虹パパの日記〜「きれいなおじさんは苦手ですか?」〜

【小説】日の丸恵之助(ひのまる めぐみのすけ)物語〜その4〜

中学生になった
恵之助の成績は、ふつう。
運動も、中の中。
容姿、まぁまぁ。

大好きな野球といえば、
普通の能力を有しながらも、
本番では、ガチガチ・・・カチコチ・・・・ど緊張してしまい
ミスばかり。
よって、下の下の下で、レギュラー獲得できず。。。。

まぁ
良くも、悪くも
クセのない平凡な、忍者の末裔を微塵も感じさせない存在でした。

体臭も少ないらしく、

「男の子のお母さんたち、みんな息子の部屋が『男臭くて仕方ない』って言っているけれど、恵之助の部屋は全然臭わないわね〜」

と母はよく言っていました。

男性ホルモンも少ないほうらしく、、、、

体毛も薄い。

しかし、しっかり思春期はやってくるもので、
好きな女の子もできるのでした。

中学3年の「卒業」という言葉も聞かれ始めた頃、
最後のチャンスと周りでカップル成立という男女が増殖中に、

「俺、好きな人がいるんだ。」
「理香のことが好きなんだ。」

と、親友・春(はる)に告白をしました。

すると、春(はる)は、

「ごめん、俺も理香が好きなんだ。。。。」と。

ひょえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

これには、恵之助、全く気づいておらず、
心の底からの驚き。

親友・春は、
のちに大学生の時、

女性週刊誌の特集
「私の街の反町君」

に写真が載ってしまうほどの、今で言う

イケメン

でした。

しかし、

負けない。

俺のほうが、彼女のことを好きなんだから。。。。

つづく。

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