かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

寄(やどりき)の河津桜並木(松田町)

2020年03月11日 | 丹沢
今月の初旬に、松田町の寄(やどりき)に行きました。
中津川沿いに、河津桜が咲いていましたので紹介します。
(おそらく現在は散りはじめと思われます)

朝の日が当たる前の様子


前日の雨が残っていました


帰りの様子

山側には黒い雲が

中津川の河原から


桜と竹林


アップ


真ん中あたりから下流向き


背後は茶畑


河津桜


高密度


上流側から


咲き始めも何輪かありますが、かなり咲いていました


つぼみもありましたが


桜と梅


上流の高いところから


寄地区はとても良いところです


丹沢登山・寄~雨山峠~鍋割山~栗ノ木洞~寄(その3・鍋割山~栗ノ木洞~寄)

2020年02月25日 | 丹沢

その1として紹介した、寄から雨山峠までの様子はこちらでご覧いただけます。
その2として紹介した、雨山峠から鍋割山までの様子はこちらでご覧いただけます。

鍋割山山頂で昼食を取っている間に雲が切れそうな予感はありましたが、
それがいつになるかわからなかったので、15分ほどで出発。

下りは、秦野の大倉方面から登ってくる後沢乗越のルートです
鍋割山荘を後ろに見ながら下山開始


下り始めは、馬酔木の道です

足元はドロドロです

10分ほど下ると、雲が抜けて右手が少し見えるようになりました

富士山の裾野だけちらっと見えます

振り返ると青空も少し見えます


鍋割山南側の登山道っぽい道です

ルートは1つなので迷いようがありません

途中、登山道の修復工事を行っていました
ありがとうございます

テンポよく下っていきます

正面の木の間から見える山が、今回向かう栗ノ木洞

あっというまに、後沢乗越に到着

鍋割山から約30分
上の写真の左下に下ると大倉(秦野戸川公園)に行く道になりますが、今回は直進

雲が抜け、右手に檜岳の山並みも見えます


栗ノ木洞に向けて上りになります


小ピークを越え


いったん下ります


左手に三ノ塔(奥)


鞍部で登りに転じます


滅入るような直登


ゆっくり1歩1歩。時折一呼吸入れるため撮影
右後方には鍋割山と奥に檜洞丸(たぶん)


左後方の鍋割山稜


上が明るくなってきました


栗ノ木洞の山頂北側の開けたところから


開けたところから針葉樹林に入ると

すぐに山頂です

展望はありません
県民の森への散策路の分岐があります

隣の櫟山に向かって下ります

標高差100m近く下ります

10分で櫟山に到着

山頂は広く開けています


東側の展望


振り返ると栗ノ木洞と鍋割山稜


のんびりしたいところですが出発


南に向かいます

(東側の県民の森へのルートもあります)

急な下りとなります

つづら折りに下ります

登山道に寝そべる倒木


秦野方面が見えます


少し細い尾根もあります


尾根の先が細くなり、

道路が見えてきます

三廻部林道です

右に行くと朝通過した寄の北の起点
左に行くと県民の森の駐車場
直進します

手すりに沿って階段を左向きに登ります


階段を上ると、幅のある登山道を進みます


すぐに分岐

左の太い道を進みたくなりますが、右に行きます

すぐ先に鹿柵があり通過


数分でまた戸のない鹿柵を通過し、さらに5分くらいでしっかり閉められている鹿柵

反対側から見るとちゃんと鍋割山の看板あり


この鹿柵を抜けるとあずまやがあり、このあたりから集落になります。


下に見える道まで降りて、


ロウバイ林のなかの道を下ります。
寄にロウバイを見に来た際に通ったよく知った道です。
寄ロウバイまつりの様子はこちらでご覧いただけます。


やがてバス通りに出て、寄バス停まで戻りました
櫟山から約55分
全行程では5時間50分でした。(鍋割山山頂の休憩等含む)

寄バス停脇には案内板がありました


1時間に1本のバスなので、次のバスまで30分近くあったので
近くの中津川まで行ってみました
朝に全く展望のなかった山並みがよく見えました


朝の写真はこれです


コースは非常に面白いものでしたが、唯一残念だったのが曇って景色がよくなかった点です。
天気のよさそうな日に再度チャレンジしたいです。

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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。


丹沢登山・寄~雨山峠~鍋割山~栗ノ木洞~寄(その2・雨山峠~鍋割山)

2020年02月24日 | 丹沢

※このコースを初めて利用する方の不安を軽減し、注意・警戒・安心できる情報を発信するため写真が多くなります。ご了承ください。
 なお、参考にしていただければ幸いですが、登山する際は必ず地図を持参して自己責任でお願いします。

その1として紹介した、寄から雨山峠までの様子はこちらでご覧いただけます。

雨山峠に到着し、特に休憩することなく鍋割山に向けて出発です。


すぐに急なザレた道になります

雨山峠の北にある尾根に向かった登りです

結構な急登です


上が見えてきたと思ったら


尾根に取り付きました

7分ほどの登りでした
特に山名の案内等はありませんが、「東丹沢登山詳細図」では「オツボ沢の頭」となっています

ここで進行方向が東に向き、尾根歩きになります


所々、やせた尾根になります


雲で下が見えないので高度感がわかりにくいですが、そこそこの斜度です


うっすらと北側の谷が見えました

玄倉川です
おそらく、熊木ダム手前の広い河原付近と思われます

痩せ尾根を緩やかに登り、


その先で急な下りには鎖があります


やせた鞍部からまた登り


上の写真の右上に向かって巻くように急登


やせた尾根に取り付きます


その先には急斜面と鎖


途中までは鎖はほとんど不要でした
中間点付近


さらに登って、最後の岩塊

最後はよじ登る感じでした


岩の上に到着


尾根の先に小ピークがあります


その小ピークに案内板が見てて来ました

ここが茅ノ木棚沢ノ頭

雨山峠から約35分

茅ノ木棚沢ノ頭のすぐ先が下りになり、目の前に谷と急斜面


5mほどいったん下りますが、降りる先が狭いのでちょっと緊張

木の根と鎖を使っております

今度は急斜面の登り


足元がザレていて滑るので、鎖は助かりました


なんとか登り切って振り返った様子

前のピークが茅ノ木棚沢ノ頭で、そこから急に下り、最後に鎖があるのがわかります

鎖場からは緩やかな登り


ブナ林になり、鍋割山山頂と雰囲気が似てきました


なだらかな尾根ですが、崩落しているところもあります


鍋割峠に到着

茅ノ木棚沢ノ頭から約15分
「寄方面滑落注意」の看板がある方角が、コシバ沢から登ってくるルートと思われます

鍋割峠からもなだらかに登ります


この看板から先が階段が多くある急登になります


振り返ると、富士山は見えません


木の階段


山頂近い


ほんの少しの残雪


山頂が見えました


鍋割山荘

休業日でした
山頂には登山者が2人だけいました

富士山も見えず


相模平野も見えず


山頂で15分ほど休憩しているうちに、少しだけ雲が切れてきました
松田にあるゴルフ場がうっすら見えました


鍋割山から栗ノ木洞経由で寄までの下山の様子は次回紹介します


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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。



