台風が襲来している日本列島。時おり激しい雨が降るなか、日洋展に行ってきました。
小田急沿線に住む者にとってやはり、地下鉄千代田線乃木坂駅から雨にぬれずに美術館まで行かれる「国立新美術館」はうれしい!
上野が会場だったら、おそらく、こんな悪天のなか、たぶん出かけない気がします。
知人がいつも出品しているので(今回:会員推挙となりました)、案内をいただいたのがきっかけです。
「魅力ある具象画を目指す」日洋展は、今回、東日本大震災もあったので、人の心をとくにやわらげるはたらきをしているように感じました。
今回は「第25回記念」ということで、一室を「日洋会のあゆみを支えた作家たち」として遺作を展示していました。
この展示のなかで、うれしかったのは、私が高校生のときに石膏デッサンを習うために通っていた研究所の先生:坪内正先生の作品が展示されていたことです。「夢」120号の明るい、とても美しい作品です。坪内先生には、デッサンの基礎を厳しく指導していただきました。あのころの毎日がなつかしく思い出されました。
★ ★ ★
第25回記念 日洋展
2011年5月25日(水)~6月6日(月)
10:00~18:00(最終日は15:00閉会) ※休館日:5月31日(火)
会場:国立新美術館:2階A・B展示室、3階A・B展示室
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます