かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

塔ノ岳へ・2015年山行納め<札掛~長尾尾根~塔ノ岳>(その2・長尾尾根~新大日)

2016年01月03日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として、丹沢の塔ノ岳に登った様子を紹介します。
昨日のその1の続きです。
その1の札掛から長尾尾根取り付きまでの様子はこちらでご覧いただけます。

今回は、上ノ丸を巻いて進んだ長尾尾根の取り付きから紹介します。

上ノ丸を過ぎて、右手が少し開けた鞍部から目の前の長尾尾根に取り付きます。

右手すぐ後方に道標があります。

尾根を少し登って行くと、岩が多いエリアを通過します。


細くなった尾根を通過すると杉(ひのき?)の中の道になります。

どんどん登って行きます。
「東丹沢登山詳細図」によると約400mの距離の間に標高200m登ります。

やがて尾根を分断するように中央に鹿柵の残骸があらわれます。

踏みあとは右ですが、左は尾根に沿ってまっすぐ登ります。
左右迷いましたが、地図でこの先右に巻くことから右に進みます。
すぐに右のルート上にピンクのリボンを発見。

道が巻いた後、何回かジグザグに登ります。

振り向いて下を見た様子。

先ほどとは別の鹿柵が現れます。

ここはくぐって進みます。
戸が無いため意味のない鹿柵です。

再び登りになりますが、そろそろ道標が現れると思われます。


登りきると平坦になり、ベンチと道標が現れます。

標高1004mにある道標に到着です。
「東丹沢登山詳細図」によると、本谷分岐から距離で885m、280mほどの登ります。
所要時間は約40分でした。

ベンチに座って少し休憩ののち、出発。
少しの間、なだらかな尾根を歩きます。
途中の水溜りが凍っていました。


また登りになります。

右手の木々の間から竜ヶ馬場から丹沢山の稜線が見えます。

なだらかな登りと、やや急登をくりかえします。

「東丹沢登山詳細図」によると、1004mにある道標から次の道標のある1202mのポイントまで、
距離で885m、標高で200mほど登ります。
長尾尾根の取り付きから1004mの道標までの、約400mの距離の間に200m登ったのと比較して
斜度は半分以下です。

やがてブナ林にはいります。


若い木が多いなかやや大木がありました。


尾根も広くなり、落ち葉のじゅうたんのブナ林が広がります。

とても気持ちがいいところです。

広いので踏みあとが無いと厳しいですが、踏みあとはあります。
尾根の高い部分ではなく、右の1段低いところを進みます。


朽ちた倒木もあります。


やがて標高1202mの道標が見えてきます。

1004mの道標から所要時間は約25分でした。

標高1202mの道標から次の道標までは、距離1135m、標高20mの登りです。

なだらかな尾根から左右の景色が見える個所がいくつもあります。
左手の木々の間から三ノ塔の避難小屋が見えます。


大山も見えます。


正面には雲がかかった塔ノ岳


右手には同じく雲がかかった丹沢山


標高1200mを超えたあたりには残雪がありました。

このようななだらかな登りや平坦な道、緩やかな下り道を繰り返しつつ進みます。


1241mのピークを過ぎて下って行くと、タライゴヤ沢コースの分岐の道標が現れます。

登山道崩落のため通行止めとなっており、ロープが張られています。

標高1202mの道標からタライゴヤ沢コースの分岐の道標まで、距離1135m。
約18分でした。

「東丹沢登山詳細図」によると、タライゴヤ沢コースの分岐の道標から新大日までの距離は575m。
標高差約100mを登ります。
次第に急になってきます。


振り返ると丹沢三峰と相模平野が見えます。


小ピークを巻くように進んで行きます。

この辺りの斜度はあまりありません。

巻いた道が左に折り返したあたりから斜度が急になります。
再び右に折り返し、新大日への最後の直登になります。

ひたすら木の階段です。

右手に丹沢山の山頂がみえました。

山頂だけ白くなっているので、樹氷になっています。

木の間に新大日の広場にある道標がチラッと見えました。

新大日に到着。

タライゴヤ沢コースの分岐の道標から15分でした。
札掛の登山道入り口から休憩も含め、2時間30分でした。

新大日から見る光り輝く相模湾。

手前に烏尾山荘も見えます。


この先の塔ノ岳山頂までと、折り返した下山の様子は、次回紹介させていただきます。
その3の新大日~塔ノ岳~長尾尾根で本谷分岐まで戻った様子はこちらでご覧いただけます。


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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
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吉備人出版

※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。


この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
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塔ノ岳へ・2015年山行納め<札掛~長尾尾根~塔ノ岳>(その1・札掛から長尾尾根取り付き)

2016年01月02日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として、丹沢の塔ノ岳に登った様子を紹介します。
昨年末先行して塔ノ岳山頂の樹氷の様子を紹介しました。

朝、7時15分過ぎに札掛の駐車場を出発。

まだ1台もいません。
駐車場は県立札掛森の家のすぐ手前にあります。

県立札掛森の家方面に舗装路を進みます。
すぐに県立札掛森の家のゲート脇を通過。


県立札掛森の家の裏手にある吊橋を横目に見て進みます。


5分ほどで丹沢ホームの間にある登山道入り口に到着。

ここを右折します。
直進して境沢林道経由で長尾尾根に取り付くタライゴヤ沢コースがありますが、
昨年あたりから通行止めとなっています。

当初はこのルートで周回しようと考えましたが、事前の調査で通行止めが判明したのでやめました。

丹沢ホームの間にある道を登ります。


建物が切れるあたりで、進む向きが右にかわり、ここから森の中を九十九折に登ります。

九十九折に登っていく丹沢ホーム裏手の森は、大木がたくさんある自然林でとても気持ちがいいところでした。

根が浮いて反対側が見える木もあります。

巨木を下から

大木の間の道を進みます。

数回折り返して登って行きますが、大好きな大木がたくさんあってなかなか進めません。

大木が好きな方は、山登りせずにこの森だけ見るのでも満足できると思います。
「東丹沢登山詳細図」によると丹沢ホーム(標高500m)から約100メートル高度を登ります。