丹沢登山・寄~雨山峠~鍋割山~栗ノ木洞~寄(その1・寄~雨山峠)

2020年02月23日 | 丹沢

※このコースを初めて利用する方の不安を軽減し、注意・警戒・安心できる情報を発信するため写真が多くなります。ご了承ください。
 なお、参考にしていただければ幸いですが、登山する際は必ず地図を持参し、自己責任でお願いします。


丹沢に山登りに行ってきました。
昨年から月1回のペースを守ってます。

今回は松田町の寄(やどりき)から雨山峠を経て鍋割山に登り、栗ノ木洞のルートで寄に戻るコースを選択しました。
寄へは新松田駅からバスで25分ほどで到着しますが、1時間に1本しかありません。
始発のバスで向かいました

寄バス停のすぐわきを流れる中津川と進む方面の山並み

晴れ予報でしたが結構厚い雲

しばらく車道を北上します
車道わきの桜は咲き始めでした


途中の稲郷地区手前の桜はだいぶ咲いていました


稲郷地区の先にあるキャンプ場脇をそのまま進みます
なぜかポツンとある電話ボックス


三廻部林道分岐

三廻部林道は、8年ほど前に鍋割山に登るために表丹沢県民の森へ行くのに使った道です。
その記事はこちらでご覧いただけます。

木々の間から赤い橋が見え隠れしつつ進むと、寄大橋に到着

寄バス停から約30分
寄大橋を渡ると、秦野峠方面になりますが、今回はわたりません

寄大橋のすぐ先にあるゲート脇を通過


ゲートのすぐ先の管理棟

登山ポストもありますが、私は寄バス停のポストに入れてきました

管理棟にあったこの先のログトイレ使用中止のお知らせ


管理棟の先に「かながわの美林50選」の碑がありました

周囲の様子


使用中止のログトイレ

隣に新しい基礎を作っていました

休憩棟

休憩棟脇の案内図


休憩棟の先が通行止めになっていました

迂回路がありましたが・・・
失礼して迂回路を進みます


上から見た崩落現場


さらに舗装路をすすむと、道を半分以上ふさぐ崩落地もありました

こちらの方がよっぽど危険な気がします

おそらく後沢乗越へのウシロ沢経路(「東丹沢登山詳細図」では青線(案内のない経路))への入口


この周囲は、企業が森林再生パートナーとして協力しているようです


先に大きな堰堤が見えてきましたが、

進むのは右手の登山道

この看板がなければ、まっすぐ進みそうですが「東丹沢登山詳細図」ではまっすぐ進むのが新道となっています。
案内板どおり右へ

少し上るとさらに分岐


さらに登ります


戸の無い鹿柵

ここも直進

堰堤を越したようで、沢を左下に見て進みます
一部鎖があります


やがて沢との高度差がなくなってくると、黄色い案内板が見えてきます

対岸に渡ります

上の写真で右端に見えている堰堤左側を登ります


堰堤を超えると渡渉があります

この日は水量は少な目で、幅1.5mくらいで岩の上を2歩程度でわたりました

今度は上の写真の左にちらっと見える堰堤の右側から登ります
木が倒れていたので乗り越えて進みましたが、右脇から迂回できたようです


堰堤の先に崩落地が見えます

黄色い案内板の先が曲がっているのは、崩落地でなく左に進むのを指しています

結構大きな崩落地


崩落地を迂回するように左岸を進み、また渡渉


水量はこのくらい

地図で見るとわかりますが、この先に多くの沢があるので雨後はかなりの水量になると思われます

この渡渉後、右岸を鹿柵に沿って登っていきます


鹿柵を抜けて進みます

相変わらず雲がかかっています

苔むした岩の道を進みます


小さな沢を横切ります

上流がわ


さらに先に大きな沢を横切ります

対岸に見える木のはしご


沢の上部はまたも崩落地

根に茶色い土が付いた木が転がっていることから、最近も崩落が続いているようです
「東丹沢登山詳細図」には、地獄崩れと記載があります

先ほど見えたはしご

手前には鎖もあります

崩落しつつある箇所に向かいます


木の橋で横切ります

この橋を渡ってしばらくすると、右後方でブーン ブーンという太いゴムひもをはじく様な音がしたのち、左後方の沢に岩が落ちるような音がしました。
およそ10m~15mほど後ろだったでしょうか。
危ない、危ない。

ほどなく釜場平に到着

寄大橋から約1時間10分

釜場平から先も踏み跡がしっかりしており、迷うことなく進めます


痩せたところを通過し


ほどなくコシバ沢に到着

釜場平から約10分

コシバ沢

コシバ沢には行かないよう要請があります(「危」印になっています)

コシバ沢を登ると鍋割峠まで行けるようですが、ネットで調べると崩落個所や急斜面が多く危険なようです
もちろん左の雨山峠に向かいます

コシバ沢分岐からもしばらくは普通の登山道です

進む先はあいかわらず雲がかかっています


神奈川県が設置した「危険!」の看板

ここまで来て「通行しないでください」と言われてもどうしようもありません

確かにこの先、左側が切れ落ちた道になり緊張します


崩落した岩で足場も悪い箇所が多くあります

一応ロープがあります(ゆるゆるなので頼りにするのは危険)

緊張の連続


パイプの橋もあります


ここもロープと橋

落ちると左下まで行ってしまいます


先歩ほどの「危険」の看板から約10分で、沢と看板が見えてきます

巻き道は終了ですが、再び「危険!」の看板

今度は「沢の中を通る登山道」とあります

沢の中を登ります
本当にこのルートで良いのか不安になりますが、ところどころピンクのリボンが目印になります


数分で正面に階段が見えます

階段を上り、その裏の道を登ります

登ってきた沢


再び沢に戻ります

先にピンクのリボンが見えます

どんどん沢を登ります


上(空?雲?)が見えてきました


進む道に不安を覚えるくらいの位置でリボンや案内板が見えます


足元は岩だらけなので、進みにくいですが登ります


だんだん狭くなってきました


涸れていると思いきや、水が流れていました


V字の谷


ワイヤーに吊るされた案内板

あと100m!

