かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

雨のなか 芝の増上寺を訪問しました(東京都港区)

2017年09月11日 | ぶらっと散策

先日東京に仕事で行った合間で、増上寺を訪問しました。

大門と東京タワー


大門は、80年ぶりの大改修が完了したばかりです。

旧総門だったそうですが、東京都に寄付されその後所有者不明となっていましたが、
平成28年に増上寺に返還されました。

三解脱門は改修中でした


寺号標


大殿と東京タワー


鐘楼堂


大梵鐘は、江戸三大名鐘の一つに数えられている東日本最大級のものだそうです。


大殿(本殿です)


大殿の扁額


大殿の内部

ご本尊の阿弥陀如来像

光摂殿と寺務所


安国殿


千体子育地蔵菩薩

ずらっと並んでいます


安国殿の裏手にある徳川家霊廟


鋳抜門

昔は国宝に指定されていたそうです

門戸には葵の御紋が


脇には龍の彫刻


鋳抜門の裏側


500円の入場料を払って内部に入れます。
霊廟の内部


奥の二代秀忠公夫婦の石の宝塔(右)と、六代家宣公夫婦の青銅製の宝塔(左)と


戦前は境内各所に、将軍と正室の霊廟(御霊屋)が配置されていましたが
空襲でほとんどが焼失し、戦後しばらくして現在の1箇所にまとめられた
そうです。

その説明の看板


四菩薩像



芝公園との間にある、三解脱門

旧台徳院霊廟の総門だったそうで、重要文化財に指定されています。

三解脱門の仁王像の阿形

吽形


雨の中の散策となりました。



川崎競馬場に行ってみました(川崎市川崎区)

2017年08月15日 | ぶらっと散策
少し前の話ですが川崎大師に行った帰りにすぐ近くの川崎競馬場に立ち寄りました。
4年半ぶりの訪問です。
2013年2月に訪問した様子はこちらでご覧いただけます。
競馬場の入り口

昔来た時よりもきれいになっています。

隣の「マーケットスクエア川崎イースト」という商業施設の裏手は目の前が馬場です。

蹄鉄型のベンチがいいです

目の前の馬場

競馬場内よりも近いかもしれません。


入場したものの、雨で人もまばら


パドック


本馬場入場

背後には、面積1152平米の「川崎ドリームビジョン」

1レーススタート直後


1周まわってゴール前


本馬場入場の際の先導馬

夏で雨でなければ浴衣なのですが・・・

第2レースのスタート直後


1周まわってゴール前


第3レースの本馬場入場


第3レースのスタート直後


1周まわってゴール前


第4レースのスタート直後


馬が一生懸命走るのは見ていて気持ちがいいです。

4レース参戦して、前回と同様に3頭のワイド・ボックスで購入。
2レース的中しましたが、トータルはマイナスでした。


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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
クリエーター情報なし
キヤノン







みなとみらいにピカチュウが大量に・・・

2017年08月01日 | ぶらっと散策
先日、横浜のみなとみらいに行ったところ、ランドマークプラザに
ピカチュウがたくさんいました。


8月9日(水)~8月15日(火)に行われる「ピカチュウ大量発生チュウ」の先行展示のようです。


下から見てもたくさん詰まっています。


期間中には、ステージショー「太陽のカーニバル」や、
8月14日(月)夕方の『ピカチュウ・カーニバル・パレード』等があるようです。

クイーンズスクエア横浜には巨大なポスターもあります。


大量発生チュウのポスター


一歩外に出るといつものみなとみらいでした。




山中城を歩いてきました(その3・山中城周辺の神社仏閣等と天然記念物のカシの木)(静岡県三島市)

2017年07月17日 | ぶらっと散策
山中城は、静岡県三島市にある戦国時代の山城跡です。
山中城の様子は、山中城の本城と岱崎出丸の2回紹介してきましたが今回で最後です。
その1・岱崎出丸編はこちらでご覧いただけます。
その2・山中城の本城はこちらでご覧いただけます。

