昨日8月13日で 開腹子宮筋腫全摘手術から2年が経過しました。
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当時の日記より
2008年8月11日(月) ―入院前日―
特に普段と何もかわらない。
入院準備をした。大きいかばん2つ。
ゆっくりお風呂
2008年8月12日(火) ―入院当日―
お墓参り
午後1時過ぎ病院到着
病室はF8(東)の婦人病棟
個室は、シティーホテルのようだ。
新しくてきれい。
明日の手術についてのビデオを病室TVで見た。
次々と今日、明日の担当の者だという看護師さんや技師さんなどが挨拶にくる。
誰が何なのか?ハッキリいってよくわからない。
明日の手術の為 手術部分の除毛される。
婦人科の診察台で婦人科の診察の時のような格好で電気カミソリで剃られる(||゜Д゜)嫌だなぁ。
PM9:30消灯 窓から見える夜景が素晴らしくキレイだ。
ぜんぜん眠れず・・・
明日の手術はAM9:00~開始予定
2008年8月13日(水) ―手術当日―
全く手術という気がしない。
AM6:00に浣腸(;´д`) (昨夜もしたのに・・そんなに出るはずない)
手術着に着替える。
AM8:30 主人と息子2人が来てくれる
点滴はじまる。
点滴したまま手術室まで看護師さんについて自分で歩いて行く。
ドラマみたいにベッドに寝たまま手術室に入るのかと思ってた。
なんかマヌケな感じ。
全然、手術する気がしない。
家族とは部屋で別れる。
手術室でビニールキャップかぶる。
血圧計を右腕につけられた。
硬膜外麻酔をしている最中に左半身に痛みが走る
「痛い!!!!左側が痛いです!!!」
苦痛を訴えると、麻酔チームおよび看護師達が慌ててる様子。
口に酸素マスクのようなものをあてられ
一気に意識がなくなる。
その後の記憶一切なし
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日記は、術後は書いていない。
何故書かなかったのか覚えてない。
私は自分でいうのもアレだが、筆マメな方だ。
多分、それだけ身体の調子が良くなかったんだろうと思う。
手術終了すぐの記憶は全くなし。
手術は2時間半くらいかかったらしい。
出血が多く、輸血あり。
病室に戻った時の私は、多分出血が多くて輸血したのもあって
顔色が真っ青で死んでいるように見えたとか(子供が言ってた)
すぐに喋ることも出来なかった。
目も開けられなかった。
子宮筋腫なんて、手術してしまえばヘッチャラ~ρ(′▽`o)ノ゛ って思っていた私。
でも、身体へのダメージは大きかったようだ。
術後の回復は悪かった。
いつまでも傷口から出血、
膣からの出血が1ヶ月以上続いた。
体調もすこぶる悪かった。
その後もお腹の中の傷口を縫い合わせた糸が出たり
硬膜外麻酔の失敗?のせいで左足に術後2年をむかえた今でも痛みというか違和感が
残っている。
この手術の4ヶ月後に腎臓癌発覚。
今から思えば、術後の回復が悪かったのも腎臓癌が進行していたからだろうか?
なんだか、子宮筋腫手術をすれば元気100倍になる予定だったはずが
4ヶ月後に腎臓癌・・・
想定外の展開になってしまったけれど、
あっという間に2年が経ちました。
2年後の8月13日は、仕事でした。
健康っていいね。
しみじみ そう思いました。
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手術した記念日にこうやって、当時の記事を読んで健康のありがたさを再認識するってとても大切だと思います。
本当にそうですね。何不自由なしの生活に戻ってくると、だんだんと健康の有難さを忘れてしまって、食事や生活が少々乱れてしまったりもしがちです。
また、気を引き締め直して生活したいと思います。
当時のそらさんの体調や心中を思うと心痛みます。辛かったね。。。。
元気になって本当に良かった~v
毎日に感謝です☆
食事乱れますよね。去年はとてもきれいな血液だったのに(人間ドックで)今年はLDLコレステロール、総コレステロールがアウトでした;;
そらさんが言うように気を引き締めて生活しなくちゃと思ってたところです。
今年の夏は特に強烈なのでお互い乗り切りましょうね^^
そっか。SORAに出会った時は、その手術後やったよね?出会ってすぐに腎臓の手術やったもんね。
SORAの回復力ってすごいな!
今年は残暑が厳しいと言われてるけど、そちらはどう?奈良は暑いけど、立秋あたりからトンボも飛んでる。
汗をたくさんかいたら、クエン酸系のドリンク飲んで、体力の消耗を防ぐんだよ~(^_-)-☆
とにかく元気そうで、よかった♪
毎日暑いですねぇ~体調どうですか?