ひたすらに谷底の沢を登ります


かなり足元が荒れています

あと200m!
???伸びた???

ざれた沢になってきました


鞍部と階段が見えてきました


ざれているので階段に取り付くのがちょっと難儀でした


階段を登ったところが雨山峠です

コシバ沢分岐から約35分
寄バス停から約2時間25分でした

雨山峠は檜岳(ひのきだっか)経由で秦野峠や、玄倉ダムとユーシンロッジの間にある雨山橋方面の分岐になります。

2016年秋に錦秋の玄倉林道を散策した記事に分岐の写真がありました
※ユーシンブルーの玄倉ダムは、登山道の大規模崩落のため通行できません。
玄倉林道の歩行者を含めた通行止めについて(神奈川県HP)


ちなみに寄バス停から雨山峠まで誰にも会いませんでした。
(雨山峠から鍋割山までも誰にも会いませんでした)

雨山峠から鍋割山までは次回紹介します
その2雨山峠から鍋割山までの様子はこちらでご覧いただけます。


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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。



大山のおみやげ(伊勢原市)

2020年01月10日 | 丹沢
先日、丹沢の大山に登った帰りに伊勢原駅にある観光案内所に立ち寄りました。
今は『駅ナカ クルリンハウス』と呼ぶようです。

丹沢登山の様子は、次のリンクからご覧いただけます。
「その1・本坂で山頂へ」はこちらでご覧いただけます。
「その2・大山山頂から梅の木尾根で下山」はこちらでご覧いただけます。

「大山阿夫利246・生乳茶菓」

2019年4月に発売されたお菓子です。

地元伊勢原の「柏木牧場」の生乳と、創業二百八十余年の老舗「茶加藤」の丹沢大山茶を
組み合わせたあんを使って、ありあけハーバーの「ありあけ」が製造した焼菓子です。


個包装


表面には鳥居の型があります


甘すぎず、苦すぎずまろやかな風味です。

8個入りで1,080円です。
バラ売りもありました。


いつもの「甘辛おから味噌」も買って帰りました。

大根などにつけるとものすごくおいしいです。
夢心亭という、大山の宿坊が並ぶ道沿い(東学坊となり)のお店のものです。
大山豆腐のおから、鰹節、椎茸、各種野菜と天然醸造信州三年味噌が原料です。


<2020.1.13追記>
大山といえば「豆腐」


いつも購入するのは「東學坊 湧水工房」さん

(上の写真にはシールがないですが湧水工房さんで購入。前は貼ってあった気がします)

400年以上続く老舗旅館「東學坊」さんは真向かいです




2014年にも同じような記事を書いています。
2014年の「大山のおみやげ」記事はこちらでご覧いただけます。



丹沢の大山登山 本坂で山頂~梅の木尾根で日向薬師へ(その2・大山山頂から梅の木尾根で下山)

2020年01月09日 | 丹沢
令和2年最初の登山は丹沢の大山です。
正月休みの最終日の1月5日に行ってきました。

前回は「大山ケーブル」バス停から山頂までを紹介しましたので、
今回は、大山山頂からスリルのある梅の木尾根を通って日向薬師までの行程を紹介します。
「その1・本坂で山頂へ」はこちらでご覧いただけます。

大山山頂東側に向かって下山します。


途中右手に大山の参道が見えます


雪の中を下ります


振り返って


15分ほどで不動尻分岐に到着

上の写真の分岐を左手に下ると不動尻方面で、目指す梅の木尾根はそちら(左)です。
右に下ると、見晴台を経由して、阿夫利神社下社や日向薬師にも行けます。

案内図

梅の木尾根の記載はありますが、ルートとしては記載がありません

不動尻分岐を左に下ります
まだ誰も歩いていないため、踏み跡がまったくありません

と思ったら、動物の足跡


ルートは迷いようがありません


展望がよく、その先で左に曲がっていく尾根も見えます


電線がある開けた地点の手前


電線がある開けた地点から大山方面


進行方向が左手に変わって下ります


途中、少し雪が多いところもあります

このあたりで、登ってきた人とすれ違いました。
ヘルメット装着のため、おそらく梅の木尾根から登ってきたと思われます。

2種類の木がダンスしているようです


痩せ尾根には柵もあります


痩せ尾根のすぐ先が梅の木尾根分岐
不動尻分岐から30分弱で、梅の木尾根分岐に到着

ロープが張ってありますが、ここが進入路です

すぐに急な下りになります


雪で滑りそうな下り


15分ほど下って振り返ると結構な斜面を下ったことがわかります


雪の部分には登ってきた人の踏み跡があるので少し安心


所々やせた尾根でアップダウンを繰り返します


左手の尾根


ずっとこのような感じです


登って

上の写真の先が778mのピーク

梅の木尾根分岐から約30分
778mのピークから左手に下っていきます


また痩せ尾根が続きます


やせ尾根の真ん中に木がそびえます


その先のピークを左に巻くと


大沢分岐に到着

778mピークから約10分
梅の木尾根分岐から約40分

梅の木尾根(日向薬師)は右です

左に進むと広沢寺温泉方面です

すぐに痩せた尾根になります


しばらくこのような道


右手には見晴台のある尾根


岩の上を進みます


雪もあります


岩のやせ尾根を抜けると樹林の尾根


大山も見えます


二ノ沢ノ頭手前
ピーク手前に紛らわしい記載

薄くなっていますが、マジックで左に巻いて進むような線

左に巻く踏み跡を進みます。


巻いた先にあるピークから左に下る尾根

二ノ沢ノ頭から左に折れて日向薬師に向かいますので、この尾根がその道と思い地図で確認したところ、
巻きの上のピークから先に進む尾根が見えない。青いテープが見えたこと。などから下り始めました。

上の写真の先は、ザレた少し急な下りになりますが、そこを下りはじめて、何点かおかしいことが気になって止まりました。
1.二ノ沢ノ頭から延びる尾根の南側(浄発願寺本堂跡側)には車道があるが、右手の隣の尾根が近くに 見えて間に車道があるようには感じられない
2.事前にネットでほかの人の記事を見て、二ノ沢ノ頭にはマジックで書いた白い杭がある  (それを通過しないで巻いて下る道は不自然)
3.ザレているのに踏み跡がない

