かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

史跡 相模国分寺跡(海老名市)

2016年05月20日 | 神奈川のいいところ

大正10年に国の史跡に指定された、相模国国分寺跡を見に行きました。

741年の聖武天皇の詔により、全国に国分寺が造られることなり、
相模国は現在の海老名市に国分寺が建てられました。
昭和40年代の発掘調査で、8世紀中頃までに創建されたと言われています。

海老名駅からビナウォークを抜けた先にあります。

あき地のようなところに看板があります。


跡地を見渡してみます。
左半分

右半分


塔跡には、復元した基檀があります。


案内板

ここには、高さが65mある七重の塔が立っていたそうです。

基檀には礎石も配置されています。


おそらくこのような塔が立っていたと思われます。

(ビナウォークにある復元された塔)

少し離れたところに、金堂の礎石があります。


国分寺の伽藍の配置は、東に金堂、西に塔、北側に講堂を配して、
周囲を回廊で囲む「法隆寺式」という配置だったそうです。


国分寺跡の隣には、温故館という郷土資料館があります。

この建物は、大正7年に海老名村の村役場として建てられた
ものを復元したそうです。

館内には、国分寺跡関係の資料だけでなく、
秋葉古墳等の石器時代の資料も展示されていました。


秋葉古墳も見に行きたいと思います。

海老名駅のホームからは、待機中のロマンスカーが見えました。


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