かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

西丹沢ユーシンの森(かながわの美林50選)とユーシンロッジ周辺の紅葉(ユーシン渓谷・その3)(山北町)

2016年11月23日 | 丹沢
2016.11.20(日)に、久しぶりにユーシン渓谷に行きました。
今回はユーシンロッジ周辺を紹介します。
(その1・無料駐車場と新しいゲートの様子はこちらでご覧いただけます。
(その2・ユーシンブルーの玄倉ダムの様子はこちらでご覧いただけます。

ユーシンロッジ前

ユーシンロッジは閉館していますが、避難小屋として使えるよう施錠されていません。

ロッジ前の木々がきれいでした。


黄色いカラマツ


ロッジの脇から


ロッジの裏の大石山方面に向かう橋


橋からの景色


河原に降りてみました。



続いてユーシンロッジの少し手前の景色です。
玄倉林道からユーシンロッジに向けて渡る橋の上から。


その橋を渡ってすぐ、ユーシンロッジの手前のもみじが赤々と色づいていました。


ユーシンロッジ手前の林。


ユーシンロッジ周辺の林は「西丹沢ユーシンの森」として、かながわの美林50選に選ばれています。

かながわの美林50選の碑


下草が刈られきれいな林です。


逆光のなかの景色



ユーシンブルーの玄倉ダム2016(久しぶりにユーシン渓谷に行きました・その2)(山北町)

2016年11月22日 | 丹沢

<2018.3.20補記 林道脇の崩落が相次ぎ、当分の間林道が通行止めになっています。玄倉ダムには行けないとのことです>
通行止めの神奈川県ホームページはこちらです。


2016.11.20(日)に、久しぶりにユーシン渓谷に行きました。
今回は「ユーシンブルー」で最近とても人気のある玄倉ダムを紹介します。
(その1・無料駐車場と新しいゲートの様子はこちらでご覧いただけます。

西丹沢自然教室さんのブログ等でも話題になっていましたが、今年は貯水量が少なかったです。
朝よりも、昼過ぎのほうが貯水量が多かったです。

12時過ぎのダム湖の様子。


ダムのゲートに近いところが一番ユーシンブルーでした。


ダムと背後の紅葉


12時過ぎの時点では、たくさんの人が来ていました。


ダム湖と対岸の紅葉


色づいた木々越しのユーシンブルー


黄色いモミジ。

背後にブルーを入れて


ユーシンロッジ方面から見える紅葉の中のダム施設


ダム施設の背後の紅葉



ちなみに、上の写真は12時過ぎの様子ですが、以降は朝8時頃の様子です。
玄倉ダム

ダムの諸元


朝8時のダムのゲートに近いところ

上の1枚目や2枚目の写真と比べても貯水量が少ないです。

同じ位置からダムの対岸の紅葉の様子


ダムの中ほどはほとんど川です。


前日に雨だったのでもう少し貯まっていると思ってましたが、
朝もダムから流れ出る水の音が大きかったので、貯めるつもりがないのかとも思いました。

参考に過去のユーシンブルーの様子を掲載します。
3年前に訪問したユーシンブルーの様子はこちらでご覧いただけます。





久しぶりにユーシン渓谷に行きました(その1・無料駐車場と新しいゲート)(山北町)

2016年11月21日 | 丹沢

<2018.3.20補記 林道脇の崩落が相次ぎ、当分の間林道が通行止めになっています。玄倉ダムには行けないとのことです>
通行止めの神奈川県ホームページはこちらです。

2016.11.20(日)に、久しぶりにユーシンに行ってきました。
ユーシン渓谷は、丹沢湖に東端から流れ込む玄倉川に沿った美しい渓谷です。

玄倉林道を使っていくことになりますが、3年前に訪問した際は林道の起点から約3Kmの地点にあるゲートの
手前の駐車場まで車で行くことができましたが(過去の玄倉林道の記事はこちらでご覧いただけます)
林道起点から数百メートルの地点に新たなゲートが設置され、林道起点手前に無料駐車場が用意された
との情報があったのでその情報をまず紹介したいと思います。

丹沢湖の東端にある丹沢湖ビジターセンターの手前(西側)の、
丹沢森林館という休館中の施設を使った無料駐車場。

(Googleマップには載っていませんが、玄倉商店さんの南西隣です。)

丹沢森林館の東側(ユーシンに近いほう)にある、丹沢湖ビジターセンターという閉館した施設を使った無料駐車場。

奥の建物が旧丹沢湖ビジターセンター
建物前の広場は開放していません。
写真の位置から右側に駐車スペースがあります。

建物の裏側(写真の建物の左奥)にも数台分のスペースがありました。
日曜日の朝6時45分に到着して、ビジターセンターのほうは満車でした。
森林館のほうは若干余裕がありました。

※Googleマップや、山北町の無料駐車場のホームページで示す位置は、少し北側にずれています。


ビジターセンター前の道路からは富士山もちらっと見えます。


ビジターセンターの道路を挟んで向かい側の空地脇の土手の紅葉

この時間は、ビジターセンター向かい側の空地は開けていませんでした。


玄倉林道起点にある玄倉大橋


玄倉林道起点には、通行止め等の看板がたくさんあります。


玄倉林道起点から約300mほどのところに新たに設けられたゲート
発電施設のすぐ手前です。

でも朝7時の時点では開いています。

林道途中の採石場?脇にも、進入禁止の看板があります。


林道をひたすら進んでいくうちに、3台ほど車が進入していきました。
ところが、しばらくするとどの車も引き返してきました。

引き返してきた理由がわかりました。
林道3km地点のゲート手前は、以前は広場になっていましたが、盛り土されて駐車できなくなっています。

右奥に見えるのがゲートです。

3年前の写真


今の写真

戦車でなければ越えられません。

ゲート側からの様子

左右ともに盛り土しています。


玄倉林道起点から約300mほどのところに新たに設けられたゲートは、
帰り(13時半ごろ)にはチェーンが張られ、警備員がいました。

確かに、最初の開いているゲートの写真には「予告なく施錠します」の文言が。
旧駐車スペースに盛り土して停めることができなくなったため、常に施錠する必要がなくなっているからと思われます。