今回は、山中城周辺の神社仏閣等と天然記念物のカシの木を紹介します。

山中城の本城の本丸に諏訪・駒形神社があります。

駐車場よりも箱根峠寄りに鳥居があります。


鳥居わきに山中城址の石碑があります。


お地蔵さま


階段を登って行くと本丸の兵糧庫脇の神社前に出ます。


諏訪・駒形神社

御祭神は、建御名方命と日本武命です。

右には八坂神社もあります。



諏訪・駒形神社の左わきにそびえる大カシ(アカガシ)


別の角度。幹が太いです

根廻り約10mだそうです。

本丸から


静岡県の天然記念物に指定されています。

樹齢600年以上とのことです。


山中城の本城脇の旧街道沿いにある宗閑寺

宗閑寺は、浄土宗のお寺で正式には、東月山普光院宗閑寺です。

宗閑寺には山中城落城の戦いの際に亡くなった武将のお墓があります。

(右が豊臣方の一柳直末、左が北条方の城主松田康長や間宮康俊)


宗閑寺の左側には、芝切地蔵があります。


昔この地で亡くなった巡礼の旅人を地蔵尊として祀ったそうです。
その旅人の故郷が見えるよう芝塚を積んだそうです。

地蔵尊のお堂


彫刻


お堂わきの芝塚


芝塚の脇にはお地蔵さまや

石仏がたくさんありました


だいぶ間が空いてしまいましたが、山中城の紹介はこれで終わりです。
その1・岱崎出丸編はこちらでご覧いただけます。
その2・山中城の本城はこちらでご覧いただけます。


山中城を歩いてきました(その2・山中城本城)(静岡県三島市)

2017年07月09日 | ぶらっと散策
山中城は、静岡県三島市にある戦国時代の山城跡です。
箱根峠から少し下ったところにあります。

北条氏によって築城され、小田原城の支城として重要な軍事拠点でしたが、
豊臣秀吉の小田原攻めにより、豊臣秀次率いる7万の軍勢に攻められ1日で
落城してしまいました。

石垣など石を使わず、土塁や畝堀・障子堀などの堀を巧みに配置した隠れた名城です。
日本100名城にも選ばれて、国の史跡にもなっています。

山中城の案内図


前回はその1として、城の南側の岱崎出丸(岱崎城)を紹介しましたので、今回は本城を紹介します。
(岱崎出丸は上の案内図では左半分の箇所です)
その1・岱崎出丸編はこちらでご覧いただけます。


岱崎出丸の入り口まで戻ります。
岱崎出丸の入り口は、箱根旧街道の石畳に面していますので、
箱根旧街道の石畳を横切り、国道1号線を横断したところに、
山中城の入り口があります。

案内に従て左手に進むと、三の丸堀があります

堀に沿って緩やかに登り、三の丸堀を上から見下ろします。

堀の先にあるガードレールが国道1号線

少し進むと田尻の池があります。


田尻の池から左手に階段を登って行きます。

曲輪の間を登っていくようです

やがて元西櫓の堀が見えてきます。

右の上が元西櫓


この階段を登って行くと、右が元西櫓、左が西の丸と西櫓に行けます。
似た名前でややこしいですが左手に進みます。
西の丸と西櫓のどちらを先に行くか迷いましたが、一番奥の西櫓に向かいます。

右の高くなっているところが西の丸、先に高くなっているところが西櫓

すぐ目の前には特徴の一つの「畝堀」

西の丸(右)と西櫓(左)の間にある、特徴の一つの「障子堀」

逆の北側からみた「障子堀」(西の丸(左)と西櫓(右))


