お独り様人生、山あり谷あり崖っぷちあり、ときどき猫あり。

ため息。



今朝の体重。


ため息。

ため息しか出ないよね。
(糞小林の訃報)

ホントにね。

どういう状態であれもう一度くらい地獄の淵から這い上がって来るような気持ちでいたのよ。

『さすがになんにも考えずに生きてるヤツは強ぇな』なんてさ。

そうしてどこかで、親を見送って。

私のようにお先真っ暗な独居生活を経験して。

それから朽ち果てていって欲しい、って思っていたのよ。

それはたぶん、私自身の毎日を客観的に見られる絶好のサンプルと位置付けていたから。

でも。

人間の体って案外もう少し頑丈なものだと思ってたのに。

沈黙の臓器故に。

外側からしか見ていなかった私たちの想像の数十倍も進行していたのかもしれないね。

結局のところ入院の判断に至ってからひと月とちょっと。

もしかしたらその時点でもあまり前向きな診断にはなっていなかったのかもしれない。

年老いた父親からしたら自宅で看取る環境など整えられるはずもないし。

すでに余命宣告をされていたとしても。

医療施設に頼る方が負担はかなり軽減出来たんだと思う。



昨日、オキニーズOさんと話をして。

糞小林は過去の入院から復帰して以降定期通院はしていたはずで。

最低でも一度は主治医から。

『貴方に必要なのは肝臓の治療よりもお酒を断ち切る努力です』

なーんて話はされていたのではあるまいか。

一人息子として母親から『イイ子イイ子』と育てられてきた四十路オヤジは。

とにかく外部から説教をされることを苦手としていたので。
(説教が得意な人はいないけどさ)

医師からの説明も真正面から受け止めるだけの精神力が乏しかったとは思う。

晩年。
(もはや晩年)

糞ジジィに『何処の病院にゆけばいいかわからない』などととんちんかんなことを話していたと聞くけれど。

それは受診科目のはなしなどではなくて。

断酒のための専門病院の探し方がわからなかったのではなかったのか。

Oさんはそう推察していたよ。

とはいえ。

この情報が溢れかえっている現代で。

大抵の事はネットの中に答は探せるし。

定期通院先の主治医やケースワーカーからでも施設を探して紹介を得るくらいの事は出来たように思う。

実際に市内にそういう専門病院が存在していることは私ですら知ってるし。

糞小林はそれでもアルコールを一滴たりとも口に出来ない現実の方がツラかったのか。

コンプライアンス問題がうるさくなってしまった今となっては。

とことん問いただすことはもちろん。

命を落としてしまったら物理的にも不可能になってしまったけどさ。



社用のスマホには10月の末辺りに糞小林とマネージャーが業務連絡に使用したであろう履歴が残っていて。

訃報がもたらされたのはそこからわずかに一週間。

すでに予期されていたのか。

安定からの急変だったのか。


入院時、かなり進行していたとしたら。

延命措置の有無なども医師と父親の間ではやり取りされていただろうな。

自身の年齢を思えばむしろ長期入院など無理な話だろうから。

自身の体力はもちろんの事。

息子のゆく末を考えても。

先に旅立ってくれた方が本人のため、と考えたかもしれないね。


ともかく。

結果として糞小林の自業自得なのに。

周囲の人間が不愉快な気持ちになるって…。


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