地図で確認すると、二ノ沢ノ頭の手前にも東に延びる尾根が何本かあるので、いったん先ほどの巻き道まで登り返しました。

判断を誤った白い杭まで戻りました。
杭の先のピークの様子を見に進むと、右に踏み跡らしきものがあり、さらに尾根が右に曲がっています。


曲がった先から下りますが、登り返す先にピークが見えました


登り返した先のピーク


ここが二ノ沢ノ頭のようです

マジックで書いてありました

危うく道迷いをするところでした
大沢分岐から約30分(間違えて下って登り返した10分を含む)

二ノ沢ノ頭から右に下る尾根もありますが

ここは左(東)に進みます


踏み跡がわかりにくい箇所ですが、様子を見に進みます


垣根みたいな木々の間から、突然標識がみえました


浄発願寺本堂跡分岐です

二ノ沢ノ頭から約15分

ここから日向薬師までは、まだ2Kmほどあります
下り基調ですが、

多少アップダウンがあります


左側の尾根


少し急な下り


足場が柔らかい土で滑るためか、ロープが張ってありました


巨大な岩


アップダウンを繰り返し


弁天の森キャンプ場分岐

浄発願寺本堂跡分岐から25分

倒木など少し道が荒れていました


また、杉の枯れ枝が多く踏み跡がわかりにくい部分もあります


鹿柵脇を進むと、


目の前に日向山が見えてきました


最後の下り

日向山分岐に到着

弁天の森キャンプ場分岐から10分
日向山には向かわず、ここを右に曲がって日向薬師を目指します

廃道となった奥の院分岐にはチェーンがありました


ススキ


日向薬師裏手の駐車場近くの梅林

日向山分岐から10分
ここで小休止

日向薬師裏手の駐車場奥の登山道入り口に到着


大山山頂から約3時間の下りでした。

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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。



丹沢の大山登山 本坂で山頂~梅の木尾根で日向薬師へ(その1・本坂で山頂へ)

2020年01月07日 | 丹沢
令和2年最初の登山は丹沢の大山です。
正月休みの最終日の1月5日に行ってきました。

伊勢原駅から休日の始発バス(6時5分発)で、「大山ケーブル」バス停へ
6時半過ぎに終点の「大山ケーブル」バス停到着
まだ日の出前です


こま参道を登っていき、まだ空いていないケーブルカーの大山ケーブル駅脇を通過
(この日のケーブルカーの始発は8時30分)
大山ケーブル駅のすぐ先にある八意思兼神社で、女坂と男坂に分かれます
今回は男坂で登ります。

過去に何度の登っているので、途中の写真は少なめです。
男坂の様子は過去のこちらの記事でご覧いただけます。

八意思兼神社のすぐ右わきの急階段を登ります


ようやく日の出


モルゲンロートで石段が赤く染まります


男坂は、岩の階段が連続するコースです。
木々の間から日が当たっているところだけ、点々と赤くなっています


東側の見晴台のある尾根も赤くなっています


金属製の階段が現れるとそろそろ下社が近くなります


阿夫利神社下社に到着


下社まえからの景色


この時期は茅の輪もあります


下社の左手に進み、本坂の入口の片方だけ開いた門をくぐって急階段を登ります
階段の途中から下社の様子


しばらく少し急な坂を登ります
木々の間から見える江の島


岩の間の石段を登ります


夫婦杉が見えてきました


夫婦杉の先の巨木と急坂


江の島と三浦半島

三浦半島もびっくりするくらい薄く見えます
さらに奥が房総半島

大島も近くに見えます


十五丁目の天狗の鼻突き岩の少し下の標高950m付近から雪で白くなってきます

昨夜の雨が、ここから上では雪になっていたようです

天狗の鼻突き岩の先しばらくは岩が少なくなります


二十丁目の富士見台に到着

富士山アップ


しばらく左手に富士山を見ながらさらに登っていきます

振り返ると伊豆半島と真鶴半島も見えます


ヤビツ峠からのイタツミ尾根分岐のある二十五丁目手前は2cmくらいの積雪


ヤビツ峠分岐からイタツミ尾根方面に50mくらい進んだポイントから

ここは山頂裏と並んで大好きな絶景ポイント
丹沢の主脈と富士山が一望できます

富士山アップ

富士山の右に南アルプスも見えます(赤石岳や前聖岳など)

ヤビツ峠分岐の二十五丁目から先は、最後の急登です


阿夫利神社本社一の鳥居


さらに階段を登って二の鳥居

山頂に到着です
鳥居奥は前社(御祭神はたかおかみのかみ)

延喜式内阿夫利神社本社の石碑と本社拝殿と奥に本殿

御祭神は、大山祗大神です。

拝殿前からの景色(箱根・伊豆方面)


拝殿前からの景色(三浦半島・房総半島方面)


拝殿前からの富士山


雨降りの木


久しぶりの「かながわの景勝50選」の碑

「かながわの景勝50選」の一覧はこちらでご覧いただけます。

大山山頂奥の院

御祭神は大雷神です

東側に移動
山頂東側にはトイレもありますが、凍結で使えませんでした

1月6日付の伊勢原観光ガイドの記事にも故障中で使えない旨の記載があります

東側から見る広大な関東平野


東京方面にはスカイツリーも見えます


横浜方面

ランドマークタワーも見えます

筑波山も見えます


過去に撮影したパール大山でも写った気象観測施設

過去に撮影したパール大山はこちらでご覧いただけます。

その奥の山頂裏手の富士山スポット

富士山アップ


すっきり晴れて絶好の展望でした。

次回は、日向薬師方面に下山した梅の木尾根ルートを紹介します。
下山の梅の木尾根ルートはこちらでご覧いただけます。

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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。


西丹沢の紅葉と滝と畦ヶ丸登山(後半・本棚分岐~畦ヶ丸~大滝沢)

2019年11月17日 | 丹沢

昨日紹介した前半・西丹沢ビジターセンターから滝めぐり)の後半になります。
9月に西丹沢を訪問したときと同じルートで再訪しました。
今回はルートの要所の画像や説明は省略しますので、興味のある方は次のリンク先の記事をご覧ください。
その1「西丹沢西沢滝めぐり」
その2「本棚分岐から畦ケ丸へ」
その3「大滝峠上から大滝橋まで 秘境大滝沢」