西の丸や西櫓のあるところから富士山が見えるそうですが、あいにく雲がかかっています


西櫓に入りました。

入口は南側からの細い道の1か所のみです。
西櫓は四角い形状で、西の丸の馬出だったといわれています。

西櫓から見る西の丸

眼下には障子堀、遠くには箱根の山が見えます。

西の丸と西櫓の間の障子堀


西櫓の西側の堀

ここも畝堀ですが、わかりにくいので逆からもう1枚


来た道を戻って(西の丸や西櫓を1周すると元のところに行けるようです)、
西の丸へ登る道


西の丸

広いです

西櫓側に物見台(見張台)があります。


見張台から見る西櫓


見張台から雲がかかった富士山が見えます。


西の丸の北側の堀の障子堀


西の丸の北側の土塁の上を歩けたので進みます。


本丸へと続く北側の遊歩道があったのですすみます。


やがて右手に堀が見えてきます。(振り返っているので写真は左手)
本丸堀です。

ということは、奥の高いところが本丸のようです。

本丸につく前に、北の丸に到着


北の丸から本丸に架かる木の橋


木の橋を渡ると本丸ですが、すぐ左手に小高い一角があるので登ります。


狭いエリアですが、天守櫓跡だそうです


本丸もよく見えます


本丸からみる天守櫓方面


天守櫓わきの矢立の杉


本丸は、3段になっていて、その2段目


3段目(一番低い)

3段目には兵糧庫があったそうです

兵糧庫から本丸を見上げると、段々になっているのがわかります


兵糧庫の奥には駒形諏訪神社と大きなカシの木がありますが、次回紹介します。


本丸の一番高いところに戻って二ノ丸へ向かいます。
本丸と二ノ丸の間にある本丸堀


二ノ丸は北条丸ともいわれるそうですが、二ノ丸にある見張台


見張台から本丸堀

見晴台から北条丸


二ノ丸から元西櫓に渡る木橋

眼下にあるのが元西櫓、右奥に見えるのが西ノ丸、左に延びる道が西櫓への道です。

北側の遊歩道からみた二ノ丸の橋


木橋からは、西ノ丸や西櫓が見えます。


元西櫓堀

壮観です

あじさい


木橋を渡ったところで振り返ると、元西櫓がそびえます。


ここに戻ってきて、富士山の山頂の雲が流れそうなので西ノ丸へ


障子掘と富士山


西櫓堀と富士山

結局完全に雲が取れることはありませんでした。

最初に登ってきた道を、田尻の池まで戻り、左に行くと箱井戸という池があります。

蓮とあじさいがきれいでした

箱井戸の上は二ノ丸のようです。



これぞ山城という要素が満載で満足できました。
よく整備されているのが印象的でした。



山中城を歩いてきました(その1・岱崎出丸)(静岡県三島市)

2017年07月08日 | ぶらっと散策
山中城は、静岡県三島市にある戦国時代の山城跡です。
箱根峠から少し下ったところにあります。
箱根峠から見る芦ノ湖と駒ヶ岳



北条氏によって築城され、小田原城の支城として重要な軍事拠点でしたが、
豊臣秀吉の小田原攻めにより、豊臣秀次率いる7万の軍勢に攻められ1日で
落城してしまいました。