斜度がなだらかになると、右側が切れ落ちた細い道になります。

写真でも何処が道かわからないくらい落ち葉があります。

右側の谷

振り返るとなんとなく道が判別できます。

といっても歩ける平らで細い道は決まっているので、迷うことはありません。
ただし、足元の細い歩ける部分が谷に向かって傾斜しているので、
落ち葉で滑らないよう注意して歩きました。

登山道入口から約15分で、丹沢分校跡方面への分岐

「東丹沢登山詳細図」によると、丹沢ホームからこのポイントまで距離600mほど。
右に降りる矢印が丹沢分校跡方面で、新大日は直進です。
「東丹沢登山詳細図」によると、県道70号線を県立札掛森の家方面に曲がる所にある札掛橋の
すぐ西側に「文」マークの建物があります。
駐車場のすぐ上付近です。
この分岐で進路が北西に変わります。

相変わらず右手が谷の道を進みます。

開けたところから、布川の対岸の山が見えます。

方角と山容から鍋嵐と思われます。

丹沢分校跡の分岐から10分弱、札掛登山道入り口から約25分で十字の分岐に到着。

「東丹沢登山詳細図」によるこのポイントで標高680mほど。丹沢分校跡の分岐から距離575m。

新大日・塔ノ岳は左です。
右に行くと、黒龍尾根コースで、黒龍尾根を進んでブナの考証林へ下るコースです。
昨年12月に訪問した丹沢札掛のモミ林に向かう看板のある県道70号線へと下る道です。
まっすぐ進むと、同じく昨年12月に丹沢大洞のケヤキ林を目指したものの途中で引き返した大洞橋コースを経由して大洞橋へと下る道です。

今回は左に進みます。
植林された杉林と自然林の間の道を進みます。


谷を挟んで向かい側の尾根に日が当たり始めました。

手前の木のシルエットは、クマシデの実でしょうか。

途中、鉄パイプで補強された橋を何か所か超えていきます。


倒木とやや崩落気味の個所がありました。


3~4か所目かの橋を渡り進むと、


キュウハ沢分岐に到着。

「東丹沢登山詳細図」によるこのポイントで標高720mほど。十字の分岐から距離にして580m。
十字の分岐から約12分。

右(といっても白い看板の向こう側を直進です)に進むと本谷コースで、
塩水橋、天王寺尾根経由丹沢山方面に行くことができます。
新大日・塔ノ岳は直進です。(画面左上への登り)

分岐の先は、上ノ丸に向かって登りとなります。


杉林を登って行きます。


やがて右手に上ノ丸を見つつ、巻くように進むようになります。

杉の中に1本のブナ

右の上が上ノ丸です。


登山道わきの倒木に生える苔類


登山道を塞ぐ倒木

振り返って撮影。

上ノ丸中腹の樹林も自然林に変わり、大きなモミの木が1本ありました。


上ノ丸の中腹を巻くように進んでいきます。
ぐるっと1/3くらい回り込みます。
右手に上ノ丸となるため、左が谷になります。

この辺りは平坦で道幅もあり、歩きやすい個所です。

登山道わきに、大きな岩が重なっているところがありました。

写真で分かりにくいですが、上の岩が乗っかって飛び出しているようです。

木々の間から、長尾尾根が見ええてきました。


やがて右手の上ノ丸の尾根が低くなってきました。

この先から上ノ丸に向かう尾根があるようです。
踏みあとが不鮮明ですが、1本道とネットの情報がありました。

この先、長尾尾根に入ります。
右手には丹沢三峰が見えてきました。


この先の長尾尾根の様子は、次回紹介させていただきます。
その2の長尾尾根で新大日までの様子はこちらでご覧いただけます。


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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
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※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。
 写真をたくさん撮るため止まると参考になりませんが、おおよその所要時間でその間の斜度がわかります。
 逆に、歩いて実感する斜度の様子で、次のポイントまでの所要時間が分かるので道迷い防止になります。


この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
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2015年登り納め・塔ノ岳 山頂の樹氷

2015年12月30日 | 丹沢

※「今年最後の山行」の様子は、写真の整理ができないため年明けになってしまいます。

「今年最後の山行」は、もっぱら丹沢ばかりの自分らしく塔ノ岳で締めました。
塔ノ岳へは、札掛から長尾尾根経由で塔ノ岳に行きました。
長尾尾根は未踏破でしたので、楽しかったです。
その様子は後日紹介します。
札掛から長尾尾根取り付きまでの様子はこちらでご覧いただけます。

年末のバタバタにより、塔ノ岳山頂の様子だけ紹介します。

この日は、よくある「山頂だけ雲の中」というパターンでした。

山頂の碑

背後は真っ白です。

西側の様子


南東の様子

平地は晴れているようです。

この日は平地でも最低気温が氷点下だったこともあり、山頂も非常に寒かったです。
相変わらず風が強いうえ、雲がかかって、時折雪がちらついていました。
初日の出等で登られる方は気合を入れた防寒対策をしないと尊仏山荘から出られなくなります。


