発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4693.~高等部、スタート!~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「入学式では、生徒代表」(4月30日)

おはようございます。朗豊ゼミナール国分寺教室の植野です。

「先生、僕、頑張りました!」

新しい制服姿で来室されたR君。ネクタイもしめて、紺のスーツ姿、もう立派な高校生です。

4月からR君は特別支援学校の高等部に進まれました。

「緊張した~」、

R君は中学校での力が認められて、入学式に生徒代表で皆の前で挨拶をしたのでした。

読む練習や所作の確認をし、挨拶に臨みました。

当日立派にできたようで、本当に何よりでした。

 

小3から朗豊ゼミナールに通われて、もう7年。

最初は学習態勢に難しいところがありましたが、朗豊で勉強をしていく中で、少しずつ成長を積み重ね、

授業で一緒にたくさんのことを学び、WISC(知能検査)の数値も上がりました(110前後に上がったものもありました)。

今は特に本を読むことが好きで、世界や日本の歴史のこと、絶滅危惧種のこと、映画の話など、

2時間続きの休憩の時に、本の内容をよく講師にも聞かせてくれます。

歴史については、「この人物とこの人物には共通点がある」、「この歴史は過去のこの出来事と同じ原因で起こったんだ」、

など自分で発見した内容も盛り込んで説明をしてくれ、「すばらしいなぁ」といつも感動しながら聞いています。

 

高等部でも引き続き国分寺教室にお通いになり、パソコンのブラインドタッチや検定を目指しながら、

学習もさらに進めていきます。

知的好奇心いっぱいのR君、これからもたくさんのことに興味を持って、一緒に楽しく、いろいろなことを学習していきましょう。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

R君、いきいきと意欲的ですね。入学されてひと月が経とうとしていますが、高等部生活はいかがでしょうか?R君の成長ぶりは、R君に続く生徒さん方に大きな希望を与えてくれます。小学校の中学年は誰もが所謂ギャングエイジであり、行動の機能的な面に拍車をかけるように学習態勢が問題化することもあります。この時期の、対応が大切です。講師は穏やかに対応し、“できる”課題から提示して学習への取り組み姿勢を少しずつ整え、自信を持てる方向へと導きます。数年のプロセスを経て、中学では模範的であったとは、すばらしい。「あせらない・あきらめない・あまやかさない」、まさにその好ケースですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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