10月の台風19号の被害で西丹沢ビジターセンター手前の道路の一部が崩落し、
一時期通行止めとなっていたり、途中の橋が流失するなど少なからず影響があったようです。
紅葉の様子とあわせて、台風被害で残っている影響等をお知らせしたいと思います。
なお、今回の行程で使用したカメラは普通のコンデジで、RX100M7ではありません。

本棚を見た後、本棚分岐まで戻ります。
本棚分岐付近の紅葉がきれいでした。


本棚分岐から小さな梯子を登り、別の沢に入ります。
沢の右側を登っていきます。

沢の途中にある堰堤脇を通過


前回よりも岩と倒木が多いなかをのぼります


途中振り返ると高度も上がっているのがわかります


200mぼど進んだ左手に木の階段が現れます


ここからが「登山道」になります

このあたりはまだ青い葉が多いです

木々の間から先ほど見た本棚分岐付近の山が見えます


登り始めて10分弱でベンチに到着。
その後は尾根を進みます。

左手に隣の尾根が見えます


一転くだって下唐棚沢におり、隣の尾根にとりつきます


隣の尾根を登ります。
先ほど見えていた色づいた木々の中を進みます。


気持ちがいい!


痩せ尾根も抜け


さらに隣の尾根も見えます


そうこうしているうちに、善六ノタワに到着

標高1030m

木々の間からは、神奈川県と山梨県の県境の尾根も見えます。

標高1000m超えなので、落葉しています

善六ノタワから畦ヶ丸の中間点の1148mのピークに向けて登ります。
途中木々の間から、先ほど登ってきた紅葉がきれいだった尾根が見えました。


1148mのピーク手前からブナ林になりますが、ほとんど落葉していました


倒木もありました

奥に見えるお椀形が1148mのピーク

ねじれたブナも折れていました


ぽつんと葉が残る木


落葉しているので、枝越しに展望はあります
みなみ側

きた側


先にちょっとだけ残る葉っぱ


畦ヶ丸まで最後の登りを登り、木の門を抜けると

すぐに畦ヶ丸山頂に到着


山頂から痩せ尾根を通って100mほど先に避難小屋があります。

避難小屋にあった道標に注意の案内が


避難小屋からは急なくだり
くだった先の小ピークとの間の鞍部が崩落していました。


わかりにくいですが、本来の登山道は手前の丸太から下って、
先のピンク紐の木の脇まで階段状になっていましたが、
それらがごっそり崩落していました。


暫定ルートは、鞍部の右手の斜面を下って、

ロープに沿って木まで登りかえす

足元が砂地で、最後の木までの数歩がロープもなく、急坂なので結構ひやひやしました。

少し離れたところから見た崩落現場


色づいた落ち葉の絨毯


カラフルな1枚


ブナ林も一面落ち葉


ところどころに色づいた木が残っています


大滝峠上の手前

ここもカラフル

たくさん撮っていますが、かなり急な下り

大滝峠上のベンチで、尾根道をはずれて左(東)に曲がります
ここからも下りです。
下り始めは落ち葉もあり踏み跡がわかりにくいのでご注意を

途中細い尾根道を下ります。
大滝峠上から下って沢に出るまでは、道標が1しかないので、途中この道でいいのか
と不安になります。
基本的には1本道ですが、

途中に小ピークがあり、この時期の落ち葉で踏み跡がわかりにくいところもあります。
1か所ある道標も、90度左に曲がる(沢に降りる)地点にあります。
地図によれば距離430m
※9月の記事では数枚写真を掲載しています。

沢におりました。
午後1時頃ですが、9月の時よりも暗い!

谷底なので、少し日が傾いただけで明るさがぜんぜん違います
※暗いといっても、ライトが必要とかいうレベルではなく、きれいな写真が撮れないという意味です。

ちょうど右半分が陰になり、左半分に日が当たっています

9月のときとは雰囲気が違います
というわけで、しばらく暗い写真だらけになったので足早に下りました。
写真も省略

苔むした岩を通り抜け、


一軒家避難小屋に到着

ここは日が当たっています

一軒家避難小屋前の橋には、流木がたくさんありました


一軒家避難小屋から下流の紅葉が良い感じでした


一軒家避難小屋からしばらくは、川沿いの高いところを通ります


途中振り返るときれいな沢


岩の切通しを抜けると、いったん沢から離れて右側が切れおちた道になります
周囲はいい感じに紅葉しています


グラデーションの木


黄色い葉


そして今回一番期待していたポイントに到着
巻き道の終点で、沢にくだる直前のロープの張ってある地点です
その目の前の尾根の斜面


到着した時点では少し雲で日が陰っていたので、少し待つことに
30分以上待つと、日が差してきました。


アップ


かなり時間をロスしたので、ここから先は小走りで下ります。
先ほどの絶景ポイントからジグザグに斜面をくだって、沢に出ます。
マスキ嵐沢です。
沢沿いの道を小走りに進み、所々で撮影


大きな岩と流木


大滝上の堰堤と小さな滝


大滝の上から


大滝


大滝橋方面に進んだ所に、河原に降りる道がありますので、降りてみました

大滝まで行くには、沢靴がないとちょっと厳しいです

あきらめて急坂をのぼります。

ここから先は杉林、抜けると川沿いの砂利の道になります。


この道も、沢から流れてきた小岩で道がふさがっていました


小走りが奏して、大滝橋バス停の発着時間の2分前に到着


帰りのバスから撮影した丹沢湖の紅葉の様子
焼津ボート乗り場近く


焼津ボート乗り場駐車場


6年前に撮影にきたところです
2013年11月の丹沢湖の紅葉の様子

さらにバスで進むと、山の間から檜洞丸が見えました


国道246号線からは富士山も見えました



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西丹沢登山詳細図

地図は必須です。道標が少ない箇所もありますのでほかの地図でもいいので必ず持っていきましょう。





西丹沢の紅葉と滝と畦ヶ丸登山(前半・西丹沢ビジターセンターから滝めぐり)

2019年11月16日 | 丹沢

9月に西丹沢を訪問したときと同じルートの行程としました。
今回はルートの要所の画像や説明は省略しますので、興味のある方は次のリンク先の記事をご覧ください。
その1「西丹沢西沢滝めぐり」
その2「本棚分岐から畦ケ丸へ」
その3「大滝峠上から大滝橋まで 秘境大滝沢」

10月の台風19号の被害で西丹沢ビジターセンター手前の道路の一部が崩落し、
一時期通行止めとなっていたり、途中の橋が流失するなど少なからず影響があったようです。
紅葉の様子とあわせて、台風被害で残っている影響等をお知らせしたいと思います。
なお、今回の行程で使用したカメラは普通のコンデジで、RX100M7ではありません。