展望がほとんどなかったので、その代わりに山頂周辺の樹氷を紹介します。

枝にトゲトゲした雪がついています。

これは東側

低い茂みにも雪がついています。

アップで

何だかクリスマスのオブジェのようです。

細い枝の先に付いたものや

びっしりとついたものもあります。

同じ方向に伸びているのが分かります。


葉にもついています


西側の木々


棘のある木のようです。


山頂周辺の残雪の様子です。
尊仏山荘の北西側。

たくさん雪が残っていますが、登山道にはほとんど残っていませんでした。
1200mを超えたあたりから周囲には少し雪が残っていますが、
アイゼンの必要な個所はありませんでした。
ただし、ドロドロの個所がそのまま凍っています(凍土)ので
歩きにくい個所がたくさんありありました。



早朝の菜の花台(秦野市)

2015年12月29日 | 丹沢

秦野市街からヤビツ峠へ向かう路の途中にある菜の花台の様子です。

今年最後の山行で札掛へ向かう途中に立ち寄りました。
日の出直後の相模湾や秦野市街の様子。


展望台からの景色
背後の大山、三ノ塔、奥に塔ノ岳から鍋割間で見えます。


秦野市内の工業群も見えます。


江の島や三浦半島も見えます。


肝心の富士山は・・・

小さな雲のみで良く見えます。

アップで。


もう少し明るくなるのを待ち、紅富士をとも思いましたが、
この日の目的は山登りでしたのでヤビツ峠方面に出発。
(家に帰って絶景くんで確認したらけっこう綺麗な紅富士だったようです)
(あと20分が待てませんでした。)


過去に何度か紹介した記事はこちらこちらでご覧いただけます。





日向の彼岸花(伊勢原市)

2015年10月02日 | 丹沢
彼岸花の群生地として有名な伊勢原市の日向。

10月1日の大山ケーブル新型車両乗車の後に訪問しました。

残念ながら、彼岸花はほとんど終わっていました。

奥の群生していた部分も、ほとんど枯れています。

ただ、彼岸花が無くても良いところです。

左て前も枯れています。

1輪だけ咲いていました。


別の所でも1輪。

隣にはつぼみ

日向薬師バス停の裏の散歩道です。

お気に入りのポイントの一つです。

散歩道の途中から

柿の実もなっていました。


日向薬師の裏にも行ってみましたが、やはり同じような状況でした。

その代わり、フヨウが咲いていました。





大山ケーブル 新型車両の1番列車に乗ってきました(伊勢原市)

2015年10月01日 | 丹沢
大山ケーブルのケーブルカーの新型車両のデビューです。
これが新型車両です。

以前の「おおやま号」と「たんざわ号」という呼び名はやめたようです。
写真は2号車です。
車体の下部が銀色なのが2号車。

クルリンも来ていました。


上の2枚の写真は、新型車両のデビューの日の10月1日の最初の営業運転で下ってきて
大山ケーブル駅に停車しているものです。

お世話になった旧車両の「おおやま号」と「たんざわ号」は、5月17日をもって引退しました。
引退の日にも乗りに行きました。
最終日に乗車した様子はこちらでご覧いただけます。
こうなると、デビューの日にも乗らないといけないと思い、最初の営業運転に
乗車することを目指しました。

1番列車の上りは、セレモニーや絵はがきプレゼントなどがあるため混みそうでしたので、
1番列車の下りに乗ることを目指しました。

下りに乗るためには、大山阿夫利神社の下社まで登らなくてはなりません。
朝7時半過ぎに登り始めます。

大山ケーブル駅に停車している新型車両(1号車)。

ちなみに、7時半の時点で大山ケーブル駅に10人くらい並んでいるように見えました。

男坂の途中から見える大山ケーブル駅に停車している新型車両。

約30分で到着。
8時にはまだ駅員さんも含め、誰もいません。
阿夫利神社駅に停車中の2号車。

横から


誰もいなかったので、阿夫利神社下社にお参りをしてきました。

戻ってしばらくすると、ベルが鳴りました。
試運転です。
2号車が下って行きます。
やがて、1号車が上がってきます。

駅員さんや整備技師さんが上がってきました。

阿夫利神社駅に停車中の1号車。

下部の色が金色です。

しばらくするとまたベルが鳴り、1号車が下り、2号車が上がってきました。
2号車には神社や売店の従業員の方々が乗って上がってきました。

8時45分に切符の窓口が開きました。

大山ケーブル駅~阿夫利神社駅で630円です。
新型車両導入にあわせて値上げしています。

8時50分に改札が開きました。
乗客は5人です。
皆さん自由に写真を撮っていました。

新型車両の後部(山側)