石垣など石を使わず、土塁や畝堀・障子堀などの堀を巧みに配置した隠れた名城です。
日本100名城にも選ばれて、国の史跡にもなっています。

山中城の案内図


今回はその1として、国道1号線で分断された城の南側の岱崎出丸を紹介します。
上の案内図では左半分の箇所です。

天正17年に豊臣秀吉の小田原攻めに備えて急造したとされ、岱崎城ともいわれています。

国道1号線の旧道にある駐車場から北条橋を渡ります。


箱根旧街道の石畳


旧街道にある石仏


5分ほど歩くと岱崎出丸に向かう階段があるので登っていきます。
階段を登ると整備された遊歩道が伸びています。


この先の盛り上がっているところが岱崎出丸です。


緩やかに登って行くと平らな広場に出ます。
広場の先が盛り上がっているのがわかります。

出丸御馬場跡です。

先ほど見えた盛り上がったところに行ってみると、
その先は斜面になっていました。

北側は土塁で守られていいます。

土塁の上を歩いて西に進むと、御馬場跡の端になります。

先にまだ曲輪が見えます。

先の曲輪に行くには、出丸の南側の遊歩道まで戻らなくてはいけません。
出丸御馬場堀があるからです。


出丸御馬場堀を過ぎた先の曲輪


2か所ある物見台から三島市方面

下に見える一の堀です


岱崎出丸の最先端(西端)にあるすり鉢曲輪

すり鉢の中から逆に見上げてみました。



岱崎出丸はこれで終了です。
山中城本城は進んできた道をもとに戻ることになります。

山中城本城は次回紹介します。
その2・山中城の本城はこちらでご覧いただけます。



三島スカイウォークを渡ってきました(静岡県三島市)

2017年07月02日 | ぶらっと散策
平成27年12月にオープンしたばかりの三島スカイウォークに行きました。
正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」というそうです。

9時オープンとのことでしたので、少し前に到着。
駐車場は無料です。

駐車場から左手に進むと、吊橋が見えてきます。

手前に広場とチケット売り場があります。

チケット売り場から先は料金1000円を払わないと入れません。

広場の案内板

全長400mで、歩行者用としては日本一長い吊橋だそうです。

撮影ポイントまで教えてくれます。


チケット売り場脇の入場口を進み、吊橋の根元に進みます。


渡りはじめます。


少し進んで振り返ると主塔がそびえます。


吊橋からの三島市方面と駿河湾の眺め


ところで富士山の眺望がいいというのが売りですが・・・
雲がかかって見えません。(左手の雲の塊)


吊橋の中央部分から(南向き)

吊橋の中央部分から(北向き)


下をみると、高いです

(70mあるそうです)

吊橋の足元の中央は金属の網目状の床になっています。


数分で渡り切りました。
渡った先から見上げる主塔


吊橋のメインケーブルの端のアンカレイジ部分が展望スペースになっています。


北側のゲートの脇の小高いところにある展望デッキに向かいます。
主塔と背後の三島市方面の眺め


吊橋全景


北側ゲートの広場とアンカレイジ部分の展望スペース


遊歩道が吊橋の下まで伸びていたので行ってみました。


長く伸びた吊橋


橋の下から

下から見る主塔

残念ながらその先は通行止めで戻ってきました。

アンカレイジ部分の展望スペースの裏にKicoroの森という遊歩道があります。

遊歩道にはアジサイが咲いていました。


遊歩道からも吊橋が見渡せます。


北側で散策したのち、元の南側に帰ります。
通行料1000円は往復の料金です。

北側のゲート手前から


吊橋から見えるワイヤーを止めている部分も見えます。


南側のゲートまで戻って、南ゲート広場脇の展望台に行ってみました。


駿河湾も見えます。



その他の施設です。
駐車場に面して並んでいます。
東側から
手前がトイレで、奥がお土産屋さんと森のキッチンという飲食店


SKYWALK CAFEという軽食屋さん

ソフトクリームをいただきました。


駐車場に面したお店の脇から奥に進むエスカレータがあります。

エスカレータを登るとスカイガーデンというお土産屋さんがあります。


手前にお土産、奥にお土産と軽食コーナーがあります。

いちご大福がおいしそうだったので買って帰りました。
保冷剤・保冷袋もセットになっていました。





三嶋大社(静岡県三島市)

2017年06月29日 | ぶらっと散策
静岡県三島市に鎮座する三嶋大社を参拝しました。
三嶋大社は、927年に編纂された延喜式神名帳で伊豆国の名神大社に列する神社で、
伊豆国一ノ宮です。
1180年に源頼朝が平家討伐の旗揚げを行ったことでも知られています。