今回も電車とバスで行きました。
起点となる西丹沢ビジターセンターに行くには、小田急線新松田駅からバスで約70分のアクセスとなります。
7時過ぎに小田急線新松田駅に到着。7時15分発のバスです。(12月から冬ダイヤですご注意ください)

8時半過ぎに西丹沢ビジターセンターに到着
西丹沢ビジターセンター周辺の紅葉


センター目の前の楓


西丹沢公園橋からビジターセンター


ちなみに、丹沢湖周辺の紅葉も始まっていました
バスの車窓から


西丹沢公園橋を渡ってしばらく進むと堰堤

周囲の木々も9月の記事では青々としていましたが、黄色くなっています。

堰堤の左端の階段をのぼると広い河原にでます。

やはり9月の緑一色から変わっています

川向うがルートですが、橋がないので渡渉になります。


川沿いを進み、2番目の堰堤

堰堤の右側の坂道をのぼり超えます

超えた先の河原には倒木がたくさん

転がっている岩も白い新しいものが多いです

橋も流されていますので、石の上を渡渉


橋があるポイントもあります

おそらく再度架けたものと思われます

河原の両岸や中洲を左右に渡りながらすすみます
ここも橋が流されています。

真ん中に土管があるのでその上を渡ります

3番目の堰堤手前の右側の坂道を登りますが、右の沢から流れた岩が道をふさいでいます

ふさいでいるといっても、普通に上を乗り越えられます。
3番目の堰堤

周囲の木々が黄色くなっています


3番目の堰堤の先から堰堤方面


さらに緩やかに登りますが、大きな岩が目立ってきます
小滝


小滝の先の左から沢が合流する地点も流された岩が遊歩道まで来ていました
その沢の方面

白い石は新しく体積したものです

ここも橋が流されています。
橋のあった付近は適当な石がなく渡渉には向かないため、少し上流で渡渉


4つ目の堰堤


4つ目の堰堤の先のベンチと広場にわたる橋もなくなっていました

手前の岩でも渡れそうでしたが、橋のあったところに長い流木をわたしてあったのでそれを使ってわたりました


権現山分岐に到着(権現山への登山道は廃止されています)
西丹沢ビジターセンターから約40分(前回同様のタイム)

権現山分岐からすぐ先で下棚分岐になります
「下棚」は滝の名前で、滝を見に行くには左にルートを外れます

河原の石の中を少し進みます


下棚に到着

今回は奥まで進み、真正面から撮影(落差40m)

滝上部と紅葉


もと来た河原を戻ります
下棚分岐付近の紅葉


本棚に向かう道も橋が落ちた地点がいくつかありました


橋がある地点


黄色い世界


10分弱で本棚分岐に到着し、左の本棚沢に入ります。
下棚は分岐からすぐですが、本棚は100mちょっと進みます

本棚(左)と涸棚(右)


本棚(落差約60m)


真下までいくと、細かいしぶきがかかります


涸棚

水が少ないと流れていないそうです

涸棚上部と紅葉


もと来た沢を戻ります

紅葉がきれいです

本棚分岐付近の紅葉



次回は「後半・本棚分岐~畦ケ丸~大滝沢」を紹介します
後半・本棚分岐~畦ケ丸~大滝沢の様子はこちらでご覧いただけます

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西丹沢登山詳細図

地図は必須です。道標が少ない箇所もありますのでほかの地図でもいいので必ず持っていきましょう。


丹沢表尾根 菩提峠から塔ノ岳(その3・行者岳くさり場先~塔ノ岳山頂)

2019年11月04日 | 丹沢
前回(菩提峠から三ノ塔まで)と前々回(三ノ塔から行者岳くさり場)の続きです。
菩提峠から三ノ塔まではこちらでご覧いただけます。
三ノ塔から三ノ塔から行者岳くさり場まではこちらでご覧いただけます。

行者岳先のくさり場を抜け、少し登ります。


目の前が開けると大規模な崩落地脇を歩く道になります


先日来来ご紹介しているように、東丹沢はの登山道はよく整備されています
危険なポイントは鎖等が整備されていますが、ここもルートを外れないよう両脇を鎖の柵を設けています。


左手に崩落地と秦野方面


崖の上から

柵がないと怖いかもしれません

もう少し高いところからは、行者、烏尾、三ノ塔と登ってきた山並みが見渡せます。

奥に大山も

正面にこれから登る、新大日から塔ノ岳までの山並み


すぐに左から上がってくる政次郎尾根の合流点になります。(合流点通過後振り返って撮影)

天神尾根の記事はこちらでご覧いただけます。

少し平坦な道になります。

ここは昔は木道が無く、冬は霜柱が解けてドロドロだった気がします

少し登ると書策小屋跡に到着

ここも景色がいいポイントです

東側

西側も紅葉が始まったところです


書策小屋跡からはまた登りで、ガレ場もあります

振り返ってみると、すぐ下にあるベンチがあるところが書策小屋跡

さらにガレ場を登ると、三ノ塔から登ってきた山並みがわかります


新大日に到着

向かって左が塔ノ岳、右が長尾尾根
長尾大根は札掛から登ってくるルートです
長尾尾根の記事はこちらでご覧いただけます。
行者岳から約45分、900m、標高差約160m
新大日から塔ノ岳までは約45分です

新大日からいったん下ります


途中の色づいた木


登り返すと

木ノ又小屋

木ノ又小屋から木道を100mほど進むと

木ノ又大日


このあたりはなだらかな尾根道

と思っていると、小ピーク


木ノ又大日と小ピークの間に登山道が崩落し、迂回路が設けられている箇所があります

全体像(塔ノ岳側から撮影)

真ん中の木の右側が前の登山道。手前右に気の階段の跡があります
新しい道は立派な木道です。
本当によく整備されています。

紅葉ももうすぐです


小ピークの登り


ようやく塔ノ岳が目の前に見えてきました

あとひと登り!

最後の登り


岩の登りですが、足場と道はしっかりしています


尊仏山荘


塔ノ岳山頂に到着

振り返ると三ノ塔から登ってきた山並み

新大日から約35分、1650m、標高差約150m
三ノ塔から約2時間15分、菩提峠駐車場から約3時間40分でした

山頂の碑

背後に見えるはずの富士山は雲の中でしたが、

お昼を食べている間に、山頂が見えました

でかい!

