安芸での紅白戦4試合目。
先発投手は白組下柳投手&紅組フォッサム投手。
キャッチャーは白組城島選手&紅組狩野選手。
スタンドでは傘が開き始めています。雨が降ってきたんですね。そういえばこの試合って、アノ人
が投げるんでしたっけ。
1回表。城島選手初マスク。貫禄あります。突然画面が二画面に。小さいほうの画面には常に城島選手
が映ります。いや、そこまでしなくても普通に見えると思うんですが。同じ人が後ろからと前から両方
同時に二画面に映っているのはスゴイけど違和感あり。とか書いているうちに、マートン選手は
ピッチャーゴロ。関本選手は左肩に死球。帽子をとって謝る下柳投手に観客が湧きました。新井選手は
ライトフライ。ブラゼル選手は一塁線へのヒット。2アウト1,3塁。桜井選手はレフトフライ。
裏、フォッサム投手は追い込んでからサインが合わないのか、何度も首を振りつつ、変化球で浅井選手
を三振に。平野選手は緩いスライダーを三遊間に打ち返して出塁。鳥谷選手はショートフライ。
城島選手。見ているこちらもつい力が入ります。見逃し、ファール、空振りで三振。
2回表。狩野選手のレフトフライを浅井選手がグラブで弾き、ヒット。会場がどよめきます。
狩野選手の凡打と思われる当たりを野手が取り損ねる、という光景は良く見るような気がします。
今回の場合は、解説曰く「真芯でとらえているから、打球が揺れたんだろう」とのこと。
藤川俊選手は送りバントを一発で成功。上本選手はストレートの四球。次の大和選手の打席で、リード
が大きかった上本選手を城島選手が刺します。なんて素早い反応、体勢を整えて投げるその早さ!
と驚きました。よ~く見るとウエスト気味の投球だったんですね。城島選手の捕りやすく投げやすい
場所に投げる下柳投手のコントロールの良さ、モーションの揺るぎ無さもさすがです。しれっと
アウトローに構えていた城島選手に、上本選手はまんまとハメられたということでしょうか。
しかし大和選手が三塁線にヒット。狩野選手ホームインで一点先制。大和選手は投球と同時にスタート、
マートン選手がヒットを打つ間に一気に三塁へ。関本選手は内野フライでアウト。
裏。林選手は左中間へのヒット。葛城選手は内野ゴロでアウト。野原将選手は追い込まれつつも
ファールで粘りますが、最後はファールフライをブラゼル選手が捕ってアウト。DH水田選手。
こちらもファールの連続。最後のファールフライをキャッチした狩野選手は1塁ベンチにぶつかりそうに
なります。ギリギリで踏みとどまる狩野選手を受け止めてくれた岡コーチ、ありがとうございます!!
フォッサム投手にも、笑顔で背中を叩かれていましたね。
昨シーズンもファウルフライを捕りつつ観客席に落ちたり、とひやっとするシーンがありました。
怪我だけはしないで欲しい。これは狩野選手への唯一のお願いです。全力プレーをする中では、難しい
ことだと思いますが。それでも、これだけは切にお願いします。もちろん他の選手も、です。
3回表。藤川投手VS新井選手の対決は新井選手のフライで決着。そして次のブラゼル選手のバットを
粉砕。バットはまさに粉々で、打球はあえなく内野ゴロ。桜井選手、初球から狙って良い当たりも
ファール。最後はライトフライ。たった8球で抑えてしまいます。裏、渡辺投手。田上選手は内野ゴロ。
浅井選手はライト前ヒット。平野選手は四球で出塁。鳥谷選手。ファーストゴロで2塁はアウト、1塁
セーフ。城島選手への一球目はホームベースより手前でバウンドし、狩野選手は身体で止め切れず、
ボールはマスク首元あたりをかすめて後ろに大きく逸れます。その間に3塁ランナーホームイン。
狩野選手はボールを見失い、渡辺投手がボールを拾って3塁へ送球します。送球が高めに浮いたので
またひやり。ワイルドピッチは本当に心臓に悪いです。捕れずともボールを身体の前に落とせれば
良いのですが、あのバウンドは難しいと思います。いつも身体でしっかり止めている狩野選手。
今日の一球を糧に、さらに技術向上してくれるはず、と信じてこのシーンをしっかり心に刻んでおこう
と思います。渡辺投手、4球目からは直球で真っ向勝負。ピッチャーゴロで城島選手を打ち取ります。
4回表。久保田投手。キャッチャーは小宮山選手ですね。狩野選手のセンターフライに鳥谷選手、
平野選手、浅井選手が駆け寄って見上げ、平野選手がキャッチ。藤川俊選手はファールフライを捕られ
てアウト。上本選手はライトフライ。裏は金村投手、捕手は清水選手。林選手はファールフライ。
葛城選手にはフルカウントから四球。野原将選手は内野ゴロ。2死2塁で水田選手。追い込まれながらも