前のかっこいいデザインと比べ、かわいいデザインです。
前のほうの写真でもわかりますが、架線がありません。
充電式バッテリーになったとのことです。

斜め後ろから


斜め前から

これ以上前からは撮影できません。

車内の様子。

明るくきれいです。

セールスポイントの開放的な前方上部の窓


後部窓の様子


間もなく出発です。


中間駅の大山寺駅で下から上がってくる1号車とすれ違います。
大山駅の線路と1号車が見えます。


大山寺駅で上ってきた1号車を見ると、ぎゅうぎゅう詰めでした。
大山寺駅を出発した1号車。


大山寺駅の線路


間もなく大山ケーブル駅に到着です。

駅には乗客以外の人もたくさんいました。

大山ケーブル駅で春・秋スタンプラリーの景品の手ぬぐいをもらいました。
春・秋スタンプラリーの台紙

左が春の旧車両引退時に押印したスタンプ。
右が今回の新型車両のスタンプです。

景品の手ぬぐい


記念切手を購入

1,080円です。

クリアファイルも買いました。

間に白い紙を挟んで撮影していますが、色はクリアです。




Let's Go!丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー 2015(第4弾)コンプリート

2015年08月20日 | 丹沢
第4弾ということで、4年目のスタンプラリーですが、
今年も、だらだらとスタンプを集め、年が明けてようやく達成しました。
4年連続トライして、4年連続して達成しました。


例年冬に達成しており、手元にある記念品も冬バージョンばかりとなっていたので、
今年は夏の青色がほしいと思い、早目に達成しました。


この企画は、表尾根周辺のやまなみを構成する山々に登頂し、
スタンプを集める企画です。
スタンプは、「鍋割山」(鍋割山荘)、「大倉」(どんぐりハウス)、
「塔ノ岳」(尊仏山荘)、「丹沢山」(みやま山荘)、「大山山頂」(大山阿夫利神社上社)
「大山観光案内所」(市営大山第2駐車場前)の6個所で集める必要があります。
6つ集めると、揃ったことを確認するスタンプを押してもらい、記念品がもらえます。

※今年は、「大山」が大山山頂の上社に変更になっています。
(昨年は大山阿夫利神社下社でした)

塔ノ岳、丹沢山、鍋割山の様子はこちら
大山登山の様子はこちら


2014年度はミニ手ぬぐいでした。
丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー 2014(第3弾)コンプリート

2013年のピンバッチ(第2弾)と、2012年の手ぬぐい(第1弾)の記事はこちらです。
丹沢・大山やまなみスタンプラリー 2013(第2回)コンプリート


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東丹沢の登山に便利で安心です。
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祝 山の日!山行で見つけたもの(塔ノ岳、丹沢山、鍋割山)

2015年08月13日 | 丹沢
塔ノ岳~丹沢山~塔ノ岳~鍋割山と歩いたなかで見つけたものを紹介します。

登山道の様子等は、以前に何度も紹介していますので、今回は省略します。
途中で出会った「自然」を紹介します。

ハンカイソウ

花立山荘裏に群生していました。

これもハンカイソウ

こちらは大丸付近に咲いていました。

ホタルブクロ

中に水滴が透けています。

こちらもホタルブクロ

まだ開いていません。

シモツケソウ


マコモ


苔むした樹もたくさんあります。


倒木


大きな倒木


立木の側面


またまた倒木


金冷しから鍋割山までの間のブナ林は見事です。
特に大丸のブナ林は感動します。


光りを浴びて輝いています。

山頂を結ぶ尾根道のため、心地よい風が通り過ぎ最高でした。

スミナガシ


最後に天神尾根を下りた戸沢の臨時派出所奥の橋から見えるプチ渓谷。


下流側も青い水がきれいです。






天神尾根(丹沢)の紹介と過去の記事の訂正です

2015年08月12日 | 丹沢
昨日、祝!山の日(1年前)ということで、塔ノ岳、丹沢山、鍋割山を紹介しましたが、
利用したのは、戸川林道終点の戸沢からの天神尾根です。
天神尾根は、戸沢から大倉尾根の花立山荘と堀山の家の中間点までの尾根です。
登山道入り口から塔ノ岳までおそらく最短で行けるルートと思われます。
(ただし、大倉からボコボコの砂利道の戸川林道を利用する必要があります。車なら20分くらいですが、
下を擦る覚悟が必要です。原付で行きましたが、何度もガリガリ擦りました。歩くと1時間半以上かかるとのことです)


戸沢の臨時派出所裏手をまっすぐ進み、沢に架かる橋を渡り、
山火事用心の看板脇を進むと天神尾根入口です。


前半は、尾根に取り付くため、ジグザグの急登です。

岩が多い道です。

岩と根の張った道を九十九折に登り高度を稼ぎます。


足元の岩が少なくなり、土になってくると尾根になります。

尾根に乗ってもクネクネと急登で、登山道が不明確な個所が多いですが、
ここからは短い丸太の階段が目印です。(赤丸)

前回の記事の訂正をします。
昨年、塔ノ岳の尊仏山荘に宿泊した帰りに「天神尾根」を利用しました。
天神尾根の記事はこちらをご覧ください。

そのなかで、「途中に腰ぐらいある段差が続く個所があります。」といって「丸太4本分の段差」を
紹介しましたが、これは正規のルートではありませんでした。
ネットで検索すると、ほかの方も紹介しています。

4本丸太は、雨等による土流れを止めるものと思われます。
斜度が急なため、雨水が流れた跡が道のようにえぐれている個所が、特に後半(上半分)に多くなります。

これです。

左の4本の丸太あるところは道のようですが、実際は右の短い丸太が階段になっています。

尾根を登る後半は、短い丸太の階段が目印です。

短い丸太がない個所が多いので見失いがちですが、そのようなところはピンクのリボンがありました。

このように、4本丸太の右側(塔ノ岳側)に並行して登山道があることが多いです。


ここも左の4本丸太ではなく、右の長い丸太で縁取られた道を進みます。


短い丸太も土が流れています。

その先の長いガード丸太も崩れかけています。

左に緑の網が見えてきて、上方が明るくなるともうすぐ大倉尾根です。

左の網の手前は水が流れる溝になっていて、その先は4本丸太です。
4本丸太があったら、正規の道ではないので、近くを探した方がいいと思います。
ただし、向かう先は同じで平行していますので行けないことはないと思います。
前回下りの際に、4本丸太の上に座りながら下りました。