大丸から鍋割山方面


丹沢山から蛭ケ岳方面


宮ケ瀬方面


一休みして同じルートを下りました
帰りは、菩提峠駐車場まで約3時間でした。

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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。

丹沢表尾根 菩提峠から塔ノ岳(その2・三ノ塔~行者岳くさり場)

2019年11月03日 | 丹沢
前回(菩提峠から三ノ塔まで)の続きです。
菩提峠から三ノ塔まではこちらでご覧いただけます。

新しくなった三ノ塔山頂の小屋から出発です。
平坦な山頂の北端から烏尾山に向かって下ります


順番が逆になりますが、このくだりの地点までは平坦な道です。
三ノ塔山頂の小屋から北に向かいます(小屋から約300mくらい直進します)


山頂の北端で左手に下ります

1枚目の写真は、この地点からくだる方角を見たものです

ロープが張ってあり直進できないようにしていますが、宮ケ瀬方面にもルートがあります。


急な階段を下ります。
この辺りは少し色づいた木があります


下り始めは急階段(帰りに撮影)


階段の左手は三ノ塔西側の崩落地(帰りに撮影・朝は西側斜面なので暗い写真になります)


途中樹林帯があり、樹林帯を抜けると梯子があります。


ここからくだりのガレ場(帰りに撮影)


後半にちょっとした崖地です(帰りに撮影)

(崖の上から。手前が崖、鞍部まで降って正面の烏尾まで登ります)

崖地をくだります(帰りに撮影)


崖が終わるとまた樹林帯


かわいらしい花も咲いています


三ノ塔と烏尾山の中間の鞍部

この鞍部まで約130mくだります

ここから烏尾山にむかって登り


比較的だらだらの登り


烏尾山に到着

三ノ塔の小屋から30分弱・1000m・標高差-70m(ただし一旦130mくだってます)

烏尾山から分岐する烏尾尾根方面もある看板

烏尾尾根は、途中不明瞭な箇所もあり過去に遭難も発生しています

富士山は雲のなか


相模平野


三ノ塔(帰りに撮影)

三ノ塔から降るルート(帰りに撮影)


烏尾から出発


目指す塔ノ岳は少し近づきました


烏尾山の先の崩落地


このルートで一番好きな箇所

アップダウンを繰り返して登っていきます

途中のブナ

ブナ越しの紅葉


行者岳も見えてきました

過去に政次郎尾根から登った時も、行者岳周辺が紅葉していた記憶があります


行者岳への登り

途中鎖もあります


行者岳に到着

山頂の碑

烏尾から約20分・750m・標高差約45m

ここからも相模平野が見えます


行者岳の先のくだり


1つ目の鎖(なだらかな方)

(この鎖は8年前にはなかったかもしれません)
下から撮影


岩と塔ノ岳


2つ目の鎖に到着

上の写真の左奥に見える大崩落地。そのすぐ上に登山道があります(次回紹介します)


鎖を下ります
上部はなだらか

下部が垂直


下部を下から


全体像


鎖の先の鞍部に梯子がかけてありますが、岩と岩の間に隙間がありました


次回は、塔ノ岳山頂までを紹介します
その3・行者岳くさり場~塔ノ岳山頂まではこちらでご覧いただけます。

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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。


丹沢表尾根 菩提峠から塔ノ岳(その1・菩提峠~三ノ塔)

2019年11月02日 | 丹沢
2011年12月以来、約8年ぶりに表尾根で塔ノ岳に登ってきました。
8年前の記事はこちらでご覧いただけます。

塔ノ岳には過去にいろいろなルートで登っていますので、参考にどうぞ
大倉尾根の記事はこちらでご覧いただけます。
小丸尾根の記事はこちらでご覧いただけます。
政次郎尾根の記事はこちらでご覧いただけます。
天神尾根の記事はこちらでご覧いただけます。
長尾尾根の記事はこちらでご覧いただけます。

表尾根の起点はヤビツ峠から歩いて30分弱の地点となるので、
バスだとスタートが遅くなります。
そのため、今回はバイクで菩提峠に行きました。

ヤビツ峠で登山届を投函し、その先の公衆トイレのある旧富士見山荘跡を左折します。
表尾根の起点を通過

手前の道に水がありますが、手前の道路が川になっていました

沢の水が道路にあふれていました

菩提峠駐車場


パラグライダー場にはヘリコプターがありました


今回は、登山道の起点まで下らずに林道から出発です


林道歩き


右手の沢


表尾根の起点から登ってきて林道と交差する地点に到着

右奥に小さく見える左右矢印の案内板が登ってくる道です
菩提峠駐車場から10分弱

ここから登山道に入ります


台風の影響で崩落した地点があるようです


登山道を登ります


テンナンショウ属マムシグサの実


結構な急坂


途中の廃墟


足元も岩が多いところもあります




背後の大山

相模湾


開けてきました

ススキが秋っぽいです

ガレ場


ススキと相模湾


色づいた木と真鶴半島


二ノ塔手前のトンネル


二ノ塔直下にある基礎


二ノ塔に到着

菩提峠駐車場から約1時間でした(約2000m・標高差約400m)

目の前に三ノ塔


いったん下ります


二ノ塔と三ノ塔の鞍部の崩落地点


向かって左の1段低いところを通るようです


反対側から


ここから三ノ塔に向かって登り


二ノ塔と大山


三ノ塔尾根からの合流地点


すぐに三ノ塔に到着
二ノ塔から15弱でした(約420m・標高差約50m)

真新しいトイレがありました


三ノ塔の避難小屋も新しくなっていました

避難小屋ではなく休憩所になっています

内部

今年の4月から新しくなったようです


三ノ塔から見る大山


これから進む表尾根

雲が流れて滝になっていました

塔の台にあったヘリは、山小屋への荷揚げようでした。



次回は、塔ノ岳山頂までを紹介します
その2・三ノ塔~行者岳くさり場まではこちらでご覧いただけます。

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東丹沢登山詳細図

地図は必須です。とても重宝しています。

表丹沢の大規模エリアのその後(秦野市蓑毛)

2019年10月28日 | 丹沢
2017年に、表丹沢の県道70号線(秦野清川線)の蓑毛から菜の花台までの間で、
杉が大規模に伐採されていたのを紹介しました。
そのようすはこちらでご覧いただけます。