帰りに玄倉大橋方面を撮影した写真。

ボケていてわかりませんが、玄倉大橋を渡った道路の先まで車がずっと駐車しています。

帰りに丹沢湖ビジターセンター方面を撮影した写真

丹沢湖ビジターセンター脇の道路にもずっと路駐した車が列になっています。


帰りにビジターセンター向かい側の空地を撮影した写真

向かいの空地にも駐車しているのが見えます。
警備員がいて停めることができるようにしていましたが、ここも満車でした。

ユーシン渓谷等の様子は順次紹介していきます。

ユーシンブルーの玄倉ダム2016
西丹沢ユーシンの森(かながわの美林50選)とユーシンロッジ周辺の紅葉
錦秋の玄倉林道
熊木ダムと熊木沢出合の河原の絶景

西丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
クリエーター情報なし
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大室山へ<神ノ川ヒュッテ~犬越路~大室山~日蔭沢新道>(その3・大室山山頂~日蔭沢新道~日陰沢橋)

2016年08月02日 | 丹沢
北丹沢の大室山に登ってきました。
コースは、神ノ川ヒュッテ近くの日陰沢橋から、犬越路を経由して大室山へ、
帰りは日蔭沢新道を下って日陰沢橋まで降りました。
今回はその3(最後)として、大室山山頂から日陰沢橋までを紹介します。
その1・神ノ川ヒュッテ~犬越路はこちらでご覧いただけます。
その2・犬越路~大室山山頂はこちらでご覧いただけます。

大室山の山頂から、県境尾根に向かいます。
小さな標識に「神ノ川ヒュッテ」とあります。

と、書き始めましたが、この看板は全く目立ちません。

大室山の山頂には、大きく2方向に向いた標識があります。

1方向は「大室指」、もう1方向は「大渡・久保吊橋」
「大室指」は北へ、「大渡・久保吊橋」は北東に向かう下山路ですが、
県界尾根は東に向かう道です。

この看板が目立ちずぎているので、大きな道標に惑わされず、
地図とコンパスで確認が必要です。

鹿柵を右手に見ながら、膝くらいの草(トリカブト?)で
見え隠れする踏み跡をたどります。


踏み跡がわかりにくいところは、マーカーを目印に進みます。


鹿柵を離れると右手に大きな岩が見えます。


下りの傾斜がきつくなりますが、地面がドロドロで滑りやすいです。


崩落地脇を通過

雲があって高度感がないので、ただの土の斜面にしか見えませんが。

大室山山頂から15分ほどで、笹の道になります。
やがて右側が落ちた道になります。

一応ロープがありますが、こんな道で急な下り坂もあります。
ここも足元が滑ります。
西ノ肩手前からなやまされていた小さいハエの様な虫が、
この笹の道には特に大量にいて、気になって払っていると、
くだっているところで足が滑って尻餅。こけちゃいまいました。

右の斜面に落ちないように転んだのが幸いで、事なきを得ましたが、
ちょっとひやっとしました。

なんとか笹の道も終わりに近づきます。


するとたくさんの倒木が現れます。


その先にある木が生えていない展望がいい箇所がありました。

左の谷に見えるのは神ノ川林道と思われます。

再び樹林帯に入ります。

踏み跡が不鮮明なところは、赤や黄色のテープやスズランテープを目印に進みます。

また下りの傾斜がきつくなり、ジグザグに進みます。


平らで広い尾根になった付近に、日陰沢新道分岐があります。

大室山山頂から約35分。標高で約300m下ってきました。
左に進むと鐘撞山ですが、今回は右の「神ノ川ヒュッテ」へ

樹林帯を下っていきます。
下り始めて1分ちょっとでふりかえると、だいぶ下っています。


ところどころ日が当たる木の間の道を下っていきます。


木々の間から、先ほど登った犬越路からの尾根が見えます。


さらに5分ほど下ると正面が開けたところの出ます。

中央の雲がかかっているのが熊笹ノ峰、左奥に雲がかかっている蛭ケ岳も見えます。

またどんどん下っていきます。


やがて、杉やヒノキの植林された林に入ります。

このあたりになると、ついてきた小さな虫もいなくなります。
標高1000m付近から上にたくさんいました。
※一口に小さな虫と言いましたが、ユスリカ(夏に頭の上をかたまって蚊柱を作る虫)や、
ブヨもいたようです。スズメバチが1匹ずっと警戒して周囲を飛んでいました。
ブヨは2か所刺されたようで、あとから赤く腫れてきました。

斜面に沿ってジグザグに下っていきます。
見上げるとかなりの斜面です。


時折、緩やかなところもありホッとします。

途中、いくつか手製の道標がありますが、踏み跡は明確です。


またまた、杉林を下ります。

いいかげん飽きてきたところでハートを発見。


さらに下ると、大谷沢への分岐。

踏み跡があるような、無いような。
「神ノ川ヒュッテ」方面に下ります。

下っていく途中で、唐突に「チュウイ!」の張り紙が。

このあたりから、足元に岩が多くなってガレてきたので、
若干滑りやすくなっています。
木の先がほんの少し谷側に向かって降りるため、注意を喚起しているようです。

さらにジグザグに進むと、進行方向左手にロープ張られているところがあります。

踏み跡があって、先に注意の張り紙があります。
ここが旧道の分岐のようです。
日陰沢新道分岐から約55分。

写真左上の隅から降りてくるので、下りで迷い込むことはなさそうですが、
下から登ってきたときは、右に進みやすいと思われます。

(下から撮影。左上に向かう道は先が隠れてしまうので、
写っていませんが、右下の明確な踏み跡が目に入る可能性はありそうです)

