NPO法人大雪山自然学校 旭岳自然保全員ブログ

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【大雪山国立公園・旭岳情報】紅葉まだまだ楽しめます

2020年09月27日 | 大雪山国立公園旭岳・天人峡情報

【日付】2020/9/27(日)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】曇り時々小雨
【気温】~8℃
【風速】~5m/s

一週間ぶりに出勤すると、紅葉が進み一段と秋が深まっていました。

駅前の池を見ると、数日前に姿を現したキアシシギがいました。
普段姿見では見かけないカワイイ珍客です。姿見の池園地を気に入ってくれたのでしょうか?

野鳥を見にいらしていた方に、「鳥は出てますか?」ときかれたのでこの話をしたところ、
帰りに駅に戻った時に無事見れたとのことで、とても喜んでいました。

その他の鳥情報としては、裾合平へ登山にに行かれた方が、ギンザンマシコの写真を見せてくれました。

姿見展望台に行くと、前日降った雪が残る旭岳が姿を現しました。

噴気側から姿見展望台を見ると、天空に浮かんでいるように見えました。

姿見展望台の「愛の鐘」が、数年振りに鳴らせるようになりました。鳴らすには少しコツがいります。
お超しになった方には、記載されている由来も読んでいただきたいです。

姿見展望台のテーブルに貼ってあった「カラスに注意」の張り紙が、昨日の30m/sの強風でボロボロに。

姿見展望台にあった看板もこの強風で動いてしまい、危ないので移動を依頼されましたが、行ってみるとありませんでした。

姿見の池に落ちたのかと思い覗きこんでも見つからず。
移動先の石室を見たら、既に置いてありました。他の方が移動してくれたようです。

以前、やはり強風で携帯トイレブースのドアが外れて吹っ飛んでいたこともありました。

そんな危険な昨日の強風の中、Gパンにシャツ、持物は財布と水だけという方が下から登って山頂を目指していたようです。無謀にもほどがあります。
装備万全の登山者でも行かない天候ですし、Gパンがもし雨や雪で濡れたら、低体温症で死ぬこともあります。
常識ある行動をお願いしたいものです。

今日も、園地内でとても目立つシラタマノキの実の名前を何度もきかれました。
赤・黄・緑の中の、大きく白くて丸い実は、とても存在感があります。

強風で心配していたウラジロナナカマドは葉が散ったところもありますが、

意外と残っていました。紅葉の進みが遅い分、葉がまだ元気なのかもしれません。

足元の高山植物の紅葉も、日に日に色が深まりとても綺麗です。
特にチングルマの葉の紅葉が、第一展望台の下あたりや、

姿見階段下

鏡池から涸れ沢を渡った先などで赤い絨毯のようになり、訪れた方も驚かれていました。

帰りのロープウェイから外を見ると、木々の紅葉が進んでいました。
これからは車窓からの紅葉も日に日に色付いてきます。お見逃しなく!

明日の天気はよさそうな予報ですが、朝晩や陽の射さない時間は寒くなります。
脱いだり着たりして、体温調節できる服装がオススメです。

今日は御嶽山噴火から6年目でした。
旭岳も活火山です。

12〜13個ある噴気孔からは、轟音とともに高温の水蒸気が噴出していますが、噴火の兆候はありません。

旭岳自然保護監視員:羽馬 和美



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