ちょうど1時間で大倉尾根の天神尾根分岐に到着。


帰りも天神尾根で下りました。
帰りの方が道を見失いやすいと感じました。
登ってみて間違いに気づいたように、上から見ると
短い丸太の留め金が分かりにくいからか、視線が遠くなるからか分かりませんが。

帰りは登りとほとんど変わらず、55分かかりました。
かなり膝にきました。

登山道入り口の看板を右手に進み、堰堤脇を進むと、
山火事注意の広場に出ます。

砂利道に沿って進むと、臨時派出所です。


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この記事はFUJIFILMのプレミアムコンパクトデジタルカメラ XQ1で撮影しました。
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祝 山の日!登山(1年早いですが)塔ノ岳、丹沢山、鍋割山

2015年08月11日 | 丹沢
来年から8月11日は「山の日」という国民の祝日になります。

1年早いですが、プレお祝いということで、勝手に祝日にして山に行ってきました。

私の場合の「山」は、丹沢なので、塔ノ岳、丹沢山、鍋割山の3座を1日で巡ることにしました。
とても疲れたので、各山頂からの眺めのみ紹介します。

塔ノ岳からの富士山の様子。

この時間(朝8時半)はまだ雲がかかっていません。

逆に東側(東京方面)は雲海が広がっていました。


続いて丹沢山。

途中相模平野にかかっていた雲が上がってきて、また雲の中の登山になるかと
心配しましたが、大丈夫でした。

一休みして塔ノ岳に戻るとき(朝10時)でもまだ見えていました。

最後に鍋割山。

左の木で隠れたところが富士山ですが、

山頂だけ少し見えました。


降りてきた大倉で、無性に炭酸が飲みたくなって買いました。

ノンアルコールビール「オールフリー」
めちゃくちゃおいしかったです。


以前紹介した天神尾根の一部修正記事や、撮影した写真等は後日紹介します。






西丹沢自然教室~犬越路~檜洞丸~西丹沢自然教室(その4・檜洞丸~つつじ新道~西丹沢自然教室)

2015年06月01日 | 丹沢
西丹沢自然教室から犬越路経由で檜洞丸の登った帰りの行程です。
西丹沢自然教室~犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路~大笄~熊笹ノ峰の様子はこちらでご覧いただけます。
熊笹ノ峰~檜洞丸の様子はこちらでご覧いただけます。

のぼりは犬越路経由でしたので、くだりはつつじ新道を使いました。

降り始めは、木道も歩きます。


ツツジも咲いています。

バイケイソウもあります。

木にとまった蝶


徐々に降ります。


富士山が見えるはずですが、雲がかかっています。


ツルキンバイ


ソーラーパネル横を通過

ソーラーから先はしばらく平坦で、木道歩きになります。


2本の木道の中央にある空洞となった木

木道からのぞいてみましたがこれが限界。


ブナの若い木が根から倒れて木道をふさいでいました。


ヤブヘビイチゴでしょうか。


その先には、モミジイチゴ

まだ小さいながらも花をつけています。

そうこうしているうちに、つつじ新道分岐です。

檜洞丸山頂から20分かかってしまいました。

つつじ新道に入ってすぐに、満開のつつじの木がありました。

近くにはシロヤシオ

この木よりも低いところにあるシロヤシオは、花が落ちたり花が痛み始めたりと
見頃を過ぎているものが多くありました。
今年は例年より暑い日が多く、見頃が5月中旬ごろだったようです。

降りの道が急になります。

どんどん降ります。
この時点で11時ごろなので、つつじ新道を登って来る人がたくさんいました。

すれ違いができないため、この下の展望園地までは通過待ちの時間がかかっています。
多い時には20人くらい人が切れずに、その間脇によって待っていました。

四角い大きなベンチと道標(西丹沢自然教室4.5Km・檜洞丸0.8Km)のある
見晴らしのよいところから。

向かい側に、熊笹ノ峰や大笄が見えます。

ベンチのあるところから、再び下りが急で岩が多くなります。
登りの人が多いうえに、はしごやくさりがあってなかなか進めませんでした。
梯子の少し下から振り返って。

岩の多い道をジグザグに降ります。


展望園地手前のくさり

切れ落ちているわけではありませんが、登山道の一部が崩落しているためと思われます。
つつじ新道分岐から展望園地手前までは、かなりの急登です。
登って来る皆さん相当きつそうでした。
犬越路経由の方が楽なんじゃないかというのが私の感想です。

展望園地に到着。

檜洞丸山頂から1時間20分。
つつじ新道分岐から1時間。
GPSによると標高1090メートルなので檜洞丸山頂から一気に
500メートルほど降下したことになります。
展望園地には10人以上の人が休憩していました。
展望がほとんどないことや、そんなに広くないためすぐに出発。