その後も急な斜面をつづら折りに下っていきます。
折り返し地点で隣の尾根が見えるところもあります。


斜面の下の方に河原の様なものが見えてきました。

そろそろかと思い、ちょっと期待しましたが崩落地でした。

崩落地の脇を下っていきます。
大きな岩と倒木があります。

崩落地からさらに10分ちょっと下ると、本物の河原が見えてきます。

進路も東向きになって川と並行に進むようになります。
誘導のためのロープが張られています。

崩落地を横切るようです。

崩落地とロープ。(振り返って撮影・奥が山側)

出発時に、神ノ川ヒュッテの先の堤防の上から見えた、日陰沢新道入口は
この崩落地のようです。
この崩落地から河原に出れましたが、張られたロープが先まで続いていたので、
どこまで行けるか進んでみます。


杉の林をロープに沿って進むと、対岸に神ノ川ヒュッテが見えてきます。
さらに進んでいきます。
堰堤の様なものを越えてすすみます。

木々の間から、風巻ノ頭と奥に檜洞丸も見えます。

やがて前方に看板と橋が見えてきます。

結局、神ノ川ヒュッテのすぐ下にある小さな橋の袂が起点だったようです。

(上の写真の右にある橋を渡ってすぐを左折)
日陰沢新道分岐から1時間25分でした。
手前の崩落して岩が河原まで伸びていた地点であれば1時間20分です。


途中でコケたのでズボンがドロドロだったので、
神ノ川ヒュッテの先の「日陰沢新道入口」の看板があるところから川に降りてみました。

(朝撮影した写真です)
写真下部の堤防の切れ目にある階段で川に降ります。

対岸に見える川のようになった石の先が先ほどのロープの張ってあった地点です。

川面近くから


誰もいなかったので、ズボンを脱いで泥を洗って落とし、
ついでに足を付けて涼をとりました。

冷たくて最高に気持ちがよかったです。

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丹沢の山登りにあると安心です。今回も参考にしました。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
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大室山へ<神ノ川ヒュッテ~犬越路~大室山~日蔭沢新道>(その2・犬越路~大室山山頂)

2016年08月01日 | 丹沢
北丹沢の大室山に登ってきました。
コースは、神ノ川ヒュッテ近くの日陰沢橋から、犬越路を経由して大室山へ、
帰りは日蔭沢新道を下って日陰沢橋まで降りました。
今回はその2として、犬越路から大室山山頂までを紹介します。
その1・神ノ川ヒュッテ~犬越路はこちらでご覧いただけます。

犬越路から出発です。
犬越路避難小屋の右わきの登山道を進みます。
犬越路避難小屋の様子はこちらでご覧いただけます。

木々の茂った森の道を登って行きます。

ブナの若い木々が多いです。


犬越路から約12分で大杉丸に到着

西丹沢登山詳細図では310m、高低差100m

西側は雲が上がってきて全く視界がありません。


なだらかな尾根道を進みます。

少し痩せた尾根道


徐々に登りとなって

1,221mのピークに到着。

犬越路から約25分

周囲は相変わらず雲があり、見渡せません。

1,221mのピークからいったん下ります。


鞍部の痩せ尾根

岩の多い道を登り返します。


またしばらくなだらかな登りのなります。
犬越路から0.8kmの道標があります。

西丹沢登山詳細図では、犬越路から850m、大杉丸から540m。
犬越路から約32分、大杉丸から約20分

雲で全く展望がありません。


倒れたブナの木の脇を進みます。


絡み合った2本のブナの木。

真ん中あたりからねじれあって融合しているようです。

しばらくなだらかに登って行きます。
小さなピークにベンチがあります。犬越路から約35分

相変わらず、西側の展望はまったくありません。

展望はなくてもブナの林の中を進みます。


このブナの木も2本がくっついています。


両脇が切り立ってきた気配があります。

鎖のある下りです。犬越路から約40分

足元が粘土質の土で滑ります。

鞍部で振り返って鎖の様子


鞍部から西側の様子

写真にぼんやり黒いものが写っていますが、
小さいハエのような虫がたくさんついてきます。
このあとずっと一緒です。
(大げさでなく30匹ちかくいました。)

また登り返します。


徐々に斜度がきつくなってきたあたりで、前方が開けた箇所があります。

そろそろ西ノ肩に近づいたかと思いましたが、結局あと50分くらい
かかったので、ちがうピークだったようです。

小さなはしごもり、

斜度が急になります。

厄介だったのが、アザミが伸びて棘が痛かったです。


ブナの大木


緩やかな尾根道と急登を繰り返します。


またアザミの群生地

長ズボンでしたが、それでも痛かったです。

西側の斜面


笹も茂ってきました。


正面にまたピークが見えてきました。

ピーク途中で振り返ると、通ってきたピークも見えます。


腰くらいまで茂っているところもあります。

登山道は見えています。

左手の大きな岩とブナの木


また正面にピークが見えてきました。


倒木の脇で咲くシモツケソウ


2本の大きな木の間を登って行きます。

もう一登りで西ノ肩です。

このあたりから木道が増えます。


左手に大きなピークが見えます。

おそらく1543mのピークと思われます。

急にもやってきました。雲がかかっているようです。


西ノ肩に到着。

西側の様子。

全く何も見えません。
犬越路から約1時間35分。
標高1570mなので、犬越路から約500m登ったことになります。

ここで一休みして、大室山に出発です。
最初こそ少し登りますが、

あとはほぼ平坦な尾根道で、気持ちよく進めます。

といっても、小さな虫が大量についてきます。

5分弱で大室山山頂に到着。


神奈川県と山梨県の県境になっているため、
神奈川県の山頂標識と

山梨県側の山頂標識があります。

山梨百名山になっています。

山頂の三角点(古い方)