そうそう、食事なかなか管理するのは難しいですよねぇ^^;
多分、秋頃に会社で健康診断があるのですが
私もコレステロール値とかヤバそうです(汗)
何か腎臓が悪いとコレステロール値が上がるとか聞いたことがあるのですが???違う?
どちらにしろ食事少し気を引き締めないといけませんね~。
残暑お見舞い申し上げます。
早いもんで、みっきょんと出会って2年以上が経つということやね。
なんか、みっきょんには私の病気ばっかり心配されてるよね(笑)
奈良も暑いよねぇ~めっちゃ暑かった!!!
実は20日まで少し奈良に帰ってました。
父の初盆だったからね。
遷都祭で盛り上がってたね~奈良!
暑い中、平城旧跡にバスで沢山の人が行くのを見かけ、子供の頃からいつも見てた何でもないような平城旧跡が注目されてるのが、変な感じでした(笑)
お盆は仕事で、それから休みをもらってたんよ。今回は、友達には誰とも会わず、
姉の家でのんびり過ごさせてもらっいました。
昔、僕は四日市にいたので、奈良県や岐阜県には親しみを感じますね。
そういえば今年の4月22日はJR奈良駅前で野宿しました。JRも高架になって、キレイでした
昔の面影はない(笑)
普通の人は私鉄でしょうが
お大事にご活躍下さいませ
ありがとうございます。
銀三郎さんのお母様のお加減はいかがですか?
術後は、少しの間は何だかんだと身体のちょっとした不調が気になりますが、日にちが経つにつれ元気になられると思います^^
お母様のこれからの回復お祈りしています。
PS.JR奈良駅は本当に昔と変わりましたね。
先日まで奈良に帰っていましたが、
奈良駅だけでなく平城遷都1300年祭で道路などもかなり整備され変わりましたね。
お久しぶりです。私のブログにコメいただいた後に急いで、コメ入れています(汗)
PET-CT受けてこられたのですね・・・
私も手術前に、PET-CT受けてきました。
検査の説明は、病院で受けられていると思うので蛇足になってしまいますが、一応私の専門範囲ですので、余計な情報をコメします。
普通のアイソトープ検査(骨シンチなど)は、ガンマ線というX線を出すアイソトープに、骨に親和性のある物質を結合させ、注射で血管内に投与します。
その後、骨が痛んでいる処に集まったアイソトープから出るガンマ線を体の外から機械でなぞって検出します。すると、骨の形だけが写真となって絵になります。この絵の濃淡で診断をしていきます。
ガンマ線は、体の外にはでますが、部屋の壁は通らない程度の強さであることと、6時間ごとに半分に減ってしまい、余ったものはおしっこに排泄されてくるので、検査が終わるとほとんど周囲にはでなくなります。
それに対して、PETで使用するアイソトープはガンマ線とは比較にならない強さのX線を2つの方向に出しますので、普通の壁は通過してしまい人体への影響も強いので検査後しばらくは、お子さんなどと接しないように指導を受けます。数時間で半分の量になりますし、尿から排せつもありますのでので、翌日には問題ないレベルになります。
昔は、保険適応でない疾患もあったので、1回の検査で20万程度負担がありましたが、現在各種癌の検査としては保険適応となっていますので、数万円の負担で済むようになりました。
CT・骨シンチ・MRI・採血などをすべて行うよりPET1回で全身を精査できるので、最近は定期的なPET検査で、経過を見ている病院も多いようです。
すべての癌腫に集積するわけではありませんので、残念ながら万能な検査ではありませんの。実際、私の肝臓がんでは集積しませんので、5cmの腫瘍でさえまったく集積しませんでした。
5mm以下の病変の検出も難しいと思いますので、早期胃がんや小さな病変では、陽性と出ないことがよくあり、新聞で騒がれたこともあります。
それでも、現時点で一番敏感な検査であることは間違いありません。
アイソトープ投与後、暗い部屋で音楽も聞かずにじっとする時間がありますが、あの時間が裁判所で判決を待っているような心境になり、耐えがたい時間に感じてしまったのは、わたしだけでしょうか?
検査終わってすっきりされたのに、余計な情報かもしれませんので、必要無ければ削除ください。
詳しいPET-CTの説明ありがとうございます。
専門分野の先生からの説明は、有難いです。
なかなか病院では、ここまで詳しく説明を聞くことはないので大変参考になりました。
検査が終わってスッキリした感じもありますが、
やはり体調の微妙な変化には、今でも「もしかして?」と不安は感じてしまいます。
このような病気をしたのですから、多少は不安を持ち続けるのは仕方ないですよね。
でも、今年の夏の猛暑にも負けず
痩せずに元気に過ごせているので心配ないと思っています(笑)