展望園地からも下りですが、少し進むと痩せ尾根があり、

その先に小さなピークがあり、久しぶりに登りとなります。
近くにあった標識によると、西丹沢自然教室3.3Km・檜洞丸2.0Km。
まだ中間点でもありません。

ブナを見上げて


足元の岩も、登って来る人も少なくなりましたが、相変わらず降り。

ただ、木々の間から右下に河原が見えます。
また左手の下の方から沢音が聞こえてきました。
右下の沢が東沢、左の沢がゴーラ沢。

苔むした岩


さらに降ると、四角いベンチのある開けた空間に出ます。
ここから尾根を進んで行きます。


ヤマツツジ

ツツジの先、くさりがあります。
1本目のくさりの下から

2本目の太いくさりの下から。

くさりの先は階段です。

階段を降りたところがゴーラ沢出合

展望園地から約40分。
檜洞丸山頂から2時間。
つつじ新道分岐から1時間40分。
登りの人がたくさんいたためかなり時間がかかっています。

コースは左の先に見える川向うの堰堤脇に続くようですが、

せっかくなのでゴーラ沢に足を付け、顔を洗いました。

冷たくて気持ちが良かったです。

少し休憩の後、出発です。
堰堤手前の渡渉ポイント。

黄色いラインの並んだ石を渡りました。

ここから西丹沢自然教室まで約2.4Kmあります。
全体の半分ちょっとの地点です。
ただし、ここからはなだらかな森の中の道になります。

道はなだらかでも、細くて片側が急斜面になっています。

ツルアジサイでしょうか。


森の中の小道をどんどん進みます。


崩落しているため橋がかかっているところもあります。


ゴーラ沢出合から25分程で、急な下りになります。

九十九折に降ります。
上を見上げると、新緑が見事です。


やがて、小さな沢に降ります。

すぐ先に、つつじ新道入口です。


西丹沢自然教室へと向かう舗装された道に出ました。
右手を見ると河川敷と奥に大室山の塊(西の肩)。

犬越路はぎりぎり見えません。

西丹沢自然教室まで戻ってきました。
ゴーラ沢出合から約35分でした。

向かい側の駐車スペースも満車。

その先の駐車スペースも満車。


西丹沢自然教室の裏手には吊り橋があります。

途中まで渡ってみました。
この吊り橋を渡ると、畦ヶ丸方面に行けます。

けっこう高さがあります。

眺めは普通でした。

正面のピークの奥に檜洞丸がありますが見えません。
左奥に見える凸凹が小笄と思われます。

帰りに箒杉を下から撮影。

過去に訪問した箒杉の様子はこちらでご覧いただけます。
樹齢2000年とも言われています。
国の天然記念物でもあります。


参考に、GPSロガーで記録した高度計をつけます。


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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
クリエーター情報なし
吉備人出版



西丹沢自然教室~犬越路~檜洞丸~西丹沢自然教室(その3・熊笹ノ峰~檜洞丸)

2015年05月31日 | 丹沢
西丹沢自然教室から犬越路経由で檜洞丸を目指した行程のその3です。
前の記事では、犬越路から小笄、大笄といくつかピークを越え、
熊笹ノ峰までを紹介しましたので、今回は、熊笹ノ峰から紹介します。

熊笹ノ峰からは一旦50メートルほど降ります。
降る道は樹木が無く、見通しがいいところです。
雲がかかって霞んでいる富士山とつつじ。


道は鞍部にさしかかり、一旦平坦になります。
ブナの大木もあります。


明るく気持ちがいいところです。


左右のツツジも楽しめます。

今回のルートの中で、大笄から檜洞丸の下までのつつじが一番きれいでした。

再び登りになり振り返ると、熊笹ノ峰北側は大きく崩落していました。


右手(南側)のつつじ。

奥の尾根はつつじ新道の尾根です。

岩の塊を回り込んで進みます。
通り過ぎて振り返ると、岩につつじなどの樹木がへばりついています。

生命力の強さを感じます。

登山道の下を見ると、シロヤシオとトウゴクミツバツツジ。


立ち枯れしたブナに、何やら30cmくらいの塊が付いています。

サルノコシカケでしょうか。ブナについているのでブナサルノコシカケでしょうか。

目の前に、長い木の階段が見えてきました。

階段の下に、

階段の途中から振り返ると熊笹ノ峰と大室山。

階段わきのつつじ。

シロヤシオも咲いています。
アップで。


登りきると平坦ですが、先にまた階段が見えます。

両脇に土砂流出防止の丸太が段々になっている上が山頂です。

またつつじ

シロヤシオ

最後の階段に取り付く手前は痩せ尾根になっています。


痩せ尾根から見る檜洞丸山頂南西側の崩落した個所。

斜度もあるため、崩落が進んで登山道が維持できなくなることが心配です。

斜面のつつじ


山頂への最後の階段を登って行く途中の左手の風景

中央の遠くに見える街は上野原のようです。

木の階段の途中の足元

富士山も


山頂直下のつつじ

奥に見えるやまは袖平山でしょうか。

階段の上からの絶景


山頂のつつじ

アップで


山頂の碑

檜洞丸山頂に到着です。
熊笹ノ峰から約40分。
犬越路から2時間25分。
西丹沢自然教室から約4時間(小休止含む・犬越路15分休憩含まず)でした。

かながわの美林50選の碑もあります

檜洞丸のブナ林

小さな祠もあります。


山頂でゆっくりお湯を沸かしラーメン等を食べて休憩しました。
暑い日でしたが、木陰は気持ちが良くベンチで約20分まったりとしました。


下山前に山頂の東側にある青ヶ岳山荘に行ってみることに。
標高で30メートルほど降ります。
また足もとに


降って行く階段の途中から主稜線が良く見えました。

左手前の蛭ヶ岳から右奥の丹沢山までよく見えます。

蛭ヶ岳のアップ。

奥に鬼ケ岩からの下りも見えます。
1年半前に丹沢山経由で蛭ヶ岳に行った際の様子はこちらでご覧いただけます。

青ヶ岳山荘

山荘でピンバッチを買おうと寄りましたが、缶バッチでした。
購入後、山荘裏のチップ制のバイオトイレに寄りました。
再び山頂に向かって木の階段を登って行きます。

かながわの美林に選ばれているだけあってきれいなブナ林です。


檜洞丸山頂からの下山は、つつじ新道で西丹沢自然教室まで降りました。
その様子は次回紹介します。

西丹沢自然教室~犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路~大笄~熊笹ノ峰の様子はこちらでご覧いただけます。