次回は、日陰沢新道で下る様子を紹介します。
その3・大室山山頂~日蔭沢新道~日陰沢橋はこちらでご覧いただけます。

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大室山へ<神ノ川ヒュッテ~犬越路~大室山~日蔭沢新道>(その1・神ノ川ヒュッテ~犬越路)

2016年07月31日 | 丹沢
北丹沢の大室山に登ってきました。
コースは、神ノ川ヒュッテ近くの日陰沢橋から、犬越路を経由して大室山へ、
帰りは日蔭沢新道を下って日陰沢橋まで降りました。

朝の6時頃に、日陰沢橋に到着

奥に見えるギザギザのピークは小笄でしょうか。

日陰沢橋から下流の眺め


林道終点には立派なトイレがあります。


大室山から延びる県境尾根と黒岩も見えます。


トイレの正面の尖ったピークの風巻ノ頭、その右奥に袖平山、さらに右に蛭ケ岳へと続く尾根が見えます。


トイレによって出発です。
トイレわきの道を案内に沿って進みます。(犬越路2.2km)


道はすぐに右に曲がり、神ノ川ヒュッテ下に出ます。

ヒュッテの左わきの坂道を登って行きます。
神ノ川ヒュッテ


すぐに、日陰沢新道入口の看板と川が見えてきます。

ネットで日陰沢新道の入り口がわかりにくいとありましたので、
帰りに日陰沢新道で戻ってきた記事の中で、後日紹介します。
日蔭沢新道への入り方はこちらでご覧いただけます。
(記事の最後に記載があります。川を渡る方法と、橋を渡る道があります。)

川に沿って坂道をどんどん登って行きます。

右手の川がいい景色です。


ヒュッテから10分ほど登ってくると、道が急に細くなり登山道らしくなります。


大きな堰堤脇を過ぎたところで、沢を超えます。

沢の対岸の道を登ります。

ちょっと急な登りです。

登山道が崩落しているところは、木道がかけてあります。


目の前が明るくなり、沢に出ました。
看板に犬越路1.1kmとありますので、ようやく中間点です。

神ノ川ヒュッテから約25分

さらに5分ほど登ると目の前に鉄の橋が現れました。

沢を横切ります。

この沢の周囲も崩落しています。

橋からまた登りになります。
木の階段もあります。

木の階段にピンク色のキノコがありました。

トキイロヒラタケというようです。

ここから樹林帯のなかをジグザグに登って行きます。

谷側はそこそこ斜度があります。

このあたりで神ノ川ヒュッテから約40分。

やがて尾根を巻くように登っていきます。

右手に沢が見えてきました。

急階段が出現。


階段を登り切ると、ガレ場になります。

左上に指導標識が見えます。
結構急斜面です。

見えていた指導標識近くまで登ります。
犬越路0.4km

沢に下りるようです。
ここまで、神ノ川ヒュッテから約50分。

沢の様子

沢を渡って対岸に行くのかと思いきや、沢を通ったところにある
指導標識はまた元の左側の斜面をさしています。

ここでも犬越路0.4km。
沢というよりも崩落地といった雰囲気です。
上の写真の左上にうっすら見える木の階段まで登ります。
階段から振り返った様子


岩だらけの斜面をぬうようにジグザグに登ります。


やがて犬越路200mの看板が。

少し進むと木々の間から小屋が見えますが、ここから右側に大きく巻いて進みます。
折り返したあたりから斜度が緩やかになります。


犬越路に到着。

神ノ川ヒュッテから約70分。
半分雲の中です。

犬越路の碑

標高1060m。
神ノ川ヒュッテのある日陰沢橋の標高が約550mなので、500m超を登ってきました。

犬越路は「神奈川の景勝50選」に選ばれていますが、雲で霞んでいます。

昨年、西丹沢自然教室から檜洞丸に登った際に通過した犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。


左手の小笄方面も雲がかかり始めています。


これから登る右手の大杉丸にも雲がかかり始めています。



大杉丸を超え大室山までの行程は次回紹介します。
その2・犬越路~大室山山頂はこちらでご覧いただけます。


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丹沢の山登りにあると安心です。今回も参考にしました。
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鐘ヶ嶽ハイキング(その4・弁天岩と大釜弁財天)(厚木市)

2016年05月14日 | 丹沢

鐘ヶ嶽からの下山後に、広沢寺温泉までの舗装路の途中で分岐する
日向薬師ハイキングコースに入り、大釜弁財天に立ち寄ることにしました。

分岐手前の大沢川

この上流に弁天岩と大釜弁財天があります。

川の手前の民家脇には石碑があります。

大釜弁財天道と書いてあります。
現在の舗装された林道ではなく、大沢川の西側にも道があるのでしょうか。

舗装された林道で向かいます。
広沢寺へと向かう林道から分岐してすぐにあるゲート


樹林の中の舗装路を緩やかに登っていきます。


右手に森が広がります。

谷の川から少し高いところにある林道を進みます。

ゲートから約5分で、右手の大沢川越しに岩肌が見えてきます。

弁天岩です。
ロッククライミングをしている人がいます。

全体像

見事な1枚岩です。

林道の左手の低い崖でも練習している人がいました。


さらに林道を進んでいくと、川面に近くなってきます。
小さな滝も見えてくると、

すぐに大釜弁財天に到着です。

ゲートから10分でした。

鳥居をくぐると、岩肌を流れる滝と、手すりが見えます。

手すりの左の岩の間に祠があります。


祠の前の滝


祠の前から下流方面

小さな滝になって流れ落ちていきます。


大釜弁財天からは、元の道を戻って広沢寺温泉駐車場に戻りました。
大釜弁財天から広沢寺温泉駐車場までは12分でした。

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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
クリエーター情報なし
キヤノン




