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【日付】2020/8/14(木)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】晴れのち霧
【気温】~15°C
【風速】~2m/s
午前中、空は曇っていましたが街を見おろすと雲海のようになっていました。
駅舎の横に見えているのは忠別ダムです。
晴れている時はダム湖だけではなく、街を一望することができます。
姿見の池周辺ではミヤマアキノキリンソウやエゾオヤマリンドウといった秋の花が増えてきていますが、
花以外のものも徐々に秋の姿へと変わりつつあります。
【ウラジロナナカマド Sorbus matsumurana】
秋には真っ赤になるナナカマドは、ちらほら黄色くなり始めた葉が見られるように。
【チングルマ Geum pentapetalum】
緑の葉が群生している中、よくよく探してみると赤く色付いた葉も見られるようになりました。
葉が色づいて紅葉するのは落葉樹です。ツガザクラやハイマツといった常緑樹は紅葉しません。
どうして紅葉するのか、葉の中で何が起こっているかは以下の記事に分かりやすくまとまっています。
WebマガジンBuNa「なぜ紅葉するの? 葉の色が変わる「色素」のメカニズム」
https://buna.info/article/1929/
色付いた葉が出始めている他、ふわふわした綿毛のチングルマが徐々に増えてきたように思います。
綿毛の先にはこのように種子がくっついています。
タンポポと同じく、綿毛があることで遠くまで種子を散布することができます。
徐々に秋へと変わりつつある旭岳。
雄大な景色はもちろん、足元に広がる小さな変化にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
旭岳自然保護監視員 :三部真優
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