続きです。今日は、
ケアマネージャー試験
重要事項65
【63】生活保護制度
【64】障害者福祉制度
【63】生活保護制度
生活保護制度の運用にあたり、以下の4つの基本原理を規定している。
①国家責任による最低生活保障の原理
②無差別平等の原理
③最低生活保障の原理
④保護の補足性の原理
日本はいい国です。
日本に住んでいての「最低生活」が保障される。
国の責任で。
すごいなぁ〜
○保護の原理
生活保護法では、保護の4原則を規定している。
①申請保護の原則
②基準及び程度の原則
③必要即応の原則
④世帯単位の原則
○保護施設
①救護施設
②更生施設
③医療保護施設
④授産施設
⑤宿所提供施設
○保護の種類
①生活扶助
②教育扶助
③住宅扶助
④医療扶助
⑤介護扶助
⑥出産扶助
⑦生業扶助
⑧葬祭扶助
○介護扶助の支給範囲
①居宅介護
②介護予防
③福祉用具
④介護予防福祉用具
⑤住宅改修
⑥介護予防住宅改修
⑦施設介護
⑧介護予防・日常生活支援
⑨移送
なお、介護扶助の支給のポイントには以下のものがある。
①生活保護の補足性の原則により、
介護扶助よりも介護保険の保険給付が優先して支給される。
②介護扶助による介護の給付は、介護保険法及び生活保護法による指定
を受けた事業者などに委託して行われる。
③介護扶助の給付方法は、原則として、現物給付により行われるが、
住宅改修などの一部は、金銭給付の方法によって支給される。
【64】障害者福祉制度
○障害者総合支援法
1・障害者の範囲
身体障害者、知的障害者、精神障害者、発達障害者、難病を有する者が含まれる。
2・障害者総合支援法上のサービス
・障害福祉サービス
・自立支援医療
・補装具
・地域生活支援事業
がある。
障害福祉サービスの種類には、
・居宅介護
・同行援護
・行動援護
・療養介護
・生活介護
・短期入所
・施設入所支援
・就労移行支援
などがある。
2018(平成30)年4月の改正では、
自立生活援助と就労定着支援
の2つのサービスが新たに加えられた。
3・相談支援
・基本相談支援
・地域相談支援
・計画相談支援
に大別できる。
○障害者虐待防止法
1・障害者虐待の種類
・養護者による障害者虐待
・障害者福祉施設従事者等による障害者虐待
・使用者による障害者虐待
がある。
また、障害者虐待の類型としては、
・身体的虐待
・心理的虐待
・性的虐待
・ネグレクト
・経済的虐待
の5類型がある。
2・使用者による障害者虐待
使用者による障害者虐待を受けたと思われる障がい者を発見したものは、
速やかに、これを市町村または都道府県に通報しなければならない。
また、使用者による障害者虐待を受けた障害者本人も、その旨を
市町村または都道府県に届け出ることができる。