1030年に源頼義公が、下総の乱を鎮定する際に、当地にて戦勝祈願のため、
石清水八幡宮を勧請したのが始まりとされています。
その後、頼義公の嫡男の義家公が領地を寄進し、鶴嶺八幡宮を創建したそうです。
源氏の関東進出に際し最初に祀った氏神社とのことです。
国道1号線の鳥井戸橋交差点にある朱の一の鳥居
鳥居わきに社号標があります。
鳥井戸橋交差点には、南湘の左富士の石碑があります。
安藤広重の浮世絵にも描かれた、茅ヶ崎の名所の一つです。
朱の鳥居から鶴嶺八幡宮までは約750mほど松並木の参道となっています。
1649年、将軍徳川家光公から朱印地の寄贈を受けた記念として、朝恵上人が表参道と横参道に松を植えたものだそうです。
八幡宮から東海道までを「八丁松並木」と呼んだそうです。
松並木の突き当りに太鼓橋があります。
太鼓橋奥の二の鳥居
二の鳥居前の狛犬(右
二の鳥居前の狛犬(左
二の鳥居から見た太鼓橋と松並木
さらに松並木の参道が続きます。
両側は神池がありますが、水は枯れていました。
参道わきの道祖神
授かり石
朝恵上人の石碑や女護が石などがあります。
ようやく社殿が見えてきました。
といっても、隣の大イチョウに覆われています。
鐘楼があります。
梵鐘
拝殿
拝殿の彫刻
本殿
ご祭神は、應神天皇、仁徳天皇、佐塚大神です。
拝殿わきにある御神木
樹齢900年のイヌマキ
上の写真に写っていた「鶴嶺八幡のイチョウ」は、かながわの名木100選に選ばれています。
かながわの名木100選の碑
アップ
推定樹齢約1000年、神奈川県の天然記念物にも指定されています。
根元付近の幹
太いです。何本かの幹が癒着したようです。
厄割石とイチョウ
見上げてごらん
落ち葉の量もすごいです。
境内社の紹介です。
鶴嶺稲荷神社
鶴嶺稲荷神社の鳥居
眷属のキツネ(右
眷属のキツネ(左
鶴嶺稲荷神社の祠
鉾宮神社の鳥居
鉾宮神社
淡島神社
手前には癌封じの石があります。