ホイッスルバード あいざわぶん

中学生に戻って本日はエンゲル係数

中学一年生時の社会科担当教師は市川先生(30代既婚女性)。
二年生時の先生は五十嵐先生(20代未婚女性)。
三年生時の先生は清野先生(定年間近の男性)。
いずれの先生も教え方が上手だったからだろうが、皆さんの
苗字は勿論のこと、色々な授業場面を私は覚えている。

本日のテーマは「エンゲル係数」だが、若かった五十嵐先生が
教えてくれたものであり、(なるほど~!)と、感心までしたのを
覚えている。

エンゲル係数とは「家計の消費支出に占める食費割合」で、
数字が高ければ高くなるほど生活が苦しくなる指標である。

改めて調べてみるとデータが残っているのは1963年以降
だから、データ上では1963年の数値38.7%が吾が国で
一番高い数値になっている。
私が6歳の頃だから、まだまだ日本全体が貧しかったのを
吾が家の実態としても記憶に新しい。

そのエンゲル係数が2005年頃(22.9%)から徐々に上昇
して、今や27%以上まで上昇しているのだそうな。
その点を問題視している記事(共同通信)を読んだのだが、
(問題あるよなぁ、この数字)と私は思うから、厳しく指摘を
しようと思ったわけ。
その問題点とは、「2人以上の世帯データ」だからだ。
(えっ、単身世帯の調査をせずに本当の数値が見えてくる筈が
ないじゃないか)と思って当たり前でしょ。

実は年金単身暮らしの私が典型で、単純に計算して30%
以上なのは確実。
そして年金受給額が低い単身者の殆どが30%どころか、
40%の人も居る筈と判断できるからだ。
例えば、国民年金の満額受給者の一か月分の手取り額は
6万円弱の筈。2万円を食費に使った場合エンゲル係数は
33%以上になってしまう。
それらを省きて、なんの意味やある!(文語的表現)

結論として共同通信の記者は、「値上げが家計を圧迫」と
しているのだが、数字が中途半端なんだから、言っている
ことに迫力が乏しくなっているのである。

ちなみにエンゲル係数の適正数値は、月給の手取り額の
15%~20%とされている。
だから、あいざわぶんはド貧乏の部類に認定されることに
なるが、食事で節約してないのもあるから気にしない(笑)
それよりも、一度として吾が国の統計で理想的数値である
20%を切った年がないことの方が問題だろう。
つまり、年収が少ない家庭が多い、ということなのだ。

だから、最低賃金が最も大切な問題点なんだよ!

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