檜洞丸~つつじ新道~西丹沢自然教室の様子はこちらでご覧いただけます。


参考に、GPSロガーで記録した高度計をつけます。


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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
クリエーター情報なし
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西丹沢自然教室~犬越路~檜洞丸~西丹沢自然教室(その2・犬越路~大笄~熊笹ノ峰)

2015年05月30日 | 丹沢
かながわの景勝50選の犬越路から、丹沢主稜線コースを檜洞丸に向かいました。
檜洞丸は標高1601メートルですので、550メートル近く登ることになります。
距離にして3.8Kmほどです。

犬越路からすぐは、背の高い笹の中を進みます。


やがて笹はなくなり、樹林の尾根道になります。


小ピークに向けた登りになります。


南側には、石棚山も見えます。


小さなピークを登って、また少し降って進んでいきます。


また少し登ります。

その先の小ピーク(犬越路から約500メートル地点)には、
左に犬越路トンネル方面に下る案内版が地面に直接おいてありました。

更に下って登った先のブナの原生林の小ピーク。

気持ちがいいところです。

小刻みな登り降りを繰り返えして進みます。
少し急な下りの後、小笄に向けた登りとなります。

岩だらけの個所もあります。
短いですが、悪路の急登です。

さらにくさり場も現れます。

ツツジに癒されます。

登りきったところが、小笄です。

大きな岩とブナの森です。
犬越路から約50分。

大笄に向かて下る直前に見晴らしの良い空間があります。

富士山方面。

雲がかかっていますが、正面中央が富士山です。
ツツジも咲いています。


大笄に向けた下り。

岩の壁の脇を降ります。
左に落ちないよう鎖があります。

下ったあとは登りです。

この先は、くさりの連続です。

ただし、そんなに難しくはありません。
振り返ると、小笄と奥に大室山。

くさり場脇のトウゴクミツバツツジ。


鉄のハシゴをのぼり、

岩の脇を登り、

ふり返ると絶景でした。

眼下右に小笄が見えます。
大分登ってきました。

右側の切れ落ちた岩場にはシロヤシオとミツバツツジが咲いていました。


この木の階段を登ると、大笄へと続く比較的なだらかな尾根に出ます。


この先、檜洞丸直下まで満開のツツジが何本かありました。


木の間から大笄が近くに見えてきました。


トウゴクミツバツツジが至る所に咲いています。


急ではないですが、木の階段を登ります。

途中のシロヤシオ


ようやく大笄に到着。

小笄から約55分でした。

大笄から一旦下ります。

正面に熊笹ノ峰が見えます。

神ノ川の分岐を通り過ぎ、熊笹ノ峰へと階段を登ります。
振り返ると、大笄南西側の斜面が良く見えます。

新緑と点在するツツジがきれいです。

大笄から7分ほどで熊笹ノ峰に到着。



西丹沢自然教室~犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。

熊笹ノ峰から檜洞丸は次回紹介します。
熊笹ノ峰~檜洞丸の様子はこちらでご覧いただけます。


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西丹沢自然教室~犬越路~檜洞丸~西丹沢自然教室(その1・西丹沢自然教室~犬越路)

2015年05月28日 | 丹沢
5月下旬に、檜洞丸のシロヤシオを見に行くことを計画しました。
ついでに、かながわの景勝50選の最後の未訪問地の犬越路も立ち寄ることにしました。
かながわの景勝50選の一覧はこちらでご覧いただけます。

午前3時半に出発し、ミニバイクで起点となる西丹沢自然教室に向かいます。
途中の松田町から富士山を見つつ

2時間ちょっとで到着。

西丹沢自然教室の駐車場(道路の反対側含む)にはすでに10台以上の車がありました。

登山届を出す人を横目に出発。
(毎回前日に公益社団法人日本山岳ガイド協会が運営する登山届受理システム「コンパス」で届け出を行っています)

山の神にお参りをしていきます。


東沢を右手に見つつ、

キャンプ場脇を進みます。

しばらく河原とキャンプ場の脇の舗装路を進みます。


振り返ると権現山に朝日が当たっています。


つつじ新道分岐がありますが、直進します。

つつじ新道を進むと檜洞丸に登ることができます。

マス小屋沢に架かるマス小屋橋を渡ります。


大昔、オープン直後の頃にキャンプした記憶のあるキャンプ場脇を通過します。


東沢林道分岐。ここも直進。

東沢林道は途中から犬越路林道になります。
現在は通行止めとなっています。

分岐から先は舗装されているものの、道幅が狭くなります。
10分弱で白いガードレールの橋を渡ります。
橋からの景色。

橋の脇に咲いていた花

藤のようです。
橋を渡ってすぐのところが、用木沢出合です。

ここが犬越路に向かう登山道の入口になります。
道標によると用木沢出合から犬越路までは2.5Km。
西丹沢自然教室から用木沢出合までは1.8Km(徒歩で約20分)
犬越路までの登山道は、東海自然歩道の一部になっていますので、道標も随所にありました。

