(記事より一部抜粋です。)
臓器移植は人々の命を救う1つの方法ですが、待機者が多く、実際に移植を受けられる人はわずかです。
また移植を受けたとしても、免疫抑制剤を服用し続けなければなりません。
これを解決するのが、「患者本人の細胞からバイオプリントした臓器を移植する」という方法です。
今回、アメリカのスタンフォード大学(Stanford University)の生物工学者マーク・スカイラー・スコット氏ら研究チームは、医療高等研究計画局(ARPA-H)との2630万ドルの連邦契約により、この夢の実現に向けた取り組みをスタートさせました。
彼らは、完全に機能する人間の心臓をバイオプリントし、5年以内に生きているブタに移植することを目指しています。
(感想)
豚の臓器を人間に移植するニュースは
最近よく目にします。
バイオプリントとはいえ、
今度は「人間」の臓器を「豚」に・・・・・
とちょっと衝撃的でしたが、
バイオプリントした「心臓」がちゃんと「豚」で機能すれば、
「人間」が自分の心臓をバイオプリントして、自分に移植できる
(他人の臓器は拒絶反応を起こすリスクがある)
そのための実験ということのようです。
しかも、米国連邦契約2630万ドル(約4000億円)で実現に向け取り組みスタート。
それにしても
3Dプリンタの進歩は凄まじいですね。
「バイオプリント」
心臓の一部をバイオプリントして、
100日以上自発的拍動を確認
今増えている思われる
心筋炎
心膜炎
心臓疾患
心筋細胞の再生
という治療技術にも期待できるのかも。