大鳥居


大鳥居脇の社号標


大鳥居脇の和風建築風の灯籠


大鳥居をくぐった参道


たたり石

たたりとは糸をつぐむ際に使う三角の道具のことで、行きかう人を整理する役目があったそうです。

樹齢650年のケヤキ


参道の両脇は池になっています。


参道を進みます。


参道わきの池に浮かぶ厳島神社


参道の看板には鳩がたたずんでいました。


厳島神社


池の亀


池の鯉



参道の狛犬(右

参道の狛犬(左



総門に突き当たります。


総門をくぐると左手に社務所


手水舎


神馬舎



神門

神門の彫刻


神門をくぐった目の前にある舞殿


舞殿の背後に社殿があります
拝殿


本殿

御祭神は大山祇命、積羽 (八重事代主神)です。

社殿は国の重要文化財です。

拝殿正面の千鳥破風と唐破風


拝殿の彫刻


拝殿軒下の彫刻


拝殿わきから見た境内。中央が舞殿


境内社


芸能殿


宝物館前の扁額



境内には、国の天然記念物の金木犀があります。


樹齢1200年を超えるといわれています。
立派な碑があります。


社殿とキンモクセイ






東京国立博物館(その6・平成館の考古展示室)(台東区上野)

2017年03月25日 | ぶらっと散策
<2月中旬に訪問しました>
台東区上野公園にある「東京国立博物館」を訪問しました。

(東京国立博物館の展示館等の全体の様子はこちらでご覧いただけます。)
(本館1階「刀剣」コーナーはこちらでご覧いただけます。)
(東京国立博物館の本館1階の「刀剣」以外のコーナーの展示物の様子はこちらでご覧いただけます。)
(東京国立博物館の本館2階「日本美術の流れ」はこちらでご覧いただけます。)
(東京国立博物館の本館2階特別展示の能面等はこちらでご覧いただけます。)


今回は最終回で、平成館1階の考古展示室を紹介します。
平成館


平成館は2階が特別展のエリアとなります。
特別展は全面的に撮影禁止です。
訪問時は「春日 大社 千年の至宝」が開催されていました。
国宝の太刀や甲冑がありました。

平成館1階の奥に考古展示室があり、日本の考古がおおよそ時代ごとに展示されています。

縄文時代の土器(紀元前4000年ごろ)

向かって左端の土器は重要文化財です。

袈裟襷文銅鐸(弥生時代・国宝)


銅戈(弥生時代)


突線袈裟襷文銅鐸(弥生時代・1~3世紀・重要文化財)


変形方格規矩獣文鏡(古墳時代・4世紀・重要文化財)


埴輪武装男子立像(古墳時代・6世紀・国宝)


銅鏡(古墳時代・5~6世紀・すべて国宝)


銀象嵌銘大刀(古墳時代・5~6世紀・国宝)

鳥・魚の模様が施されています


王者の装身具(古墳時代・5~6世紀・ほとんどが国宝)


王者の装身具(古墳時代・5~6世紀・すべて国宝)


金銅製沓(古墳時代・5~6世紀・国宝)


鉄製の武具
鉄剣、鉄矛、鉄刀(古墳時代・5~6世紀・すべて国宝)

手前は銀装素環頭大刀(古墳時代・5~6世紀・国宝)


手前の竜文素環頭大刀(古墳時代・5~6世紀・国宝)


帯金式甲冑と鉄剣(古墳時代・5~6世紀・すべて国宝)


王者の武装
金製の武具と横矧板鋲留短甲(古墳時代・5~6世紀・すべて国宝)

左から金銅龍文帯金具、金製品残片、刀装具


素環鏡板付轡などの馬具(古墳時代・5~6世紀・写っているほとんどが国宝)


鉄製の武具(古墳時代・5世紀)


鉄製の鍛冶具(古墳時代・5世紀)


様々な大刀と柄頭(古墳時代・5~6世紀)

双龍環頭大刀の柄頭


瑠璃骨壺(飛鳥時代・国宝)


骨蔵器(飛鳥時代・国宝)


銅箱と文祢麻呂墓誌(飛鳥時代・国宝)


鴟尾(飛鳥~奈良時代)


金銭 開基勝宝(奈良時代・重要文化財)