舗装路から登山道に入ってきます。


すぐに、鉄の橋が見えてきます。

立派な橋です。

橋の先には、マルバウツギが咲いていました。

橋の先、再び立派な階段を登り岩場を飛び越えます。


その先は、用木沢沿いを進みます。
沢沿いに咲いていた白い花。ガクウツギと思われます。

木の端をいくつも渡ります。

つまり沢沿いに進んで行きます。


早朝のため人もいなくて、沢のせせらぎと鳥のさえずりで非常に気持ちがいいところです。

秘境感が感じられます。

と思っていると、鉄の通路。

すぐ脇の沢はきれいです。

更に用木沢沿いを進むと、明るい河原に出ます。

正面に見えるピークは位置的に小笄でしょうか。

脇にヤブウツギが咲いていました。

広い河原から2分ほど行くと、犬越路1.3Kmの標識があります。

このあたりからようやく登山道らしく、急斜面になってきます。
逆にいうと、ここまでの1.2kmは散策路といえるほど平坦です。
用木沢出合から約20分。

まずは丸太の段々を登ります。


登山道らしくなってきました。


やがて杉林の中の急登となります。


杉林を抜けると、ブナ等の自然林になります。

だいぶ小さな岩が多くなってきます。

途中、ブナの綺麗な模様を見つけました。

この模様は、ブナの樹皮につく地衣類です。

若いハイカー3人組に抜かれました。


右側が切れ落ちている個所は、鎖がつけてあります。


ガレた谷。

ここだけ、このガレたところを登るルートになっています。

その先は丸太の段々と木のハシゴ


ようやくあと200m地点です。

上が明るくなってきました。

周囲が箱根笹のような道になると、

ほどなく犬越路に到着です。
西丹沢自然教室から1時間半、用木沢出合から1時間10分でした。

犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。

犬越路から檜洞丸までは次回以降紹介します。
犬越路~大笄~熊笹ノ峰はこちらでご覧いただけます。


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西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
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大山登山(その2・阿夫利神社~山頂往復)

2015年05月21日 | 丹沢
大山ケーブルの車両の引退記念の大山登山のその2です。
大山登山(その1・男坂)の様子はこちらでご覧いただけます。

阿夫利神社の拝殿左奥にある登拝門から本坂(表参道)で山頂へと向かいます。

いきなりの急階段。


急階段から脇のかえでの新緑とツツジ。


新緑が気持ちいいです。


階段を登りきったところにある石碑脇から、岩の多い登山道になります。


どんどん登って行きます。


途中大きな岩の間をとおります。


大木と新緑と岩の登山道です。


やがて夫婦杉に到着。

樹齢500~600年とのことです。
少し登ったところから全景


大木が多いので楽しいです。


苔むした樹

アップ


登山道には、○丁目と彫られた道標があります。

ここは11丁目。登拝門から20分ちょっと。
約2~3分おきにあります。

登山道から横を見ると、斜度があるのがわかります。


14丁目のぼたん岩


15丁目の天狗鼻突岩


16丁目の追分の碑

開けてベンチがあります。

16丁目から18丁目付近までは、赤土の掘れた道です。


18丁目付近は岩が多くなり、19丁目からは岩が多い少し急登です。


山躑躅でしょうか。


引き続き急登を登りきると、20丁目の富士見台に到着。

登拝門から50分
残念ながら富士山は見えません。
富士見台から見る富士山を含んだ記事はこちらでご覧いただけます。

途中の木の階段。

帰りは登って来る人が多く、ここの上で少し待ちました。

ヤビツ峠の分岐に到着。

25丁目です。
ヤビツ峠への登山道は、イタツミ尾根です。
ヤビツ峠~イタツミ尾根~大山までの記事はこちらでご覧いただけます。

ヤビツ峠分岐から先は、岩の多い急登になります。


鳥居が見えてきます。

27丁目。あと一つです。

鳥居左奥にきれいなツツジが咲いていたので寄り道。


再び本坂に戻ってひとのぼりすると、山頂の鳥居が見えてみます。

28丁目。山頂です。
鳥居の奥に見えるのが?神を祀る前社。
登拝門から1時間15分でした。

雨降木


かながわの景勝50選の石碑

かながわの景勝50選をまとめたホームページはこちらでご覧いただけます。

社務所前の「やまなみ登頂スタンプラリー」のスタンプがあります。


本社裏の奥の院

大雷神(おおいかずちのかみ)を祀っています。

大山山頂の碑


休憩している間に本社は開きました。

大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)を祀っています。

南側の伊勢原方面。

靄ってほとんど見えません。

東側。


トイレ裏のレーダー塔


レーダー脇の富士山スポット。

空気が澄んでいれば、塔ノ岳、富士山がきれいに見えます。

帰りは、ケーブルに乗るために元の道をひたすら降ります。
下り初めが9時半ごろのため、登って来る人がかなりたくさんいました。
細い岩の道もあるため、通過待ちで若干余計に時間がかかりました。
1時間くらいかかってしまいました。

帰りはほとんど写真を撮りませんでしたが、
通過待ちの脇の苔


阿夫利神社下社は、朝とは打って変わってすごい人でした。



ケーブルに乗って下り、引退するケーブルカーとお別れをしてきました。
ケーブルカーの様子はこちらでご覧いただけます。