レフトへのホームラン。白組勝ち越し。田上選手は空振り三振。
5回表。西村投手登場。清水選手はショートゴロ。マートン選手、センターへのヒット。関本選手も
センターへの強いゴロ。新井選手への一球目はワイルドピッチ。ランナーはそれぞれ進塁して、
1死2、3塁。しかしここで新井選手を三振にしとめる西村投手は素晴らしい強心臓です。次はブラゼル
選手。高めを要求する小宮山選手。1球目は空振り、2球目はファールで追い込みます。ライトに
大きな当たり。一人ランナーが還って紅組が一点返します。しかしここでライトの田上選手がホームに
ダイレクト返球。ツーバウンドしたボールは、ホームでがっちりブロック体勢に入っていた小宮山選手
の元へ。走りこんだ関本選手はアウト。攻守ともに良いプレーの連続でした。
そしてその裏。杉山投手がマウンドに上がります。雨が降り出し、自分の指差す杉山投手の後に、
一斉に傘を差しだす観客席が映ります。先頭打者小宮山選手が初球を内野ゴロ。ということよりも一気
に強くなる雨に呆然です。土砂降りじゃないですか。杉山投手凄すぎです。平野選手は内野フライ。
鳥谷選手には死球。痛くなさそうで良かったです。浅井選手は1,2塁間を破るヒット。とここで野手
が引き上げ、試合終了。白組3-2紅組。
CM明けには雨が上がっています。そういえばさっき杉山投手がグランドから去って行きましたね。
これにはもう本当に笑いました。噂には聞いていましたが、これほどとは。ファイターズとの練習試合
で雨が降らなかったのは奇跡だったんですね。この試合では色々印象的なプレーがあったはずなのに、
杉山投手が全部雨で流していったような。ハイライトが無かったら、もう一度見ないといけない所
でした。
試合終了後も選手達は練習。特打は新井選手&鳥谷選手。外野では守備練習。桜井選手、浅井選手、
藤川俊選手がセンターでフライを追います。内野の平野選手と上本選手の特守。さすがの平野選手も
試合後とあってお疲れのご様子。それにしても天気はすっかり回復。あの雨はやはり…。
サブグランドでは清水選手、小宮山選手、狩野選手のスローイング練習。清水選手と狩野選手は
おそらく投げる時のイメージを話し合っているのか、右手でスローイング時の手の動きを繰り返して
いました。
GAORAから。
紅白戦のハイライト。
攻守ともにタイガースの選手だからか、5イニング(未満)なのに1試合分見た感じです。
【藤川投手へのインタビュー】
今シーズンの調整はじっくり。時間に余裕があってやっていて楽しい。
城島選手について。最初に思っていたイメージと違って、キャッチャーらしい性格。人の心に入って
くるのが上手。皆の中に溶け込んでいる。
城島選手とピッチャーの話はするか?昨年の調子や決め球など、お互いに話して勉強している。
ストレートへのこだわりについて。まずストレートから研く。(去年は)その時間がなかった。
今年は時間があるからやらしてもらいます。ということ。
ファンへ。
去年は忘れて、新しい自分達で頑張っていきたい。皆さんも一回フラットな気持ちに戻して
もらって。城島さんが加入して、矢野さんもいますし、外国人(選手)も新しくなって、どんな
タイガースが見られるか、僕も期待している段階なので。期待して待っていて下さい。
おそらく、やります。
好きな言葉。「弱気は最大の敵」敵は自分の中にいる。相手は関係ない。怖さを感じて、そこを開き
なおっていけるくらいの強さがないと。そこで弱虫になって逃げ出したり、誰かのせいにしたり、と
いうのはしないようにしています。
*** ファイターズ ***
マリーンズとの練習試合。先発八木投手は5回3安打無失点の好投。攻撃の方は、ヒットで出た
田中選手を稲葉選手がタイムリーで還します。建山投手も好投して無失点。中田翔選手の守備も
良かったようです。武田久投手も無失点。陽選手がまたもや活躍。多田野投手はホームランを浴び、
三安打三失点。試合は5-3でファイターズの勝利。
【本音トーク】は梨田監督。長くなったので、エントリーを分けました。
キャンプレポ感想[25.5] 20100225 梨田監督インタビュー へ
----------------------------------------------------------------------------------
紅白戦、見どころ沢山でしたね。今現在は既にオープン戦が始まり、今日は早くも2試合目。
CATVでは放送が無いので、関西の方のレポが頼りです。
私も自分が見られる分は頑張ります!応援→ よろしくお願いします。
→【目次】2010年春季キャンプ中継の感想へ
