続きです。今日は、
ケアマネージャー試験
重要項目65
【53】地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
【54】介護老人福祉施設
【53】地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
○配置される専門職
医師、生活相談員、介護職員、看護職員、介護支援専門員など。
生活相談員は、原則として常勤のものでなければならず、介護職員や看護職員も、
1人以上は常勤でなければならない。
○入退所の取扱い
身体上または精神上著しい障害があるために
常時の介護を必要とし、かつ、居宅において
これを受けることが困難なものを対象にサービスを提供する。
入所者の入所時には、
そのものに係る居宅介護支援事業所の対する照会などによって、
そのものの心身状況、生活歴、病歴などの把握に努めなければならない。
また、入所者に対しては、居宅において日常生活を営むことができるかどうかについて、
生活相談員、介護職員、看護職員、介護支援専門員などの従業者の間で協議することによって、
定期的に検討しなければならない。
【54】介護老人福祉施設
○入退所
1・入所に対する留意点
入所申込者数が入所定員から入所者の数を差し引いた数を超えている場合、
介護の必要程度や家族の状況などを勘案して、介護福祉施設サービスを
受ける必要性が高いと認められる入所申込者を優先的に入所させるよう
努めなければならない。
2・退所に向けた入所者への検討
入所者が居宅において日常生活を営むことができるかどうか
について定期的に検討しなければならない。
○施設サービス計画の作成
施設サービス計画作成に際して実施するアセスメント
では、入所者及び入所者の家族と面接しなければならない。
作成した施設サービス計画原案の内容について、
入所者又は入所者の家族に対して説明し、
文書により入所者の同意を得なければならない。
そして、作成した施設サービス計画を入所者に交付しなければならない。
○介護支援専門員の責務
施設サービス計画の作成業務のほかにも以下の業務を行う。
①入所申込者の心身状況、生活歴、病歴、サービスの利用状況などの把握
②入所者が居宅において日常生活を営むことができるかどうかの定期的な検討
③保健医療サービスや福祉サービスの提供者との密接な連携
④苦情の内容などの記録