鐘ヶ嶽ハイキング(その3・鐘ヶ嶽山頂から山神隧道経由で広沢寺温泉へ)(厚木市)

2016年05月13日 | 丹沢

広沢寺温泉駐車場から28丁目までを経て、
七沢浅間神社と鐘ヶ嶽の山頂を紹介しましたが、
本日は下山の様子を紹介します。

下山は鳥居のある参道ではなく、山神隧道経由で広沢寺温泉までのルートを利用しました。


鐘ヶ嶽山頂の不動明王像の背後の道を下山します。


木々のなかを快適に下っていきます。


左側が少し切れ落ちていますが、普通に進む分には危険はありません。


新緑が気持ちがいいです。


見晴らしがいいところに出ると、左側が切れ落ちた細い道になります。

右手の壁には鎖もあるので、慎重に進みます。


樹林の中にはいっても左は急斜面です。


やがて、分岐に到着

鐘ヶ嶽山頂から約15分です。
背後が鐘ヶ嶽山頂。
右が少しなだらかな山の神隧道西に降りて不動尻方面への道。
左が斜面を急に降りて山の神隧道東側への道。

左手に進みます。

見晴らしがいいです。

岩の多い細い道を降りていきます。

この写真は振り返って撮影。

上の写真も、下の写真も、細くて滑りやすいところには
鎖がつけられています。


左手を見上げると、岩の斜面です。

先ほど下ってくるときの左手に続いた崖の続きと思われます。

どんどん下っていきます。


最後のほうは岩の上をジグザグに居ります。


分岐から約10分で舗装された道路に出ます。


振り返ると、鐘ヶ嶽入口の道標があります。


正面の舗装された道を西に向くと、山の神隧道です。


山の神隧道には入らず、東側にむかって舗装路を下っていきます。

途中右手には鐘ヶ嶽難聴に向かう尾根が見えます。


数分で車止めのゲートがあります。


ゲートから杉林のなかを下っていきます。


道の脇には沢があります。

岩の苔


すぐに古いゲートを通過


急に開けて立派な舗装路になります。


舗装路脇の「石切場」の碑


右手にはこれまた立派な堰堤


堰堤を回り込むように進み、堰堤の下流から


立派な橋を渡ります。

橋から広沢寺温泉方面。
その立派な橋


棚田復活事業の棚田


道沿いのつつじもきれいでした。


鐘ヶ嶽とつつじ


すぐに、大釜弁財天への分岐に到着。
鐘ヶ嶽山頂から約40分でした。

時間があったので、大釜弁財天に立ち寄ることにしました。

大釜弁財天往復の様子は次回紹介します。
弁天岩と大釜弁財天の記事はこちらでご覧いただけます。


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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
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鐘ヶ嶽ハイキング(その2・七沢浅間神社と鐘ヶ嶽山頂)(厚木市)

2016年05月12日 | 丹沢

昨日の記事で、その1・広沢寺温泉駐車場から28丁目までを紹介しましたが、
本日は、28丁目の少し上にある七沢浅間神社と、鐘ヶ嶽の山頂を紹介します。

鐘ヶ嶽ハイキングコース(七沢浅間神社参道)の28丁目までの
急階段を登り切ると、また目の前に階段があります。

階段の上には大きな岩もそびえます。

大きな岩を左に回り込んで進みます。


するとまた目の前に大きま岩がそびえています。

岩が削られて、石仏があります。

阿弥陀様のようです。


阿弥陀様が安置されている巨岩の脇の階段を登り切ると、

ようやく二ノ鳥居に到着

右手には手水

鳥居の扁額


鳥居わきには赤い小さな鳥居と祠があります。

境内社のようです。


七沢浅間神社の拝殿

七沢浅間神社の創建は不明(一説によると紀元前200年ごろ)だそうですが、
上杉定正公が崇拝し社殿を建立したといわれています。
木花咲耶姫命、大山祇命、誉田別命の三柱が祀られているそうです。

右の灯篭

左の灯篭


拝殿の彫刻と扁額


本殿は見ることができません。

拝殿の東側の眺望


七沢浅間神社から山頂へは、拝殿の前を左に進みます。

岩を巻くように登っていく道があります。

上る途中から見える社殿


数分で山頂に到着


山頂にある石仏

正面から

不動明王です。


鐘ヶ嶽山頂から山神隧道経由で広沢寺温泉までの様子は次回紹介します。
鐘ヶ嶽山頂から山神隧道経由で広沢寺温泉への様子はこちらでご覧いただけます。

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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
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鐘ヶ嶽ハイキング(その1・広沢寺温泉駐車場から28丁目まで)(厚木市)

