲斐があった。それから近くの飲水所に行き温泉水を飲んでみた。確かに鉄を舐めたような独特の味がした。

 帰りは、温泉まんじゅうを買うなどしながら石段を降りて、無事に駐車場へ到着した。そこから数分でホテルに着き、食事とお風呂を楽しみ、無事一日のを終えることが出来た。

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