先日、丹沢に登山に行った際に急に開けたところに、若木があるのに気づきました。
2017年以降何度も訪問しているのに、今頃気が付きました。


伐採後に植林されたと思われる木々が見えます


少し離れた別の伐採箇所にも若い木がありました


調べてみると、杉は50年だと成木で伐採することになるようです。
伐採しても1本数千円にしかならないそうで、採算がとれないそうです。
おそらく成木を放置せず、計画的に進めたものと思われます。
過去の記事で、素人考えで「伐採しすぎでなはないか」という旨を
記載して申し訳ありませんでした。


JR御殿場線 谷峨駅

2019年09月15日 | 丹沢

西丹沢からの帰りのバスは、新松田駅行きですが、途中の谷峨駅で降りてみました

無人駅です

切符も売っていません。
電子マネー用の入退場記録のタッチセンサーがありますが、御殿場線はJR東海なのでTOICA用
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが使えないようです。
使えるようになったと記憶していましたが、駅には「Suicaで入場したら係員に言って清算して」
というポスターがありました。
(もしかすると「またがって利用することができない」だけで、使えたかもしれませんが、どちらにしてもわかりにくい)
HP等でしらべたところ、TOICA区間で乗車してSuica区間で清算ができない。といことのようです。
(谷峨駅から曽我までならOKで、国府津から先はだめ。)

東名高速が見えます

国府津駅方面のホームは、線路を横切ってわたります

こちらもホームの先に東名高速が見えます


ホームわきの紫の花と奥に大野山


列車が来ました


ドアはすべて開かず、車両の一番後ろのドアが開き、そこにある整理券を取ります。
有人駅で下車する場合は、改札で現金精算。
無人駅で下車する場合は、列車の一番前の運転席近くで支払い。
となります。




西丹沢の畦ケ丸に登ってきました(その3・大滝峠上から大滝橋まで 秘境大滝沢)

2019年09月09日 | 丹沢

前回紹介した、その1の「西丹沢西沢滝めぐり」と、
「その2・本棚分岐から畦ケ丸へ」の続きです。

3回に分けて紹介する最後の行程で、今回は大滝沢を下った様子を紹介します。
1回目でもお伝えしたとおり、今までの丹沢エリアの山行で一番楽しかった。理由の一つが
いい意味で期待外れのこの大滝沢の下山です。

※※登山道が沢沿いを通るため、大雨や台風のあとは増水して危険な場合があります。※※
※※この記事は、たまたま晴れの日でしたので快適な内容となっていますが、※※
※※悪天候時、好天でも悪天候の後はご注意ください。※※

大滝峠上からの下り


少し下ると尾根道になります

痩せ尾根道は迷いようがありませんが、少し広くなると慎重にすすみます

若干薄い踏み跡を進みます

表示板が少ないので若干不安になるので、都度地図で確認

ようやく最初の案内板

大滝峠上から10分弱
ここで尾根を外れ、沢に下る道になります。
(地図では90度左に曲がります)

倒木で登山道がふさがっていますが、乗り越えて進みます


沢が見えてきました

特に地図では沢の記載はありませんが

沢に沿った踏み跡を進みます

ここで標高約900m

渡渉ポイントには黄色い案内板があるので、これが目印になります


沢に沿った道もあれば


岩だらけで踏み跡もないところもあります

でも行く先は沢の下流なので進みます

先に黄色い案内板が見えてきます


さらに下っていった苔エリア


何度か渡渉し、沢を俯瞰する箇所もあります


沢の流れ


美しい光景です


岩畳のような箇所も


沢の脇の高いところを歩くようになり、見下ろすときれいな沢


すぐに下って渡渉
岩畳の中にポツンと苔むした岩


高いところから先が見通せますが、また渡渉が見えます

その渡渉ポイント


そうこうしているうちに、一軒屋避難小屋に到着

大滝峠上から約35分

一軒屋避難小屋の正面


トンボがいました


特に休憩せずそのまま下ります

橋から振り返って一軒屋避難小屋


一軒屋避難小屋からは、沢の左岸の少し高いところを歩きます


沢が右手に折れていきます

道も流れに沿って右手に折れますが、
すぐに切通しのような岩が現れます


ここから沢を離れ、巻き道になります


右手が切れ落ちた道で、途中に何か所か橋があります


右側は急斜面


地図に記載があったアルミ階段


アルミ階段の先で、崖に突き当たります。
ロープが張ってありますが、結構な断崖

ここから向きが変わって、沢に向かってジグザグに下っていきます。
地図では一気に100m下ります

下り終わると、先ほど崖下に見えていた沢に到着

マスキ嵐沢というようです

ふたたび沢沿いの道を下ります


また苔ワールド


このような中を進み、


沢から少し高いところを歩きます


堰堤がありました

地図によると、マスキ嵐沢とその前に歩いていた沢が蛇行した後に、この堰堤の手前で合流していたようです

足元が沢に向かって斜めになっているうえ、湧き水で滑りやすそうな個所はくさりがあります


沢に向かって下る箇所もくさり


沢におります

橋が変な向きになっていますが、流されているようです。
向こう岸に渡渉します

渡渉途中の景色

岩肌と水の流れ

下流


この先で橋を渡り、右下に沢を見る道になったところの看板

足元は注意できますが、上から落ちてくる岩は注意しようがない?
(沢の水音でおそらく落石の音が聞こえないのではないかと思います)

右手の沢の小さな滝


木々の間から正面から見えました


さらに進んだ大きな滝

この滝は正面から見るのには木があって見にくいです

(うろうろ撮影ポイントを探しましたが)

頭上注意の区間には、新しそうな岩が転がっていました


沢に下るロープが張られた道がありましたが、バスの時間が微妙でしたのでそのまま直進

杉林を進み


護岸整備された沢沿いの道になります


それでもいい雰囲気です


岩肌がきれいなポイントも


やがてゲートや東海自然歩道の看板が現れ、


終点の道路に到着

大滝峠上から約1時間35分
一軒屋避難小屋から約1時間

車道側からの登山道入口の様子


大滝橋バス停

バス停から見える大滝橋キャンプ場


丹沢の登山は、特に東丹沢では階段状の登山道が多く、
修行の様な山行になることが多いのですが、
今回の畦ヶ丸は、沢や滝があってとても充実したものになりました。

秘境感もあって満足でした。

※※登山道が沢沿いを通るため、大雨や台風のあとは増水して危険と思われます。※※
※※この記事は、たまたま晴れの日でしたので快適な内容となっていますが、※※
※※悪天候時、好天でも悪天候の後はご注意ください。※※

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西丹沢登山詳細図

地図は必須です。道標が少ない箇所もありますのでほかの地図でもいいので必ず持っていきましょう。