2016年05月11日 | 丹沢
ゴールデンウィーク最終日に鈍った体に活を入れるため行きました。

広沢寺温泉駐車場は8時開錠ということになっていますが、
この日は、7時15分着ですでに開いていました。


上の写真の右手に進んでも鐘ヶ嶽に登れますが、
今回は鐘ヶ嶽山頂直下にある七沢浅間神社への参道を登りに利用するので、
左手に下って行きます。

なだらかに400mほど下っていくと、右手に「丹沢大山国定公園」の看板があります。

この看板のすぐ先に左手に入っていく細い道があります。
鐘ヶ嶽ハイキングコースの道標もあります。

細い道を300mほど進むと、別の道に斜めにぶつかります。
その交差点の様子。

中央奥に見える山が、鐘ヶ嶽。
左の道から来て、鋭角に右の下っていく道に鋭角に曲がります。
ガードレールにも案内があります。

道路わきのコンクリートに穴が開いていて、石碑があります。

道祖神かと思いましたが、観世音の文字が見えます。
真ん中は馬頭観世音、左は鳥頭観世音、右は読めません。

民家の間の細い道を350mほど進むと、
左手に左右に看板がある急階段が出現します。

ここが鐘ヶ嶽ハイキングコースの入口です。
広沢寺温泉駐車場から約10分。

階段の中ほど右手に、石柱があります。

山頂手前の浅間神社までの間に1丁目から28丁目までの石碑がありますが、
これはその最初の「一丁目」です。
文久四子年となっています。
ネットで見ると1864年。

階段を登り切ると、鳥居があります。

参道の始まりです。

すぐに二丁目の石碑

石が削れてますが、観音の文字だけは見えます。
いろいろ調べると、千手観音のようです。

すぐに鹿柵が現れます。

門を開けて通過。

三丁目の虚空蔵芥


四丁目の文殊菩薩


結構急な道を登っていきます。


五丁目の普賢菩薩は見逃したようです。

六丁目の勢至菩薩


七丁目の大日如来


八丁目の不動尊


痩せ尾根を通過


九丁目の八幡大菩薩


十丁目の石碑


十一丁目の石碑


十二丁目の石碑


十三丁目の石碑


ここから登山道を外れて左手に下る道で、
上杉定政(定正)公の内室のお墓に行ってみることに。


コースガイドでは往復5分とありましたが、
1分ちょっとで到着。


目の前は細い道で、その先は急斜面です。

お墓の先にも道が続いていたので、少し進んで様子を見に行ってみました。
杉林のなかを下っていき、分岐がありました。
地形図によると、広沢寺脇まで降りれるようです。

元の参道に戻って、鐘ヶ嶽山頂を目指します。

十四丁目の石碑


十五丁目の石碑と勢至菩薩

ハイキングコース入口(鳥居)から約30分(寄り道含む)

十六丁目の石碑


十七丁目の石碑


十八丁目の石碑

少し開けて、東側の展望が広がります。


十九丁目の石碑


やがて大きな岩が目に入ります。

岩が階段状になっています。

この岩を回り込むと、二十丁目の石碑があります。

先ほどの大きな岩の上には、石仏があります。


二十丁目の先に開けたところがあり、北側の山並みが望めます。

採石で山が無くなっている高取山(西山)から経ヶ岳、仏果山まで見えます。

二十一丁目の石碑


二十一丁目のすぐ先には巨石があります。
巨石越しに見える大山山頂(左奥)


岩の上に石碑がいくつかあります。
ここが二十二丁目


二十三丁目の石碑


木々の間から鐘ヶ嶽山頂が見えます。

最後は急登のようです。

二十五丁目の石碑

二十四丁目は見落としたようです。

二十六丁目の石碑

奥に石の階段が見えます。

石の階段を上ります。


階段を上ると、奥にさらに急な階段が見えます。


急な階段の下に、二十七丁目の石碑があります。


登り切ったところから振り返ると、階段の下ははるか遠くに


階段を登ったところに二十八丁目の石碑があります。

広沢寺温泉駐車場から1時間15分
ハイキングコース入口(鳥居)から約1時間5分
(いずれも寄り道含む)

この先まだ階段は続きますが、28丁目まで紹介しましたので、
七沢浅間神社と山頂の様子は次回紹介します。
七沢浅間神社と鐘ヶ嶽の山頂の様子はこちらでご覧いただけます。
鐘ヶ嶽山頂から山神隧道経由で広沢寺温泉への様子はこちらでご覧いただけます。

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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
クリエーター情報なし
キヤノン




白い丹沢の山並み・座間谷戸山公園から遠望(座間市)

2016年01月24日 | 丹沢
神奈川県内にも、週の初め(1月18日)に雪が降り、交通機関がみだれました。
1週間経過した丹沢の雪の様子を見に、座間の谷戸山公園に行ってみました。

「伝説の丘」と名づけられた西向きが少し開けたところから撮影。

昨年の2月にも訪問して、同じ位置からの写真をアップしています。
昨年の様子はこちらでご覧いただけます。

全景


望遠レンズに替えて
大山山頂


塔ノ岳山頂

中央やや左の白く平らな山頂です。

蛭ケ岳山頂

右奥の白く少しとがった山頂です。

塔ノ岳から丹沢山の稜線


少し引いて大山

下に写っている高架の道路は圏央道です。
山の中腹にあたる高度500mくらいの空間が少し霞んでいます。

丹沢山から蛭ヶ岳までの稜線

鉄塔の左のなだらかで木が多いところが丹沢山で、そこから右奥に進む稜線です。

手前の小田急線と大山

最近少なくなったクリーム色と水色の車両です。

最後にもう一枚

大山、三ノ塔、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳と一望できます。


雪の様子ですが、昨年の2月の記事と比較しても、だいぶ雪があります。
大山中腹もまだ雪が残っているようです。


札掛吊橋(丹沢・清川村)

2016年01月07日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として丹沢の塔ノ岳に登った帰りに、札掛の吊り橋を見に立ち寄りました。

吊橋は、県立札掛森の家の裏手にあります。

県道70号線に沿って流れる藤熊川と、タライゴヤ沢が合流して
布川になる付近にあります。

橋を渡る手前の藤熊川方面。


橋を渡り始めます。


橋の上から見たタライゴヤ沢側


橋の上から見た藤熊川方面


藤熊川方面の上流アップ


橋の上から見た布川方面。

こちらが下流(宮ケ瀬方面)です。

県立札掛森の家の建物


吊橋の袂にあった東丹沢県民の森の案内板



丹沢を満喫しての帰り道に見た夕焼け

伊勢原市から大山の前衛の高取山や浅間山方面



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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
クリエーター情報なし
キヤノン