瓦塔(奈良時代)


吉野曼荼羅懸仏や押出蔵王権現像など(平安時代・重要文化財)


日光男体山の山頂遺跡出土品(平安~鎌倉時代・重要文化財)


秋草文壺(平安時代・国宝)


青磁鉢(南宋時代13世紀・いずれも重要文化財)


板碑(阿弥陀三尊種子) (室町時代)


屋根瓦


江戸時代のお金

レプリカによる体験コーナーもありました。



東京国立博物館(その5・本館2階の特別展示・金春家伝来の能面など)(台東区上野)

2017年03月19日 | ぶらっと散策
<2月中旬に訪問しました>
台東区上野公園にある「東京国立博物館」を訪問しました。

(東京国立博物館の展示館等の全体の様子はこちらでご覧いただけます。)
(本館1階「刀剣」コーナーはこちらでご覧いただけます。)
(東京国立博物館の本館1階の「刀剣」以外のコーナーの展示物の様子はこちらでご覧いただけます。)
(東京国立博物館の本館本館2階「日本美術の流れ」はこちらでご覧いただけます。)


今回は、本館2階で特別展示されていた「奈良・金春家伝来の能面・能装束」を紹介します。


金春家は、大和猿楽四座のひとつ金春座の金春流の宗家です。
能楽の世阿弥の娘婿となったり、豊臣秀吉の庇護を受けたりと一時代を築いたそうです。

重要文化財の能面 小面

小面は、若い女性役に用いるそうです

重要文化財の能面 般若


重要文化財の能面 翁と三番奏叟


重要文化財の能面 長霊べし見


重要文化財の能面 怪士と十寸髪男


重要文化財の能面 小尉と阿古父尉


重要文化財の能面 しかみと行者


重要文化財の能面 中将


能面の解説もありました



重要文化財の縫箔 紅白段菊芦水鳥模様


重要文化財の縫箔 白地雪持柳扇面肩裾


重要文化財の縫箔と摺箔

白地桐鳳凰芦桜雪持竹肩裾模様(右)と紫地色紙葡萄模様(左)






東京国立博物館(その4・本館2階「日本美術の流れ)(台東区上野)

2017年03月16日 | ぶらっと散策
<2月中旬に訪問しました>
台東区上野公園にある「東京国立博物館」を訪問しました。

(東京国立博物館の展示館等の全体の様子はこちらでご覧いただけます。)
(本館1階「刀剣」コーナーはこちらでご覧いただけます。)
(東京国立博物館の本館1階の「刀剣」以外のコーナーの展示物の様子はこちらでご覧いただけます。)


本館2階は、全体が「日本美術の流れ」として、時代ごとに展示されています。

「日本美術のあけぼの」コーナー
重要文化財の神人車馬画像鏡


「仏教の興隆」コーナー
重要文化財の日光菩薩像


「仏教の美術」コーナー
毘沙門天立像


「武士の装い」コーナー
重要文化財の黒糸威二枚胴具足

榊原康政氏のものだそうです。

重要文化財の紅糸威星兜


青紅糸素懸威角頭巾形兜


肩脱二枚胴具足


白糸威当世具足


重要文化財の黒韋肩裾取威腹巻


梅枝蒔絵鞍鐙


重要文化財の短刀 銘備中国住次直作(青江次直)

切先


太刀 青江次吉

刀身


重要文化財の薙刀 長船元重

切先


梨地菊桐紋蒔絵糸巻太刀


黒漆合口


沃懸地和歌浦蒔絵脇差


大笹穂槍



「屏風と襖絵」コーナー
重要文化財の西湖春景・銭塘觀潮図屏風

池大雅筆



「暮らしの調度」コーナー
瓢形酒入

船田一琴作

新三十六歌仙図帖

狩野探幽




東京国立博物館(その3・本館1階の展示)(台東区上野)

