昨年末に2015年最後の山行として、丹沢の塔ノ岳に登った様子を紹介します。
昨日のその1の続きです。
その1の札掛から長尾尾根取り付きまでの様子はこちらでご覧いただけます。
今回は、上ノ丸を巻いて進んだ長尾尾根の取り付きから紹介します。
上ノ丸を過ぎて、右手が少し開けた鞍部から目の前の長尾尾根に取り付きます。
右手すぐ後方に道標があります。
尾根を少し登って行くと、岩が多いエリアを通過します。
細くなった尾根を通過すると杉(ひのき?)の中の道になります。
どんどん登って行きます。
「東丹沢登山詳細図」によると約400mの距離の間に標高200m登ります。
やがて尾根を分断するように中央に鹿柵の残骸があらわれます。
踏みあとは右ですが、左は尾根に沿ってまっすぐ登ります。
左右迷いましたが、地図でこの先右に巻くことから右に進みます。
すぐに右のルート上にピンクのリボンを発見。
道が巻いた後、何回かジグザグに登ります。
振り向いて下を見た様子。
先ほどとは別の鹿柵が現れます。
ここはくぐって進みます。
戸が無いため意味のない鹿柵です。
再び登りになりますが、そろそろ道標が現れると思われます。
登りきると平坦になり、ベンチと道標が現れます。
標高1004mにある道標に到着です。
「東丹沢登山詳細図」によると、本谷分岐から距離で885m、280mほどの登ります。
所要時間は約40分でした。
ベンチに座って少し休憩ののち、出発。
少しの間、なだらかな尾根を歩きます。
途中の水溜りが凍っていました。
また登りになります。
右手の木々の間から竜ヶ馬場から丹沢山の稜線が見えます。
なだらかな登りと、やや急登をくりかえします。
「東丹沢登山詳細図」によると、1004mにある道標から次の道標のある1202mのポイントまで、
距離で885m、標高で200mほど登ります。
長尾尾根の取り付きから1004mの道標までの、約400mの距離の間に200m登ったのと比較して
斜度は半分以下です。
やがてブナ林にはいります。
若い木が多いなかやや大木がありました。
尾根も広くなり、落ち葉のじゅうたんのブナ林が広がります。
とても気持ちがいいところです。
広いので踏みあとが無いと厳しいですが、踏みあとはあります。
尾根の高い部分ではなく、右の1段低いところを進みます。
朽ちた倒木もあります。
やがて標高1202mの道標が見えてきます。
1004mの道標から所要時間は約25分でした。
標高1202mの道標から次の道標までは、距離1135m、標高20mの登りです。
なだらかな尾根から左右の景色が見える個所がいくつもあります。
左手の木々の間から三ノ塔の避難小屋が見えます。
大山も見えます。
正面には雲がかかった塔ノ岳
右手には同じく雲がかかった丹沢山
標高1200mを超えたあたりには残雪がありました。
このようななだらかな登りや平坦な道、緩やかな下り道を繰り返しつつ進みます。
1241mのピークを過ぎて下って行くと、タライゴヤ沢コースの分岐の道標が現れます。
登山道崩落のため通行止めとなっており、ロープが張られています。
標高1202mの道標からタライゴヤ沢コースの分岐の道標まで、距離1135m。
約18分でした。
「東丹沢登山詳細図」によると、タライゴヤ沢コースの分岐の道標から新大日までの距離は575m。
標高差約100mを登ります。
次第に急になってきます。
振り返ると丹沢三峰と相模平野が見えます。
小ピークを巻くように進んで行きます。
この辺りの斜度はあまりありません。
巻いた道が左に折り返したあたりから斜度が急になります。
再び右に折り返し、新大日への最後の直登になります。
ひたすら木の階段です。
右手に丹沢山の山頂がみえました。
山頂だけ白くなっているので、樹氷になっています。
木の間に新大日の広場にある道標がチラッと見えました。
新大日に到着。
タライゴヤ沢コースの分岐の道標から15分でした。
札掛の登山道入り口から休憩も含め、2時間30分でした。
新大日から見る光り輝く相模湾。
手前に烏尾山荘も見えます。
この先の塔ノ岳山頂までと、折り返した下山の様子は、次回紹介させていただきます。
その3の新大日~塔ノ岳~長尾尾根で本谷分岐まで戻った様子はこちらでご覧いただけます。
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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図) | |
クリエーター情報なし | |
吉備人出版 |
※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。
この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X | |
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キヤノン |