3281.~授業の面白さとは~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「勉強ばっかり…」(10月15日)~
おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。
授業の合間にある生徒さんが、ふとこんな言葉を口にしました。
「最初のころ、お母さんからエレファースは面白いからと言われて遊べると思ってきたのに、勉強ばっかりだった」、生徒さんは愚痴をこぼしただけなのかも知れませんが、その言葉が頭から離れませんでした。
学年が上がり、学習態勢が整ってきた生徒さんに対して、学習内容の理解と定着ばかりを考えていました。結果、プリント等で問題を解くことが多くなり、正解出来たら定着のためにもう一問。ちょっと難しい問題もやってみよう。と少々あせってやらせていたのかもしれません。
そこで、生徒さんの特性を見つつ、好きなこと、やりたいことを交えながら、あせらず、欲張らず、生徒さんが“面白い”と思えるような授業ができるよう工夫していきました。
やはり、「あせらない」なのですね。ゆっくりじっくり、そして欲張らない。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「あせらず、欲張らず」、その通りですね。Elephasの面白さは、遊びがあるからではなく、講師が冗談を云ったりアニメの話をしてくれるからでもありません。Elephasの面白さは、生徒さんが分かるための授業の工夫にあります。生徒さんが学習に行き詰まった時、「こんなやり方を試みたら」とアドバイスをしたところ、授業後に講師より、「今日は生徒さんが“もっとやりたい!”と言ってました」という報告を受けました。これこそが、Elephasの面白さです。