2017年03月14日 | ぶらっと散策
<2月中旬に訪問しました>
台東区上野公園にある「東京国立博物館」を訪問しました。

(東京国立博物館の展示館等の全体の様子はこちらでご覧いただけます。)
(本館1階「刀剣」コーナーはこちらでご覧いただけます。)


今回は、本館1階の「刀剣」以外のコーナーの展示物を紹介します。
本館の1階は分野ごとの分野別展示と企画展示です。

まずは、「彫刻」
重要文化財の十二神将立像(鎌倉時代)

十二体あって壮観です。

続いて重要文化財の十二神将立像(鎌倉時代)

三体ですが、東京国立博物館には五体、別に七体あるそうです


続いて「漆工」
国宝の舟橋蒔絵硯箱

本阿弥光悦の作です。新春特別公開です。

重要文化財の御所車蒔絵硯箱



続いて「金工」
重要文化財の金銅宝珠鈴、金銅独鈷鈴、金銅三鈷鈴(金銅五種鈴)



続いて「磁器」
重要文化財の黄釉牡丹唐草文壺(鎌倉時代)

瀬戸

重要文化財の色絵梅月図茶壺(江戸時代・野々村仁清作)


重要文化財の銹絵観?図角皿(江戸時代・尾形光琳・深省 合作)


柿右衛門様式の伊万里焼の壺



続いて「アイヌと琉球」
アイヌの太刀と拵



続いて「近代の美術」
全体の様子

近代の美術にも刀剣があります。
梨地水龍瑞雲文蒔絵宝剣(明治)

そのこじり


煤竹塗杖刀(明治)



次回は、本館2階を紹介します。



東京国立博物館(その2・本館1階「刀剣」コーナー)(台東区上野)

2017年03月13日 | ぶらっと散策
<2月中旬に訪問しました>
台東区上野公園にある「東京国立博物館」を訪問しました。
今回はピンポイントに展示物を紹介します。
(東京国立博物館の展示館等の全体の様子はこちらでご覧いただけます。)

訪問した1番の目的は、日本刀を鑑賞することでした。
日本刀は、本館1階のジャンル別展示の「刀剣」コーナーがメインになります。
11

なんと、東京国立博物館では、特別展を除き写真撮影ができます。
ただし、展示物ごとに撮影禁止のマークがあるため、
正確には、撮影禁止となっているものを除きフラッシュなし、手持ちで撮影ができます。


国宝の太刀 銘長光(長船長光)


銘長光の切先


銘長光の地鉄と刃文


銘長光の茎



国宝の短刀 相州貞宗(名物 寺沢貞宗)(無銘 貞宗)


相州貞宗の切先


相州貞宗の茎



国宝の短刀 粟田口吉光(名物 厚藤四郎)(銘 吉光)


粟田口吉光の切先


粟田口吉光の茎



他に、撮影禁止の国宝の太刀 銘安綱(名物童氏切安綱)や、
国宝の太刀 銘備前国包平作(名物大包平)も展示していました。


重要文化財の太刀 古備前国包(銘 国包)


古備前国包の切先


古備前国包の茎



重要文化財の太刀 一文字(号 今荒波)(銘 一)


ブレブレでしたので切先はありません

一文字の地鉄と刃文


一文字の茎



重要文化財の太刀 古青江貞次(銘 貞次)


古青江貞次の切先


古青江貞次の茎



重要文化財の太刀 手掻包永(銘 包永)


手掻包永の切先


手掻包永の茎



刀 長曽祢虎徹(銘 長曽祢虎徹入道興里)


虎徹の切先


虎徹の茎



短刀 長船長義(銘 備州長船住長義)


虎徹の切先



太刀 金房政長(銘 大和国住藤原政長作)

ハバキに近い刀身に「大織冠神寶」の彫があります

大織冠神社は、藤原鎌足を祀る神社です。


刀 江義弘(名物 北野江)(金象嵌銘 江磨上 光徳)


江義弘の切先


江義弘の地鉄と刃文


江義弘の茎

 