先発投手は白組下柳投手&紅組フォッサム投手。
キャッチャーは白組城島選手&紅組狩野選手。
スタンドでは傘が開き始めています。雨が降ってきたんですね。そういえばこの試合って、アノ人
が投げるんでしたっけ。
1回表。城島選手初マスク。貫禄あります。突然画面が二画面に。小さいほうの画面には常に城島選手
が映ります。いや、そこまでしなくても普通に見えると思うんですが。同じ人が後ろからと前から両方
同時に二画面に映っているのはスゴイけど違和感あり。とか書いているうちに、マートン選手は
ピッチャーゴロ。関本選手は左肩に死球。帽子をとって謝る下柳投手に観客が湧きました。新井選手は
ライトフライ。ブラゼル選手は一塁線へのヒット。2アウト1,3塁。桜井選手はレフトフライ。
裏、フォッサム投手は追い込んでからサインが合わないのか、何度も首を振りつつ、変化球で浅井選手
を三振に。平野選手は緩いスライダーを三遊間に打ち返して出塁。鳥谷選手はショートフライ。
城島選手。見ているこちらもつい力が入ります。見逃し、ファール、空振りで三振。
2回表。狩野選手のレフトフライを浅井選手がグラブで弾き、ヒット。会場がどよめきます。
狩野選手の凡打と思われる当たりを野手が取り損ねる、という光景は良く見るような気がします。
今回の場合は、解説曰く「真芯でとらえているから、打球が揺れたんだろう」とのこと。
藤川俊選手は送りバントを一発で成功。上本選手はストレートの四球。次の大和選手の打席で、リード
が大きかった上本選手を城島選手が刺します。なんて素早い反応、体勢を整えて投げるその早さ!
と驚きました。よ~く見るとウエスト気味の投球だったんですね。城島選手の捕りやすく投げやすい
場所に投げる下柳投手のコントロールの良さ、モーションの揺るぎ無さもさすがです。しれっと
アウトローに構えていた城島選手に、上本選手はまんまとハメられたということでしょうか。
しかし大和選手が三塁線にヒット。狩野選手ホームインで一点先制。大和選手は投球と同時にスタート、
マートン選手がヒットを打つ間に一気に三塁へ。関本選手は内野フライでアウト。
裏。林選手は左中間へのヒット。葛城選手は内野ゴロでアウト。野原将選手は追い込まれつつも
ファールで粘りますが、最後はファールフライをブラゼル選手が捕ってアウト。DH水田選手。
こちらもファールの連続。最後のファールフライをキャッチした狩野選手は1塁ベンチにぶつかりそうに
なります。ギリギリで踏みとどまる狩野選手を受け止めてくれた岡コーチ、ありがとうございます!!
フォッサム投手にも、笑顔で背中を叩かれていましたね。
昨シーズンもファウルフライを捕りつつ観客席に落ちたり、とひやっとするシーンがありました。
怪我だけはしないで欲しい。これは狩野選手への唯一のお願いです。全力プレーをする中では、難しい
ことだと思いますが。それでも、これだけは切にお願いします。もちろん他の選手も、です。
3回表。藤川投手VS新井選手の対決は新井選手のフライで決着。そして次のブラゼル選手のバットを
粉砕。バットはまさに粉々で、打球はあえなく内野ゴロ。桜井選手、初球から狙って良い当たりも
ファール。最後はライトフライ。たった8球で抑えてしまいます。裏、渡辺投手。田上選手は内野ゴロ。
浅井選手はライト前ヒット。平野選手は四球で出塁。鳥谷選手。ファーストゴロで2塁はアウト、1塁
セーフ。城島選手への一球目はホームベースより手前でバウンドし、狩野選手は身体で止め切れず、
ボールはマスク首元あたりをかすめて後ろに大きく逸れます。その間に3塁ランナーホームイン。
狩野選手はボールを見失い、渡辺投手がボールを拾って3塁へ送球します。送球が高めに浮いたので
またひやり。ワイルドピッチは本当に心臓に悪いです。捕れずともボールを身体の前に落とせれば
良いのですが、あのバウンドは難しいと思います。いつも身体でしっかり止めている狩野選手。
今日の一球を糧に、さらに技術向上してくれるはず、と信じてこのシーンをしっかり心に刻んでおこう
と思います。渡辺投手、4球目からは直球で真っ向勝負。ピッチャーゴロで城島選手を打ち取ります。
4回表。久保田投手。キャッチャーは小宮山選手ですね。狩野選手のセンターフライに鳥谷選手、
平野選手、浅井選手が駆け寄って見上げ、平野選手がキャッチ。藤川俊選手はファールフライを捕られ
てアウト。上本選手はライトフライ。裏は金村投手、捕手は清水選手。林選手はファールフライ。
葛城選手にはフルカウントから四球。野原将選手は内野ゴロ。2死2塁で水田選手。追い込まれながらも
