発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

6.集中力を(時を忘れて)

 おはようございます。造形リトミック教育研究所の玉野 摩知佳です。

* 楽しいからのパートナー
* 新しく知るからのパートナー
* ちょっと簡単からのパートナー  


6.「集中力を(時を忘れて)」

Q:どんなとき 時を忘れてしまうほど集中?  

 公園で遊んでいるとき、水で遊んでいるとき、水中メガネで水の中を見ているとき、パソコンでゲームをしているとき、カタログを見ているとき、図鑑を見ているとき、自転車に乗って初めての場所に行くとき、レゴやブロックキャップで何か作っているとき、絵を描いているとき、機械を分解しているとき、ジャンクコーナーでパーツなどを見ているとき、魚釣りをしているとき、虫を観察しているとき、初めての映画を見ているとき、遊園地にいるとき、水族館で水槽を見ているとき、検索しているとき、新しい機械をさわっているとき、初めてのお店に行ったとき、本来は見えない部分の構造がスケルトン(透明)になって見えているとき、図解で説明してあるとき、不思議なことの説明を聞いているときなど・・・

 色々なときがありますが、時間を忘れるほど集中できることは幸せなことで脳にとってもとてもよい状態です。見方によっては、自らを良い状態に整えているとも考えられます。

 また知的障害や発達障害を持つ方は一見同じことばかりしているようにみられがちですが、一方で「飽きる」ことも多くあります。比較的抵抗の少ない対象で、「初めてのこと」や「知らないこと」など、知る楽しみや世界が広がるおもしろさを経験していくことは、自分を良い状態にしていく楽しいトレーニングになっています。しかもこれは、将来の就労や社会参加の窓口を少しずつ広げていけることにもつながります。


 教室では、毎月「新しいテーマ」を決めて、新しい曲、新しい工作、新しい教材などに取り組んでいます。生徒さんからは、「今月の課題は何?来月は何?」などの質問が出てきます、社会もどんどん変化しますので、私たちもどんどん夢のある新しい新鮮なコンテンツを用意したいと考えています。

「学習の定着」という面からも、楽しければ自ら勝手に繰り返しますので自然と確実に定着していきます。好きで繰り返してるうちに上手になって定着するなんて良いですよね。

info@zoukei-rythmique.jp  造形リトミック教育研究所
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