丹沢大洞のケヤキ林(かながわの美林50選)(札掛雨量観測所から行ってみました)

2016年01月06日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として丹沢の塔ノ岳に登った帰りに、
以前から気になっていた札掛の雨量観測所とその下にある「丹沢大洞のケヤキ林」に行ってみました。

札掛から長尾尾根で塔ノ岳へ登った様子は次のリンク先でご覧いただけます。
その1・札掛~長尾尾根
その2・長尾尾根~新大日
その3・新大日~塔ノ岳~長尾尾根で本谷分岐

上ノ丸の本谷分岐から札掛雨量観測所までの行程はこちらでご覧いただけます。


※※ここから先は、「東丹沢登山詳細図」には表示がないルートになります。

札掛の雨量観測所の近くにある青いドラム缶と道標のポイントから、
左下に向かう踏みあとに沿ってすすみます。


ドラム缶脇の道標下に、大洞橋の看板の残骸があります。


やや不鮮明ながらも踏みあとをたどって進みます。


明瞭となった道を登っていくと、


登った先に見事な自然林が広がっていました。

林の上を進んで行きます。
振り返って撮影

樹皮からブナでしょうか。

林の上を通り過ぎたところから林の下に向かって急坂を降ります。
降る途中から

葉が落ちていますが、落ち葉のじゅうたんが見事です。

林の下から

晴れていますが、東側斜面のため日があたりません。

林を抜けると、右側が谷の細い道になります。
倒木が塞いでいる個所が何か所もありました。


ここも倒木が塞いでいます。

こちらの方が枝が張って跨ぎにくかったです。

しばらくなだらかに降っていくと、また目の前が開けます。

自然林があります。

きれいなケヤキ林が広がっています。

かながわの美林50選の碑もありました。

横向き

碑のアップ


先月このケヤキ林を見ようと大洞橋からチャレンジしたものの断念したこともあり、
綺麗なケヤキ林を見ることができて感動ものでした。
撤退した様子はこちらでご覧いただけます。


ここから元の道で札掛まで戻る方法がひとつ。
大洞橋まで下って県道70号線を札掛まで歩く方法がひとつ。
事前に国土地理院の地図で大洞橋から途中までの道の記載があるのを確認していたので、
前回どこで道を間違えたのかを知るためにも、大洞橋を目指すことに。
(国土地理院の地図の点線路は古いことが多いですが)
ケヤキ林からは急な坂を降ります。


やがてなだらかになったところでまた倒木があります。


右が谷の道を進みます。

木の間にベンチも見えます。
右の谷からは沢の音が聞こえてきます。
前回の大洞川と思われます。

と思って順調に進んでいたら、

道が急に無くなりました。

右を見ると急な斜面。

腕時計の高度計で標高525m。
国土地理院の地図ではこの標高の付近から道が出ていたこともあり、
滑り止め用の横に渡してある木がジグザグに見えなくもないことから、
何段か降りてみることにしました。

3~4段降りて、ジグザグになっておらず、歩くための部分ではないと
判断して登りかえしました。


ここまで降りてきて元の道まで戻るのはとても大変ですが、引き返すことにしました。

ケヤキ林まで登り、もうひとつ上のブナ林まで登り、
ようやく観測所脇の青いドラム缶にたどり着きました。
ここまで戻るのに20分程度でしたが、脚も重く非常に長い時間と感じました。
看板では札掛まで1時間。

もと来た道を戻ります。
戻る途中の写真は、ほとんどありません。
(もと来た道は、前回の記事を参照ください)

約20分かけて札掛雨量観測所手前の分岐に到着。



キュウハ沢分岐を通過(観測所から15分)


来る途中には気が付かなかった切り立った斜面の道


本谷分岐を通過(観測所から25分)


札掛・黒龍尾根分岐を通過(観測所から35分)


左が谷の道を戻ります。
左側が開けた所からの絶景

下に山間を流れる布川、正面に鍋嵐

重い足を引きずるように札掛の登山道入り口に到着。(観測所から55分)


がっかりして見落としましたが、未確認情報ですが、行き止まりの道の手前にあったベンチ付近から
下りる道があったようです。
今考えれば、もう少し冷静に状況分析すべきだったと思います。

これで札掛から塔ノ岳への山行の紹介は終了です。

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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
クリエーター情報なし
キヤノン




東丹沢 札掛の雨量観測所(本谷分岐から)

2016年01月05日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として丹沢の塔ノ岳に登った帰りに、
以前から気になっていた札掛の雨量観測所とその下にある「丹沢大洞のケヤキ林」に行ってみました。

札掛から長尾尾根で塔ノ岳へ登った様子は次のリンク先でご覧いただけます。
その1・札掛~長尾尾根
その2・長尾尾根~新大日
その3・新大日~塔ノ岳~長尾尾根で本谷分岐