レフトへのホームラン。白組勝ち越し。田上選手は空振り三振。
5回表。西村投手登場。清水選手はショートゴロ。マートン選手、センターへのヒット。関本選手も
センターへの強いゴロ。新井選手への一球目はワイルドピッチ。ランナーはそれぞれ進塁して、
1死2、3塁。しかしここで新井選手を三振にしとめる西村投手は素晴らしい強心臓です。次はブラゼル
選手。高めを要求する小宮山選手。1球目は空振り、2球目はファールで追い込みます。ライトに
大きな当たり。一人ランナーが還って紅組が一点返します。しかしここでライトの田上選手がホームに
ダイレクト返球。ツーバウンドしたボールは、ホームでがっちりブロック体勢に入っていた小宮山選手
の元へ。走りこんだ関本選手はアウト。攻守ともに良いプレーの連続でした。
そしてその裏。杉山投手がマウンドに上がります。雨が降り出し、自分の指差す杉山投手の後に、
一斉に傘を差しだす観客席が映ります。先頭打者小宮山選手が初球を内野ゴロ。ということよりも一気
に強くなる雨に呆然です。土砂降りじゃないですか。杉山投手凄すぎです。平野選手は内野フライ。
鳥谷選手には死球。痛くなさそうで良かったです。浅井選手は1,2塁間を破るヒット。とここで野手
が引き上げ、試合終了。白組3-2紅組。
CM明けには雨が上がっています。そういえばさっき杉山投手がグランドから去って行きましたね。
これにはもう本当に笑いました。噂には聞いていましたが、これほどとは。ファイターズとの練習試合
で雨が降らなかったのは奇跡だったんですね。この試合では色々印象的なプレーがあったはずなのに、
杉山投手が全部雨で流していったような。ハイライトが無かったら、もう一度見ないといけない所
でした。
試合終了後も選手達は練習。特打は新井選手&鳥谷選手。外野では守備練習。桜井選手、浅井選手、
藤川俊選手がセンターでフライを追います。内野の平野選手と上本選手の特守。さすがの平野選手も
試合後とあってお疲れのご様子。それにしても天気はすっかり回復。あの雨はやはり…。
サブグランドでは清水選手、小宮山選手、狩野選手のスローイング練習。清水選手と狩野選手は
おそらく投げる時のイメージを話し合っているのか、右手でスローイング時の手の動きを繰り返して
いました。
GAORAから。
紅白戦のハイライト。
攻守ともにタイガースの選手だからか、5イニング(未満)なのに1試合分見た感じです。
【藤川投手へのインタビュー】
今シーズンの調整はじっくり。時間に余裕があってやっていて楽しい。
城島選手について。最初に思っていたイメージと違って、キャッチャーらしい性格。人の心に入って
くるのが上手。皆の中に溶け込んでいる。
城島選手とピッチャーの話はするか?昨年の調子や決め球など、お互いに話して勉強している。
ストレートへのこだわりについて。まずストレートから研く。(去年は)その時間がなかった。
今年は時間があるからやらしてもらいます。ということ。
ファンへ。
去年は忘れて、新しい自分達で頑張っていきたい。皆さんも一回フラットな気持ちに戻して
もらって。城島さんが加入して、矢野さんもいますし、外国人(選手)も新しくなって、どんな
タイガースが見られるか、僕も期待している段階なので。期待して待っていて下さい。
おそらく、やります。
好きな言葉。「弱気は最大の敵」敵は自分の中にいる。相手は関係ない。怖さを感じて、そこを開き
なおっていけるくらいの強さがないと。そこで弱虫になって逃げ出したり、誰かのせいにしたり、と
いうのはしないようにしています。
*** ファイターズ ***
マリーンズとの練習試合。先発八木投手は5回3安打無失点の好投。攻撃の方は、ヒットで出た
田中選手を稲葉選手がタイムリーで還します。建山投手も好投して無失点。中田翔選手の守備も
良かったようです。武田久投手も無失点。陽選手がまたもや活躍。多田野投手はホームランを浴び、
三安打三失点。試合は5-3でファイターズの勝利。
【本音トーク】は梨田監督。長くなったので、エントリーを分けました。
キャンプレポ感想[25.5] 20100225 梨田監督インタビュー へ
----------------------------------------------------------------------------------
紅白戦、見どころ沢山でしたね。今現在は既にオープン戦が始まり、今日は早くも2試合目。
CATVでは放送が無いので、関西の方のレポが頼りです。
私も自分が見られる分は頑張ります!応援→ よろしくお願いします。
→【目次】2010年春季キャンプ中継の感想へ