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藤井聡太氏の愛読書を読んでみたが、本当に面白くて途中でなかなかやめられず
一気に読んでしまった。
主人公のモデルは、出光興産の創業者である出光佐三氏だが、戦後
の仕事のない状況でも社員を家族とし、自分の資産を売り払ったりして、
一人も解雇することなく、大変な道のりを経て出光という大きな会社に成長させていく様子は、
生きる勝負師だなと感じる。この本を読むと、自分の信念を貫いて生きて行くためには、
模範解答のある勉強は、殆ど役に立たない事に気がつく。昨日、参議院議員の青山繁晴氏が、「これから
は、下克上の時代。今まで成功してきた人が成功できなくて、そうではなかった人が成功する時代になる」
というような事を話していた。青山氏は東大で教えているが、 学生達に、“受験戦争で勝ったことを忘れなさい。東大ブランドにしがみついていると、下降していくだったか落ちぶれる”という意味合いの話をしたそうだ。
知識も大切だが、それを活かせる判断力、洞察力、行動力があってこその知識だと感じた。
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