東京国立博物館(その1・展示館等について)(台東区上野)

2017年03月12日 | ぶらっと散策
<2月中旬に訪問しました>
台東区上野公園にある「東京国立博物館」を訪問しました。
公式ホームページで、「トーハク」という呼称を目にしますが、何となく軽くて違和感があります。
ちゃんと、東京国立博物館と呼んだ方が重みがあります。

東京国立博物館は何棟もの展示棟があって、ゆっくりすべて観るのは1日がかりとなるものと思われます。
訪問の記録は何回かに分けたいと思います。

今回の内容は、構内にある各展示棟や屋外展示などです。
上野公園に面した正門


正門の門柱の標識


正門の正面にある本館

メインの建物です。
1階は分野ごとの分野別展示と企画展示。
2階は時代を追って展示する「日本美術の流れ」となっています。

正門から見て右手にある東洋館

アジアの美術や考古遺物等を展示して「東洋美術をめぐる旅」を体験できるようになっています。

正門から見て左手にある表慶館

明治42年に開館した日本ではじめての本格的な美術館で、重要文化財に指定されていますが、
現在は展示がないため入れません。



本館に行ってみます。
本館のフロアガイド

どの館も手荷物を入れるロッカーがたくさんあるので、身軽にして見学することができます。

本館の入り口を入ったところにある階段


階段途中のランプ


階段途中のステンドグラス


※本館の展示物は後日紹介します。


本館裏手の庭園

奥に見える建物は茶室として利用できるようです。


本館前にあるユリノキ

明治初期に渡来した30粒の種から育ったそうです。


本館の左奥にある平成館

平成館は、特別展と1階には日本の考古が展示されています。


屋外展示の鬼瓦

筑前福岡藩黒田家の江戸屋敷にあったものです。

屋外展示の黒門

鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門だったものです。

表から見ると左右対称の唐破風屋根の番所があります。

門扉



門から見て左手奥にあるのが法隆寺宝物館です。
法隆寺宝物館の建物の写真はありません。
法隆寺宝物館から見える表慶館


梅の花越しに見える表慶館



次回は展示物を紹介していきます。
本館1階「刀剣」コーナーはこちらでご覧いただけます。




三国第一山 新倉富士浅間神社(富士吉田市)

2017年03月11日 | ぶらっと散策
富士吉田市にある新倉富士浅間神社を訪問しました。
「富士の眺め日本一」と言れる富士山の絶景ポイントの新倉山浅間公園の入り口に鎮座する神社です。
新倉山浅間公園から望む富士山の様子はこちらでご覧いただけます。


トップの写真は、鳥居越しに見る富士山です。

創建は慶雲3年(西暦705年)で、大同2年(西暦807年)の富士山の大噴火の際に
平城天皇の命により国土安泰富士山鎮火祭が執り行なわれたそうです。
その際に平城天皇より三国第一山の称号と勅額などが奉納されたそうです。

参道の入り口


脇の社号標


参道を進むと鳥居が見えてきます。


両部鳥居です

鳥居の扁額


鳥居をくぐって進むと
狛犬(右

狛犬(左


境内の子育て神木


手水舎

手水


本殿と神楽殿


拝殿

拝殿の破風の先端には鬼の面があります。


拝殿の扁額


本殿

御祭神は、木花咲耶姫命、大山祇命、瓊瓊杵尊です。

神楽殿


境内社の荒濱神社


境内社の塩釜神社

塩釜神社の祠


398段の階段があります。

「咲くや姫階段」というそうです。

階段の途中にある愛宕神社

愛宕神社の祠


398段の咲くや姫階段を登り切ると、シンボルの忠霊塔があります。

忠霊塔からの富士山の眺めは次回紹介します。



新倉富士浅間神社へのアクセスは、24時間の無料駐車場もありますが
途中住宅街の中の細い道があるのでご注意ください。
といっても、観光バスが入りますが。

駐車場前の斜面のモミの木

富士吉田市の天然記念物に指定されています。