「東丹沢登山詳細図」によると、本谷分岐から雨量観測所までは距離で1060m。
比較的平坦のため、30分程度で行けると予想しました。

本谷分岐からキュウハ沢方面への道

分岐にある道標

キュウハ沢(本谷コース)へ進みます。

杉林の中の道を進みます。

最初のうちは道幅もありよく整備されています。

ベンチの脇を通り過ぎ進むと鹿柵があります。

開いて通り抜けます。

通り抜けたすぐ先で鹿柵が壊れてなくなっていました。


そのすぐ先に若干道が崩れた地点があります。

右の木が曲がっているので迂回路のようにも見えますが、乗ると谷に落ちそうです。
目の前の木を慎重に跨ぎます。

右側が谷になった細い道を進みます。

橋も見えてきます。

見えていた橋を渡って進みます。


目の前に見える鞍部に向かって登ります。


雨量観測所への分岐に到着。

本谷分岐から約10分。

この分岐を左に行くと本谷橋に行けます。

本谷方面

今回は右に向かいます。

正面左のピークに向かううっすらとした踏みあともありますが、地図ではピークを巻いて進みます。

右が谷の道を進みます。


いくつか橋を渡ります。


なだらかに樹林帯を登って行きます。


木の間から大山の山頂レーダーが見えます。


左の小ピークをぐるっと巻くと、平坦なスギ林になります。

スギ林が開けたところで踏みあとが分かりにくくなりますが、まっすぐ進みます。

青いドラム缶と道標が現れます。

観測所も右奥に見えます。
そのまままっすぐに進むと鳥居杉コースで塩水橋近くに出ることができます。

青いドラム缶のすぐ先にある、札掛の雨量観測所。


次回は、先ほどの青いドラム缶から降った先にある「丹沢大洞のケヤキ林」を紹介します。
「丹沢大洞のケヤキ林」はこちらでご覧いただけます。




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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版

※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。


この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
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塔ノ岳へ・2015年山行納め<札掛~長尾尾根~塔ノ岳>(その3・新大日~塔ノ岳山頂~長尾尾根で下山)

2016年01月04日 | 丹沢

昨年末に2015年最後の山行として、丹沢の塔ノ岳に登った様子を紹介します。
その1とその2の続きです。
その1の札掛から長尾尾根取り付きまでの様子はこちらでご覧いただけます。
その2の長尾尾根を利用して新大日までの様子はこちらでご覧いただけます。

今回は、新大日から塔ノ岳山頂までと登りと同じルートで下山した様子を紹介します。
当初の計画段階では、タライゴヤ沢コースで境沢林道を使って下山を考えていましたが、
事前に通行止めの情報があり断念しました。
次に考えたのが、塔ノ岳から丹沢山に登り、天王寺尾根と本谷コースで帰ってくるルートですが、
日没が早いことから断念。
結局、長尾尾根で本谷分岐まで戻り、
本谷分岐から札掛の雨量観測所と「丹沢大洞のケヤキ林」を見に行くことにしました。


新大日から塔ノ岳は何度も登っていますので、この時期の登山道の様子を中心にお伝えします。
新大日から木ノ又大日へと一旦下る木道。

凍っています。

新大日と木ノ又大日の間の鞍部

パッと見ドロドロに見えますが、ここも凍っています。

木ノ又大日へと登り返す途中から振り返ると、新大日と右奥に三ノ塔や烏尾が見えます。


木ノ又小屋を通過

新大日から約10分

木ノ又大日から下った先の痩せ尾根が崩落しているため、迂回路が設けられています。


塔ノ岳て前の小ピークへの登り

道の脇に雪が残っています。

塔ノ岳が目の前に見えてきます。

もうひとのぼりです。

塔ノ岳への最後の登りは岩が多い道を、ジグザグに登ります。


岩の所に山頂にいる猫ちゃんがいました。

山頂は風が強く寒いため、東側に少し降りてきたようです。
甘えてきたので、しばらくじゃれていました。

山頂直下の樹氷


塔ノ岳山頂に到着

新大日から約35分
山頂だけ雲がかかって視界はありませんでしたが、樹氷がきれいでした。
先行してアップした山頂の樹氷の様子はこちらでご覧いただけます。

晴れていれば富士山がきれいなのですが、白い世界でした。
晴れた日の山頂からの富士山の様子はこちらでご覧いただけます。

寒いうえ風も強く、時折小雪がちらつくような気象条件のため、
山頂東側の茂みの陰で小休止したのち下山開始。

下山は同じルートを通るため、登りの際に紹介できなかった点や、見落とした点などを紹介します。

塔ノ岳山頂直下の下り。
左手(塔ノ岳東斜面)には雪が残っています。


木ノ又大日までの道は、ドロドロで踏みあとが付いたまま凍っています。


20分弱で新大日に到着。
新大日からの下り

こちらの方が雪が多いです。

新大日の旧な階段の坂を下り終わったまきみち


道端の霜柱


15分弱でタライゴヤ沢コースの分岐に到着

通行止めのため直進します。

なだらかな尾根道を下って行きます。

とても気持ちがいいところです。

苔むした倒木

別の倒木

さらに別の倒木

更に別の倒木の根の部分

ブナの立ち枯れが問題になっていますが、確かにおおいです。

林業関係者用のモノレール


ブナの美しい広い尾根に到着。


ブナの木と丹沢三峰


また倒木がありました。

根の形が面白いです。

標高1004mにある道標とベンチに到着

新大日から約50分、タライゴヤ沢コース分岐から約35分。

このベンチのあるポイントから急な下りになります。
樹林帯をクネクネ進み、上ノ丸手前のやせ尾根に到着。

登ってきたときはヤセ尾根とは気が付きませんでしたが、
下りで見るとやや細くなって左右が切れ落ちています。
岩が多くなってきます。

岩の多い坂を降ると、道標がありこの道標で長尾尾根は終わりです。


目の前に上ノ丸と巻き道が見えてきます。

左の木に沿った尾根道を上がって行くと上ノ丸に行けるようです。

巻き道を進みます。


まきみちが終わると樹林帯の中を下って行き、本谷分岐に到着です。

標高1004mにある道標とベンチから約40分、新大日から90分でした。


ここから右に進むと札掛ですが、前記のとおり、
札掛の雨量観測所と「丹沢大洞のケヤキ林」に行くため、左に曲がって進みます。


ここから先の様子は次回紹介します。
上ノ丸の本谷分岐から札掛雨量観測所までの行程はこちらでご覧いただけます。



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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版

※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。


この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
クリエーター情報なし
キヤノン