キレイ好き！？片づかないわがまま女に喝！

片付かない女っていますよね。

化粧や服装にはいろいろ気を遣うくせに部屋はごみ溜め。

「キレイ好き！？」はそんな女がコトメだったというお話。


キレイ好き！？／作品紹介（ネタバレにご注意！）

職場結婚した理英子はやさしい夫、可愛い娘の三人暮らし。不満などなかったのだが、義理の妹となった若菜が東京ぐらしをはじめたことで、彼女の世話をすることに。

ところがこの小姑、とんでもない問題児だった。

両親、兄、家族から甘やかされて育った結果、片づけということを全くしない女に成長していたのだ。

化粧も、ファッションも念入りなのに、散らかしっぱなし、汚しっぱなしで部屋はごみ溜め。

どうして片づけられないのか聞いても「私病気だから」。

「片づけられない症候群」を自称して、片づけを全部理英子に押し付け、感謝のひとこともなし。

あげくは、義姉に向かって「みっともない」

さて、困った義妹にどんな「喝」をいれるのか？

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片付かないオンナといえば「ノダメ」。のだめカンタービレのめぐみですけど、あれも酷かったですね。

でも、この作品の作者：桜井まり子さんも、のだめの作者：二ノ宮知子さんも、きっと本物のゴミ部屋を知らないのでしょう。

本当のゴミ部屋を一度でも経験したことのある人なら、思い出すたび怖気を振るうことになりますから、絶対マンガなんて描いてられない。

わたしは職業上の都合で個人宅を訪問することが多く、おそらく過去数千軒はこなしていると思いますが、真性のゴミ部屋にあたったのは３回。うち２回は単にゴミ山になっているだけでしたが、あとの一軒が────

ゴミの質が問題。カニの送られてきたスチロール箱とか、生ごみとか廊下といわず、台所と言わず山積み。浴室ともなれば天井までなんでもかんでも積み上げてまるでピサの斜塔です。

台所の流し台も水をつかうときだけ、とりあえず横にのけて使うみたいで、ゴミの下のほうはジトジトと湿って不潔感ハンパない。

そして最悪なのは「臭い」。生ごみですからねえ、カニですからねえ、想像できるでしょ？

いや。想像以上なのは保証しますけどー。（笑）

幸いなことに用事は台所で済ますことができましたが、リビング（？）への扉の向こうからはさらに、すさまじい臭気が────

速攻３０分で退出したけど、服や髪に臭いがついてしまって気になって気になって････

仕方ないので、近場の日がえり入浴可能な旅館に駆け込んで、お清めしました。

それでも、鼻腔に臭いが残っているような気がしてその日の夕食は食べる気にならなくて。

まあ、このあたりにしましょう。あまりリアルに書き記すとキモチ悪いですもんね。