今朝、一分間スピーチで私の中学3年生頃のお話をさせていただいたのですが内容をもう一度・・・
部活を引退後、受験勉強にシフトチェンジできない私は、毎日毎日学校から帰ると近所の酪農家さんへ牛のお世話に出かけていました。
親牛の餌やり、排泄物の始末、子牛のお世話などなど、毎日楽しくて当時の記憶がそれしか残っていません。
それ以外にも、家畜の獣医さんが牛のお産などがあると迎えに来てくれて同行させてくれました。
今思うと大変貴重な経験をさせていただいたと感謝しています。
どれも素晴らしい体験でしたが、なかでも産まれてくる子牛の体の不思議は本当に素晴らしいと思いました。
通常のお産の場合、前足に頭をのせるような恰好で子牛は産まれてくるのですが、
その足の先には母体を傷つけないように蹄の先にやわらかいカバーのようなものがついているのです。
そして産まれた子牛はそんなに時間をかけず自分でたちあがり歩き始めますので、そのときに邪魔になるカバーは自然とはがれるのです。
このようにお産と子牛は見飽きることがありませんでした。(しかも、プロの方々の解説付きです。)
当時の我が家では、そんな私をあきらめていたのか特に何も言われませんでしたが、
唯一、履いていた靴を玄関にぬぐことだけは、ダメと言われました。
酪農家さんと違って、我が家の玄関はひとつですから当然ですね。
色々な意味で恵まれていたと思います。
昔話にお付き合いいただきありがとうございました。