発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3991.~自身を問う2~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ぼくの良いところ?」(2月1日)

おはようございます。国分寺教室の海野です。

入試も意識して作文の練習を始めてほどなく、

「今日は、自分の長所について書いてみるのはどう?」と提案。

「ぼくの良いところ?」と首を傾げ、少し難しいかなと思ったら、

「優しいところかな」と。

「そうだね、それを書きましょう。」と具体的に膨らませていくと、

「友達に、順番どうぞって譲ってあげるよ。話も聞いてあげるよ」と、しっかり自分をとらえていました。

普段の教室での様子とはまた少し違う面を知り、うれしくなります。

実際に原稿用紙に文章にするのは、引き続き練習が必要とはいえ、題目に適切に答える第一歩は踏み出せているようで、一緒にがんばっていきましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

作文学習は、生徒さんが自身に向き合うということにおいて、とても有効ですね。自己評価、自己肯定にもつながります。自身の良いところを見つけられるか、という点は生徒さんの自己認識状況を把握する上でもとても大切なひとつの尺度となります。時に、「良いところは何もありません」という言葉が返ってくることもあります。そのような場合は、無理やり良いところを見つけさせるのではなく、良いところが何もないという本人の言葉からスタートして一緒に自己分析を進めてあげましょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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